イスラエル在住 ガリコ恵美子 中東のイスラエルは、長年パレスチナ・ガザ地区の不当な占領・虐殺・暴力支配を続けてきた。米英仏などの大国も占領を支持し、世界の不平等と戦争が生まれる根本問題であった。パレスチナの人々は果敢な抵 …
原発のゴミ世界の今 中間貯蔵施設建設では核のゴミ問題は解決しない
南山大学人類学研究所 非常勤研究員 玉山ともよ 米国では核のゴミの再処理をあきらめ、地中に埋める手段がとられてきた。しかし、廃棄場をマイノリティー居住区域に押しつける差別により成り立っている。 米国廃炉ビジネスは、日本 …
共謀罪施行抗議・意見特集号
建設運輸組合・教職員労組・野党共闘からの声 (1)真っ先に適用されるのは労働組合 全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部 書記長 西山 直洋 2017年7月11日から施行される「共謀罪」(テロ等準備罪)。安倍政権は …
世界は今(1)米国 トランプ政権と対抗運動
移民を受け入れる「サンクチュアリ・シティ」 モンタナ州立大学教員 山口 智美 日本の政治状況は最悪だが、米トランプ政権なども酷い。だが米国の対抗運動は大きく高揚している。モンタナ州在住の山口さんに報告をお願いした。ま …
安倍政権の棄民政策を問う(2) 自主避難者が国会で証言 自主避難者が国会で証言
フリージャーナリスト 西中誠一郎 復興相を追及して「自己責任」発言を引き出したのが、フリージャーナリストの西中誠一郎さんだ。「自主避難者」の住宅無償提供打ち切り問題を取材してきた。衆参両院で今村大臣の問題発言を巡り質疑 …
独裁政権並「縁故主義」の正体
アカデミックジャーナリスト、同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻博士後期課程教授(大阪高裁で地位確認訴訟中) 浅野 健一 森友学園疑獄に続き、愛媛県今治市の加計学園に安倍首相が多額の口利きをしたことが問題化し …
安倍政権の棄民政策を問う
「Go West, Come West!! 3・11関東からの避難者たち」交流集会 避難者、関西、全国の住民連帯の場 5月6日に、本紙1611号で詳報した「3.11関東からの避難者たち」の2回目の交流会と集会が行われ …
経済優先と決別し原発全廃へ
追い詰められた関西電力 なりふり構わず 強行突破 関西電力は、早ければ17日にも、高浜原子力発電所4号機を再稼働させ、6月中旬に営業運転を始める方針を発表した。高浜4号機は既に原子炉への核燃料157体の装着を終えており、 …
脅威は北朝鮮ではなく原発動かす安倍政権
――美浜町議 河本 猛 安倍政権は、北朝鮮のミサイルの脅威を煽っていますが、本当に脅威なら、ミサイル攻撃を想定していない新規制基準や避難計画は無効であり、原発をまず停止すべきです。本当の脅威は北朝鮮ではなく、原発再稼働 …
「ネオリベラリズム土建国家」の正体と「生」の収奪
福島、東京、大阪、沖縄、リオ、北米…大地を奪う国家の暴力 神戸大学大学院人文学研究科准教授 原口 剛 本紙は、原発事故の避難者を福島にむりやり戻す政策、東京五輪・大阪釜ヶ崎の再開発、辺野古新基地建設を批判してきた。その共 …
阻止!「共謀罪」衆院採決 闘争宣言★我ら大いに共謀せん!
浪花の歌う巨人 趙博 政府与党は、過去三度廃案にされた悪法「共謀罪」の審議を4月19日に開始した。猛スピードで採決へ向かっている。共謀罪は、「あいつを殴りたい」「政府を許せない」と話し合ったりネットに書いただけで逮捕でき …
「共謀罪」を廃案へ
通常国会後半戦へ 反改憲運動通信編集委員会 国富建治 暴走する安倍自民党――「在任中に改憲」の決意表明 (絵・橋本勝) 1月20日、米トランプ大統領の就任式と同日に始まった日本の2017年通常国会(第193通常国会)は …
深刻!東京圏の放射能汚染
予測最大値 年間18万人の発がんと9万人の死亡増 市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺悦司 東京各地で除染基準(0.23μSv/時)上回る汚染実測値 福島原発事故で放出された放射能による汚染は、福島県やその周辺地 …
【関東からの避難者の発言要旨】
「西も楽しいよ、避難しようよ」と伝えたい *東京・高円寺から大阪へ(2014年):石川春花さん 一番辛かったのは、西の野菜が手に入らず、値段も高いこと。また一緒に反原発デモに行っていた仲間が、放射能・内部被ばくになると …
3・11福島 子どもの健康不安・いじめ、見えない放射能 福島の現実を見て、伝えてほしい
第6回 原発いらない地球のつどい (主催: 原発いらない福島の女たち) 「3・11」から6年。いま福島では、「帰還政策」が進められている。これまで「帰還困難区域」とされていた地域が、次々と避難指示が解除される予定になっ …