統一地方選最前線 持続可能で、再チャレンジできる社会を! 兵庫県尼崎選挙区 丸尾牧さん

 統一地方選が本番を迎えた。前号で兵庫県議選尼崎選挙区に立候補している弘川欣絵氏(立憲民主)の支援者の投稿を掲載した。同選挙区は、定数7に対し10人が立候補しているが、自民=2、公明=2、維新=2、共産=2、無所属市民派 …

民主主義の根幹に関わる水道民営化、日本は逆 チーム北摂 森理江さんインタビュー

昨年7月、水道法が改正された。新自由主義を進める安倍自民政権は、「規制緩和」を推進。法改正によって、水道事業に民間企業が参入し、企業と自治体との「コンセッション契約」が促進される内容が含まれている。  必要不可欠で、人権 …

【8年目の3・11】止めなくした被ばく線量下限 渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく研究会)インタビュー

前号に続き福島原発事故問題を取り上げる。「市民と科学者の内部被ばく研究会」の渡辺悦司さんは先日、「放射線被曝のもたらす健康影響の全体像の把握に向けて」を書き上げた。そこでは、(1)放射線によるがんや心臓病に加え、脳や神経 …

【時評短評 私の直言】「怒りをこめてふり返れ」―フクシマ2011・3・11~ シネマブロス 宗形修一

 表題は、イギリスの劇作家ジョン・オズボーンの戯曲「怒りをこめてふり返れ」(1956年)から借りた。劇は既成秩序に不満をもち旧来の価値観を受け入れようとしない、反体制的な青春〈怒れる若者たち〉を描いた。1958年には映画 …

8年目の3.11 見せかけの避難指示解除東京五輪を利用した復興アピール破綻 福島在住 遠藤 智生

 政府が「20年度末まで」と設定した「復興・創生期間」まで、残り1年3カ月。来年夏の東京オリンピックを国際的に「復興」アピールの場にしたい日本政府にとって、本番1年前の正念場を迎えることになる。  今年の福島はどうなるか …

【時評短評 私の直言】軍国主義の教訓忘れた過去最大の新防衛大綱と軍拡路線 柿山朗(元外航船長/元海員組合全国委員)

 2018年12月、政府は、新たな防衛力強化の指針「中期防衛力整備計画(中期防)」を決定した。特徴的なのは、(1)護衛艦いずも型2隻の空母への改修、(2)最新鋭ステルス戦闘機(F35)の購入、うち18機はいずも型空母へ積 …

【沖縄現地 ヤンバル便り】辺野古土砂投入強行 県民投票に勝ち抜き阻止しよう 辺野古カヌーチーム/県民投票を成功させる名護市民の会 金 治明

 沖縄・辺野古への土砂投入を阻止する陸海にわたる粘り強い行動が続いている。基地建設をめぐる県民投票は、5自治体が拒否していたが、県民の闘いの末に2月24日に全県で実施されることになった。カヌーチームの金治明さんに、現地情 …

【豊中市】闘いは終わっていない!今だから語りたい! 森友問題の真実 森友学園問題を考える会・高橋もと子

 2月2日、会場のアクア文化ホールは550名の市民で満席となった。  まず、近畿財務局元職員2名と「森友学園問題を考える会」・山本いっとく(元豊中市議)の対談から始まった。元職員として実名で語ることは現職員を苦しめること …

南北和平に危機感 対立煽る安倍政権 ソウル書林 李 慈勲さん インタビュー(聞き手 編集部 村上)

 慰安婦・徴用工、レーダー照射問題と、日韓関係が悪化している。特に日本の韓国敵視が目にあまる。安倍政権は、軍事拡大や国民統合のために緊張を煽り、朝鮮半島が和平に向かうことを妨害しているかのようだ。  韓国で生まれ、大阪で …

【2019新春討論】 前編 資本主義の横暴と対峙する世界的な民衆運動の行方  酒井隆史(大阪府立大学教授)・原口剛(神戸大学准教授)対談

2018年の終わりには、フランスから「黄色いベスト」運動が始まり、ヨーロッパの他の地域へも飛び火している。また、年末年始にはニューヨーク証券取引所では、トランプの政権運営・米中貿易戦争の不透明感が増すなか株価の大規模な変 …