在札幌中国総領事による 恫喝事件を告発する 団結香港工人市民・日本札幌小組 宮澤 直人

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 香港市民支持を訴えて領事館に申し入れを行った友好協会会員有志の行動を報告したが、北海道の日中友好協会の関係者によると、在札幌中国総領事・孫振勇氏が北海道の日中友好協会幹部を呼び出したり、電話をかけたりして恫喝ともいえる圧力をかけている。


 有志が申し入れを行ったのが王岐山国家副主席の北海道訪問の日であったため、札幌の総領事は東京の大使や本国にも報告せざるをえなかった。友好協会幹部は、有志の除名までほのめかしているという。そこには日本の自主的な組織への尊重はまったくない。習近平体制の日本への延長だ。


 この間、在日中国大使館は巧妙に香港支持運動への対応を行っている。愛国主義で動員する中国留学生たちは、右翼「幸福実現党」などの反中勢力に対するカウンター行動に投入されている。左翼勢力の香港市民支持行動に対しては、影響が及ぶ可能性のある中国学生を投入せず、ゲートを閉めて対応しない。日中友好団体内での動きに対しては、恫喝して抑え込む。


 習近平国家主席の来日までは、中国政府の直接介入の可能性は低い。その分、香港警察による香港民衆蜂起への全面制圧の可能性は高いと言える。

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