どこまで行くの?「社会保障制度改革」 ~「障がい」のいまとこれから きょうされん大阪支部事務局長 雨田 信幸さん 9月30日、反貧困ネットワーク大阪主催の学習会「『障害』のいまとこれから」が開催された。講師は雨田信幸さん …
地獄への道は「遠慮」で舗装されている?
産経・日経・読売・IMFすら苦言を呈するアベノミクス 「企業の内部留保377兆円、4年連続過去最高」(9月1日)、「 労働分配率8年ぶり低水準」(9月2日)、「官民で『賃金デフレ』脱却を」(10月1日)…。 リベラル …
「迷惑をかけないこと」と「生きる」ことの間で
私にとっての相模原事件 大阪大学学生 中西祥平 神奈川県の障がい者施設で7月26日、知的障がい者などが殺されたあの事件について、私は初め沈黙していた。身体障がい者の私は犠牲者の方々とは関係ない、と思っていたから。で …
【釜ヶ崎】センター解体・仮移転問題 南海電鉄申入行動
労働者の街をつぶすな!! 「釜ヶ崎解体=労働者の街つぶしを許さない」 9月13日、釜ヶ崎・三角公園にて「南海電車高架下へのセンター仮移転反対」の集会・デモが開催された。主催は釜ヶ崎公民権運動。あいりん職安や西成労働福祉 …
ベーシックインカムは人間を自由にするのか
【講演】 第35回縮小社会研究会 国際NGOベーシックインカム地球ネットワーク理事・同志社大学教授 山森 亮 9月11日、京都大学にて「第35回縮小社会研究会」が開催された。テーマはベーシックインカム(以下、BI)。 …
時評・短評 「無理なく生きる」ために
自傷・他傷を生み出すストレス社会 大学院生・シングルマザー 松岡千紘 相も変わらず私事ではあるが、ここ数週間、主に学業に関連するストレスから不眠の症状が続いていた。物心ついた時から、忘れ物やケアレスミスに悩まされて …
「当事者の必要」を軸に社会の問題として考える
SWASH 要 友紀子 「女性の貧困問題」に関連して、セックスワークに関する報道も増加している。編集部は8月11日にスタジオ・シチズン(吹田市)で開催された講演「セックスワークの課題と現状」を取材した。 講演では、「 …
ブラジル・ルーツの人の母語で社会問題を伝えたい
『アルテルナティーバ』記者 アナ・パウラ・ラモスさん リーマンショックから8年。当時、非正規労働者の解雇が相次ぐなか、自動車工場などで働いていた日系ブラジル人の多くが解雇され、帰国を余儀なくされたことを覚えているだろう …
居場所づくり 高校中退を新たなスターラインに
一般社団法人new-look(兵庫県西宮市)・山口真史さんインタビュー 高校中退と元教員の肩書きを持つ山口さん。運営する「TOB塾」では高校中退者に対する進学・就労支援のほか、夜回りを通じて国境を越える若者との出会いを模 …
各地のムーブメント 『大阪・花園 国賠訴訟』に勝利しよう
中国人強制連行 三菱マテリアルとの「勝利和解」に続き 6月1日、中国人強制連行問題の全面解決に向けた「両輪」の一方である「対三菱交渉」で「勝利和解」を勝ち取りました。中国人被連行者の約一割(3700人)を占める「三菱」 …
「あなたの環境は変えられる!」
ワークメイト代表 もりきかずみさんインタビュー 「移住労働者からみた日本社会」第3弾はワークメイト代表・森木和美さんのインタビュー。同氏に、(1)当事者として関わった80年代の国籍法改正運動、(2)移住労働者を対象にし …
【境界線上に立つ2】異なる世界観を持つ人に交わり、内省すること
片岡英子(会社員・大学院生)×日野貴博(学習支援団体アトラス代表) 連続対談「境界線上に立つ」第2回目のテーマは「職場という闘争の場」。片岡さんは民間企業勤務、日野さんは学習支援団体の代表で、傍からみれば「今風の若者」 …
TPP批准で経済成長マイナスに77万人の雇用喪失
経済学者・元国連総会議長アドバイザー ジョモ・K・スンダラム氏 またもや安倍首相のウソが明らかになった。首相は国会で「TPPによって日本では14兆円のGDP成長と80万人の雇用が生まれる」と演説した。しかし、タフツ大学 …
時評・短評 刑事訴訟法・盗聴法大改悪
阪南大学准教授 下地真樹 冤罪事件の闇の深さ 冤罪。「罪がないのに罰せられること」(大辞泉)。意味だけ書けばそれだけのことだが、一つひとつの事件を辿っていると、その残酷さと闇の深さに眩暈がする。ある日突然身柄を拘束され …
パナマ文書 税務当局は徹底調査と課税を
TPP交渉差止・違憲訴訟の会副代表/弁護士 和田 聖仁さんインタビュー 「租税回避地」とも訳されるタックスヘイブンの一端が暴露された。パナマ文書公開を前にして、金融取引の老舗=ロンドンでは、「税の公正を求めるグローバル …