大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員 日下部 雅喜 政府主催「一億総活躍社会集会」批判(3月25日号)、『ブラック化する保育』(5月15日号)に続き、今回は介護問題の実態と現場に迫った記事を2つ、読者のみなさんに紹介 …
介護現場の現状をひた隠す「ブラック化する介護」
遙矢当(@Hayato_barrier) 「介護現場の労働の改善」-これは2000年に介護保険制度が創設されて以来の懸案です。これは、介護保険制度が存続する唯一の道であるとも言えます。この問題を解決する必要があるという …
ブラック化する保育ー「月5万円の給与増加を!」署名 国会に提出
書き手:元民間認可保育園園長 大川えみる 民間認可保育園で園長をしていました「大川えみる」と申します。保育士の給与が低すぎます。その原因は運営費の低さにあります。 ネット署名「保育士給与のために、1人当たり月5万円増 …
高齢被災者を神戸市が追い出し通告
編集部・脇浜義明 阪神淡路大震災被災者で、神戸市の被災者借り上げ住宅からの退去を迫られている吉山氏の裁判が、5月12日に神戸地裁であった。 借り上げ住宅とは、被災者用公営住宅が不足だったため、自治体が公団や民間から住 …
【境界線上に立つ 第1回】苦しみつつ志向する時間や空間を
対談者:松岡千紘(ラッパー・大学院生)×山下耕平(NPO法人フォロ) 本紙では「境界線上に立つ」をテーマに、連続対談を進めている。第1回目は、「現代社会をサバイブすること」をサブテーマに、山下耕平さん(NPO法人フォロ …
各地のムーブメント 安倍政権打倒の闘いを強化する
1886年5月1日、アメリカ・シカゴの労働者が「8時間労働制」を要求してゼネストを闘い、「ヘイマーケットの虐殺」と呼ばれる厳しい弾圧を呼び起こした。それ以来、全世界の労働者に団結と連帯が呼びかけられ、世界の労働者の闘い …
学生・教員 協働で社会変革
4月25日、龍谷大学(京都府)でシンポジウム「龍大から平和を発信する」が開催され、200名が参加した。赤松徹眞さん(龍谷大学学長)、野田沙良さん(NPO法人アクセス事務局長)、稲田啓祐さん(学生・ARAWメンバー)らが …
【連載第2回】アナーキストが教員に
私立高校教員・サパタ 「最底辺」の高校の新年度が始まった。授業料免除関係で親から預かった書類を見てあぜんとした。クラスの生徒の半数近くの世帯収入は200万円以下だった。それも母子家庭や生活保護世帯が多くいた。自分の知ら …
【連載 移住労働者から見た日本】外国人労働者でジェンダー問題を下請的に解決
インタビュー:ヒューライツ大阪研究員 藤本伸樹さん 連載「外国人労働者問題」第2弾は、藤本伸樹さん(ヒューライツ大阪研究員)のインタビューだ。1.支援活動に携わるきっかけ、2.80年代末〜90年代に急増したフィリピン人 …
【TPP ここが問題だ!1】「金融サービス」 グローバル金融資本が狙う日本の金融資産
TPP交渉差止・違憲訴訟の会副代表 弁護士 和田聖仁さん インタビュー 安倍政権は、TPP法案の今国会での成立を断念した。国会では情報公開を拒否しながら、自身は暴露本を出版するTPP特別委員会の西川公也委員長の姿勢に野 …
「万国の労働者団結せよ!!」
編集部 3月30日、午前7時。西成区の花園公園にはたくさんの人が集まっていた。今回の行政代執行は近隣に新しく「小中一貫校」ができることから「子どもに悪影響だ」「テント撤去しキレイな町に」との声が多くあり強制排除に至った …
ホセ・ムヒカ ウルグアイ前大統領 来日
小説家 森田一哉 清貧な活動家 ウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ。私が彼の存在を知ったのは、およそ一年前。「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」という絵本を通してだった。本屋で偶然目にして、その場で立ち読みした。「私は …
【連載 移住労働者から見た日本1】人間を「労働力」としか見ない日本社会の歪み
インタビュー:RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク) 早崎直美さん 編集部では今回、移住労働者をとりまく政治・社会問題について連載を開始する。第1回目は、20年以上にわたって移住労働者へ …
時評・短評 職場という「闘争の場」
片岡英子(龍谷大文学研究科博士後期課程・会社員) 「研究内容を生き方に反映させられないのなら、辞めてしまいなさい」―それは、数年前に師から私へと投げかけられた痛烈な批判の言葉だった。その批判を受けたのは、大学院の修士課 …
未来を切り開く連帯
3/16 @大阪府立労働センター 3月16日、大阪府立労働センターにて『「未来を切り開く連帯」~若者たちの運動から学びあう~』が開催された。報告者は昨今、安保法や労働問題などに精力的に取り組んでいる寺田ともかさん(シー …