【朝米会談現地取材】日本メディアの無知と偏見

海外には存在しない「キシャクラブ」の壁  D・トランプ米大統領と金正恩朝鮮国防委員長は6月12日、シンガポール南部セントーサ島で史上初の朝米首脳会談を行った。  私はシンガポール通信情報省が発行する記者証を得て、10~1 …

関西学院大准教授 貴戸理恵さんインタビュー(下)

 自身も不登校の経験をもち、研究者として「生きづらさ」を追究する貴戸理恵さん。インタビュー後半は「生きづらさ」を抱える人へのメッセージを含むものとなった。 「づら研」のスタート ――「づら研」スタートの経緯と意義は? 貴 …

【文化欄】みんな居場所を求めてる めだか古書店(西田店主)

若者が住むシェアハウスに学ぶ  「禍転じて福となす」と言ってしまっていいのか、母親の介護というある種、密接的な関係のなかで予想外のちょっとした運命的な拡がりを感じている、という。  「めだか古書店」の西田さんは、もともと …

【本 BOOK】訴因 安倍晋三

洒落もきかせて遊び心で楽しめるように  2018年初め、市民社会フォーラムという「分野を超えた学習・交流と、社会へのさまざまな問題提起をしよう」との考えに基づき幅広いジャンルの学習会(講演・シンポジウムなど)を開催してい …

イスラエルの排外主義 アフリカ難民を強制送還

ルワンダと秘密協定「難民を引き取れば金を払う」  イスラエル政府が「イスラエルにいるアフリカ難民を引きとれば金を支払う」との秘密協定をルワンダ政府と結んでいたことが、昨年暴露された。イスラエル人権専門弁護士=イタイ氏によ …

【イタリア総選挙】

 3月4日イタリアの総選挙で、与党の民主党とファルツァ・イタリアが敗北、ポピュリズム政党五つ星(32%)と右翼政党リーガ(同盟)(17・69%)が勝利、連立政権を発足させた。五つ星というのは発展・水資源・持続可能性ある交 …

【実録】公安警察取り調べ(6)

 逮捕から8日目、2回目の検事調べのため、早朝、検察庁に連行された。容疑者は、手錠と腰縄で拘束され、数珠つなぎにされてマイクロバスに乗車する。検察庁に到着すると、鉄格子の待合室に収容されるのだが、ここでは各警察署からの容 …

朝米首脳会談 

 史上初の朝米首脳会談は、予想を超える友好ムードに包まれ、朝鮮戦争終結・朝鮮半島非核化に向けた、大きな一歩としてスタートを切った。金正恩氏・トランプ氏の思惑は量り難く、紆余曲折はあるだろうが、目的達成に向けた関係諸国のよ …

【ぷりずむ】自然の波に逆らうと、ろくなことはない

 湿度が上がってくると、身体に熱がこもって、だるい。やる気がしない。やる気がしないのは高温多湿のせいなので、私は悪くない。文句を言うなら天気に言ってほしい。だいたい、近代のシステムというのは、季節を問わず、一定のリズムで …

連帯労組近畿地本・西山直洋執行委員に聞く

 「全日本建設運輸連帯労働組合」の「関西地区生コン支部」が、年明けから右翼や警察権力の攻撃を受けている。悪名高き「在特会」関係者が全面に出て、事務所前の街宣や暴行やネットでの攻撃、警察の家宅捜索が続いている。背景に何があ …

「生きづらさから考える当事者研究会(づら研)」 社会学者 貴戸理恵さんに聞く・上

 「生きづらさ」という言葉が、すっかり定着した日本社会だが、それは、様々な形態・要素・要因が重層的に絡み合う包括的で曖昧な言葉でもある。人民新聞では、10数年前から当事者インタビューなどを重ねてきたが、「生きづらさ」は、 …

【時評短評 私の直言】東京五輪再開発と投棄の闇

 2020年、東京五輪。その開発地を歩くと、「コンパクト」などとよく言えたものだと、つくづく思う。五輪開催の目的には、あきらかに不動産開発が組み込まれている。「東京大改造」という言葉が表わすように、それは、前代未聞の巨大 …

生徒向け復興庁パンフのウソ

偽りだらけの「放射線のホント」  政府は、放射線被曝についての子ども・生徒向けのパンフレットを公表している。復興庁パンフ『放射線のホント』だ。マンガも交えて主張されているのは次の10項目。全て偽りである。 1.放射線はふ …

【本 BOOK】母の憶い、大待宵草―よき人々との出会い古川佳子・著

箕面忠魂碑違憲訴訟を闘った人々  箕面忠魂碑違憲訴訟をご存じだろう。本書は、大阪府箕面市が学校敷地にある忠魂碑を公費で移設したのは憲法違反だとして、1975年以来市民運動を始めたグループの当初からの中心メンバー・古川佳子 …