強行採決から1年臨時国会の攻防 反改憲運動通信編集委員会 国富 建治 9月26日に召集された臨時国会で安倍首相は、環太平洋連携協定(TPP)の承認・関連法案の成立に全力を挙げるとともに、改憲論議を本格化させる意向を表明 …
ミサイル配備は戦争への導火線 先島諸島が本土防衛の盾に!
宮古島自衛隊基地建設 射程距離300㎞の地対艦ミサイル配備 宮古島への自衛隊基地建設が住民の強い反対にもかかわらず、強引に進められている。政府は、尖閣諸島の防衛を強化するため新型のミサイルを開発し、宮古島市や先島の主要島 …
中国 覇権国家への道進む
愛知大学名誉教授 加々美 光行 南シナ海への軍事進出、AIIB(アジアインフラ投資銀行)設立など、覇権国家への道を進む中国。一方で、環境問題・経済格差に対する「騒乱事件」が広がり、習政権は決して安定政権とはいえない。「 …
高江現地レポ 森と暮らしを守るため 不屈のたたかいがつづく
金津まさのり 法を無視した強権発動が沖縄で行われている。ヘリパッド建設予定地の高江では、周辺住民が、県道での検問や封鎖の禁止を求めた仮処分申請を行っている。第3回審尋(1日、那覇地裁)で、住民側は、「7月の検問は反対運 …
安倍晋三と日本ナショナリズムについて
田畑 稔(季報『唯物論研究』編集長) <田畑稔さん>季報『唯物論研究』編集長、大阪哲学学校世話人、21世紀研究会代表世話人など。主著に『マルクスとアソシエーション』(新泉社、1994年)、『アソシエーション革命へ』(共編 …
伊方原発 無謀な再稼働
原発さよなら四国ネットワーク 酒肆 和子 8月12日、市民グループ150人がゲート前で抗議するなか、伊方原発3号機が再稼働した。伊方原発は、日本最大の活断層=中央構造線の直近にある。熊本地震は、同構造線の活動によると考 …
境界線上に立つ(4)琉球独立論と日本社会 本紙企画連続対談
松島泰勝(龍谷大教授)VS下地真樹(阪南大准教授) 沖縄・高江では、ヘリパッド建設に反対して座り込む住民・市民らのテント・バリケード車の強制撤去・重機搬入が危ぶまれ、緊張が続いている。参院選が終わったとたんに、県との和 …
【参院選意見特集】この現実を見据え再出発を
ノー 突きつけた沖縄と福島 福島・シネマブロス代表 宗形修一 参院選は、「改憲阻止」を争点に、「野党共闘」の有効性が問われた。与党の争点隠しや保守メディアの世論誘導がありながらも、野党共闘は一定奏功し、全国32の1人区の …
進まぬ原子炉解体作業 広がる汚染
小出裕章さんインタビュー 東電は3月末、「凍土遮水壁」の運用を開始したが、5月になって、計測地点の約1割で凍っていないことがわかり、62カ所でセメントを注入する追加工事を行っている。さらに東電は、事故前に定めていた年 …
【境界線上に立つ2】異なる世界観を持つ人に交わり、内省すること
片岡英子(会社員・大学院生)×日野貴博(学習支援団体アトラス代表) 連続対談「境界線上に立つ」第2回目のテーマは「職場という闘争の場」。片岡さんは民間企業勤務、日野さんは学習支援団体の代表で、傍からみれば「今風の若者」 …
【米軍属暴行殺人遺棄事件ー言葉を失う沖縄の悲しみ・怒り】すべての基地を撤去せよ!
那覇市議会議員(沖縄社会大衆党) 平良 識子さんインタビュー 在沖縄米軍による犯罪が、またもや明らかになった。「狙う女性を2〜3時間探し、見つけた女性を背後から棒で殴って襲った」(容疑者・米軍属の自供)という強姦事件で …
パナマ文書 税務当局は徹底調査と課税を
TPP交渉差止・違憲訴訟の会副代表/弁護士 和田 聖仁さんインタビュー 「租税回避地」とも訳されるタックスヘイブンの一端が暴露された。パナマ文書公開を前にして、金融取引の老舗=ロンドンでは、「税の公正を求めるグローバル …
【境界線上に立つ 第1回】苦しみつつ志向する時間や空間を
対談者:松岡千紘(ラッパー・大学院生)×山下耕平(NPO法人フォロ) 本紙では「境界線上に立つ」をテーマに、連続対談を進めている。第1回目は、「現代社会をサバイブすること」をサブテーマに、山下耕平さん(NPO法人フォロ …
【地震と原発】九州大地震で中央構造線に火がついた!地震が収まるまで原発は止めておこう
松山市で伊方原発再稼働阻止の集会・デモ(4月23日)と1泊2日の再稼働阻止・全国相談会(23〜24日)が行われた。「伊方原発再稼働を許さない集会」は、市中心部にある城山公園で開催され、2800人が参加。2コースに分かれ …
【連載 移住労働者から見た日本1】人間を「労働力」としか見ない日本社会の歪み
インタビュー:RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク) 早崎直美さん 編集部では今回、移住労働者をとりまく政治・社会問題について連載を開始する。第1回目は、20年以上にわたって移住労働者へ …