トランプのムスリム入国禁止令その目的と政権の統治手法とは? イラン系米国人研究者 ラレー・ハリリ(truthout 1月31日) 翻訳・脇浜義明 中東・アフリカ7カ国の国民の米国入国を禁止する大統領令は、未熟なホワ …
新年連載 世界の抵抗運動 その思想 中東情勢
新自由主義グローバリズムの進展による「IS的なもの」の広がり 田原 牧さん(東京新聞記者)インタビュー トランプショックで明けた2017年だったが、激震は今も続き、出口のない混沌は、ますます深まりそうだ。「抵抗」を …
貨幣と暴力の5000年 資本主義の本性を解明する労作
デヴィッド・グレーバー 著 負債論 訳書代表 酒井隆史(社会思想史/大阪府立大学教授) 現代世界最高の人類学者による21世紀の革命的古典 本紙の読者の方々には、「われわれは99%だ」というスローガンの創作者として …
イスラエルに暮らして ジャバル・ムカッバルでの家屋破壊
イスラエル在住 ガリコ美恵子 パレスチナ人の家屋を破壊し、土地を没収してそこにユダヤ人専用地(入植地)を建設するイスラエルに対し、昨年末、「入植地建設は違法行為であり禁止する」との国連決議が採択された。しかしナタニヤフ …
いま米国では 警察権力がのさばるトランプ時代の予告編
トランプ就任式の催涙スプレーと特殊閃光手りゅう弾 1月20日 「truthout」ブルックリン在住フリーランス・ジャーナリスト ジョン・ネフル 翻訳・脇浜義明 1月20日、トランプの米大統領就任式当日の朝のホワイ …
中国 格差拡大・幹部の腐敗 待ったなしの構造改革
トランプの米国に対抗する「一帯一路」構想 愛知大学名誉教授 加々美 光行 「アメリカの世紀の終わり」(西谷修氏)を印象づけたトランプ氏のアメリカ大統領就任。対立と抗争が激化するだろう世界が、どう動いていくのか? 2025 …
いま米国では 米国で繰り返される放射能安全神話
フクシマの放射能汚染物質が米西海岸へ ジャッド・エングキテラ(エンヴァイロニュースのスタッフ)2016年12月31日 「truthout」(米のニュースサイト) 翻訳・脇浜義明 体内に入れてもいいと嘘をつく米国やカナダ …
2017新年号 資本主義は先進諸国で内戦を生み出した
反権力の集合的共通感情を作り出す「場」の創出を! 龍谷大学名誉教授 杉村 昌昭さんインタビュー 米国次期大統領にトランプ氏が選出されるという「事件」の衝撃が冷めやらぬまま2016年が暮れ、17年が明けた。新自由主義的グ …
視点 論点 オバマの最後っ屁
盗聴強化法に署名-スパイ防止名目 編集部 脇浜 義明 昨年年末にオバマは、「情報攪乱とプロパガンダへの対処法」を含む「国防権限法」に署名し、成立させた。これは、大統領選挙で《トランプが勝ったのは、ロシアのスパイ活動的 …
いま米国では トランプ勝利と米国内の運動
翻訳・脇浜義明 今月20日、ワシントンでトランプの米大統領就任式が行われる。ヘイト発言・暴言を繰り返すトランプの就任式に対して有名歌手が出演を拒否し、20を超す団体が抗議デモを計画している。抗議には最低でも20万人以上の …
いま米国では トランプの大統領就任を前に
翻訳・脇浜義明 拷問とイスラエルを支持する次期CIA長官 11月22日「電子インティファーダ」マイケル・ブラウン カンサス州下院議員で「ティー・パーティ運動」のマイク・ポンペオは、トランプ次期大統領からのCIA長官 …
トランプ人事まるわかり
ブラック企業経営者、KKKシンパ、宗教原理主義者… アフリカのある部族は指導層の中に必ず酋長と軍(狩猟団)を揶揄する役目の役職を置いて、社会の健全を図っているという話を読んだことがある。安倍にはそんな知恵はなく、「仲良し …
オーストリア大統領選挙
オーストリア在住 近藤悦子 12月4日、オーストリア大統領選挙が行われ、「緑の党」前党首で親EU派、リベラルのアレクサンダー・ファン・デア・ベレンが、極右政党「自由党」のノルベルト・ホーファーを破って当選した。11月にア …
イスラエルに暮らして ユダヤ人とパレスチナ人-明らかな差別を合法化
治安裁判とイスラエルの人権弁護士 イスラエル在住 ガリコ・美恵子 ナーデル・ナセル(23)が逮捕されて1年が経つ。2015年9月、東エルサレム・シルワン村のアムード地区で、入植者専用バスが炎上した。地元の若者らが走 …
いま 米国では 危険な市場主義教育
チョムスキー・インタビュー C・J・ポリクロニュー(政治経済学者)10月22日「Truthout」 翻訳・脇浜義明 啓蒙主義時代以降の近代において、教育は良い社会を作るうえで最も重要なものとみなされてきた。しか …