HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団共同代表・山西美明弁護士 子宮頸がん予防のために盛んに接種が謳われたHPVワクチン。副作用が多発し、全国訴訟が展開され、厚労省は積極的な接種を取りやめている。 本紙では、HPVワクチン …
「ネオリベラリズム土建国家」の正体と「生」の収奪
福島、東京、大阪、沖縄、リオ、北米…大地を奪う国家の暴力 神戸大学大学院人文学研究科准教授 原口 剛 本紙は、原発事故の避難者を福島にむりやり戻す政策、東京五輪・大阪釜ヶ崎の再開発、辺野古新基地建設を批判してきた。その共 …
関東から全国に多くの避難者 移住は新しい人生と世界をひらく
大阪で「3.11関東からの避難者たち」スタート集会 放射能被害の東日本全体への拡大を受けて、2月に「Go West,Come West!!! 3.11関東からの避難者たち」が関西で結成された。3月19日に大阪・長堀橋の中 …
フリーター労組運動の10年 「この世界」から「別の世界」へ
数センチ先、まだ見出されない方向に フリーター全般労働組合 山口 素明 2000年代後半、「派遣切り」などが社会問題化し、フリーターの労働組合が全国で結成された。「生きさせろ!」「プレカリアート」「反貧困」を掲げて集会や …
時評・短評 私の直言 今さらながら…上野千鶴子の「反」移民論ってどうよ?!
深見 史 2月11日東京新聞に掲載された上野千鶴子のインタビュー記事に対して、外国人支援団体である移住連が公開質問状を発し上野さんがそれに回答、さらに移住連が反論する、というちょっとした「事件」があった。 上野さんは …
アベノミクスに的確な批判と対案を
金融資本主義を地域の協同労働で乗り越えよう 京都大学名誉教授/大阪労働学校・アソシエ学長 本山 美彦さんインタビュー 安倍政権が5年目を迎え、いまだに高い支持率を維持。強行採決を連発できる独裁状態が強まっている。それは …
出口の見えない混沌、劣化する社会
現代の若者は、日本社会をどう見ているのか?自分自身の生きづらさ・ 限界を抱えながら他者とつながる 20~30才代の若者は、日本社会をどう見ているのか? 4名に集まってもらい座談会を行った。うち3名は、何らかの社会運動に関 …
東西で強行される「被災者切り捨て」
阪神淡路大震災22周年の抗議集会―福島避難者のアピール 編集部 園 良太 阪神淡路大震災から22年目の1月17日、神戸市役所南側の東遊園地で「阪神淡路大震災1・17のつどい」(神戸市、市民、ボランティアによる開催)が …
バリアのない街 ナショナリズムを越え、 隣人を迎えいれるために
外国人介護士と介護現場 遙矢当 〝Sorry, We can’t explain our reason to you 〟 私は電話口でそう繰り返すばかりだった。電話口で「なぜですか?!」と繰り返し問うフィ …
マルクス×フェミニズム×「生き方と実践」の視座から
多くの人が繊細に、適当に、ちゃんと生きてほしい 「主流秩序の囚われ」を問う NOVO(非暴力ルーム・大阪)イダ ヒロユキさんインタビュー 本紙前号(1600号)に「加害者を変えることでDV被害をなくす 非暴力な社会 …
居場所つくり 加害者を変えることでDV被害をなくす 非暴力な社会をつくる
非暴力ルーム・大阪 イダヒロユキさんインタビュー 女性・労働問題をはじめ、相談活動やユニオン活動に取り組むイダヒロユキさん。90年代初頭から女性の非正規労働者の問題に取り組んできた。 イダさんが関わっている非暴力ルーム …
入管収容場問題 診療拒否、無期限拘束、ハンスト、自殺未遂…
欧州や米国で移民・難民排斥運動が強まっている。日本では、難民申請者7千名超のうち認定者数27名と極めて低く、以前から排他的だ。実態はいかなるものか? 永井さん(仮放免者の会)による入管収容施設問題の概説と本紙による入管 …
学生の「日常空間」はもはや大学ではない
10・3京大集会に寄せて 東京・学生 鵜戸口利明 4人の学生を懲戒処分した京都大学 ぼくは去る10月3日、京都大学時計台前における集会に行ってきた。立ち上がったのは「京大同学会」「サル化する京都大学を憂うゴリラ有志の会 …
「売り手市場」の評価の裏側で企業・大学に翻弄される就活生
理不尽なのは「圧迫面接」だけじゃない 関西の大学4年生 ムー(仮名) こんにちは! 私、関西の某大学に通う4年生のムー(仮名)です。今年の3月から6月半ばまで就職活動をしておりました。今年の就職活動は学生に有利な売り手 …
ひっこもり名人 勝山 実のポンチ・ピープル
ひきこもり調査を調査する ひきこもり名人 勝山実 今年9月、内閣府が「若者の生活に関する調査」、いわゆるひきこもり調査を公表しました。しかし実はこれ、ひきこもり当事者を直接、調査の対象としていないのです。15~39 …