老人は国会突入を目指す! 浪花の歌う巨人「パギやん」 趙 博 ■藤村直樹をご存じか? …ご存じならば、あなたはかなりの音楽通かフォーク愛好家のはずである。しかし敢えて言おう、「藤村直樹を知らないあなたは、その事実を …
「瑞穂の國記念小學院」建設問題(大阪府豊中市)
戦前回帰の教育方針校長・総裁に日本会議幹部 系列校では教育勅語を暗唱 大阪府豊中市内で、「瑞穂の國記念小學院」という私立小学校の建設工事が進められ、2017年4月に開校を予定している。「国家のため」を重視する教育を掲げ …
各地のムーブメント 福島 富岡町泉玉露仮設の熊本支援行動を支えよう!
熊本支援ボランティア・カンパのお願い 富岡町ボランティアチーム熊本支援隊 NPO法人大震災義援ウシトラ旅団は、2011年10月より福島県いわき市泉玉露にできた富岡町の応急仮設住宅で、支援活動を継続してまいりました。 …
入管収容場問題 診療拒否、無期限拘束、ハンスト、自殺未遂…
欧州や米国で移民・難民排斥運動が強まっている。日本では、難民申請者7千名超のうち認定者数27名と極めて低く、以前から排他的だ。実態はいかなるものか? 永井さん(仮放免者の会)による入管収容施設問題の概説と本紙による入管 …
学生の「日常空間」はもはや大学ではない
10・3京大集会に寄せて 東京・学生 鵜戸口利明 4人の学生を懲戒処分した京都大学 ぼくは去る10月3日、京都大学時計台前における集会に行ってきた。立ち上がったのは「京大同学会」「サル化する京都大学を憂うゴリラ有志の会 …
ひっこもり名人 勝山 実のポンチ・ピープル
ひきこもり調査を調査する ひきこもり名人 勝山実 今年9月、内閣府が「若者の生活に関する調査」、いわゆるひきこもり調査を公表しました。しかし実はこれ、ひきこもり当事者を直接、調査の対象としていないのです。15~39 …
時評・短評 「適用除外」という悲劇 「働き方改革」という喜劇
役所の「働き方」の実態報告 深見 史 「一億総活躍社会」という「一億火の玉」な気色悪い掛け声とともに、「同一労働同一賃金を実現し、正規と非正規の労働者の格差を埋め、若者が将来に明るい希望が持てるようにしなければなりませ …
共同して自己責任論を批判し続ける
どこまで行くの?「社会保障制度改革」 ~「障がい」のいまとこれから きょうされん大阪支部事務局長 雨田 信幸さん 9月30日、反貧困ネットワーク大阪主催の学習会「『障害』のいまとこれから」が開催された。講師は雨田信幸さん …
地獄への道は「遠慮」で舗装されている?
産経・日経・読売・IMFすら苦言を呈するアベノミクス 「企業の内部留保377兆円、4年連続過去最高」(9月1日)、「 労働分配率8年ぶり低水準」(9月2日)、「官民で『賃金デフレ』脱却を」(10月1日)…。 リベラル …
「迷惑をかけないこと」と「生きる」ことの間で
私にとっての相模原事件 大阪大学学生 中西祥平 神奈川県の障がい者施設で7月26日、知的障がい者などが殺されたあの事件について、私は初め沈黙していた。身体障がい者の私は犠牲者の方々とは関係ない、と思っていたから。で …
ベーシックインカムは人間を自由にするのか
【講演】 第35回縮小社会研究会 国際NGOベーシックインカム地球ネットワーク理事・同志社大学教授 山森 亮 9月11日、京都大学にて「第35回縮小社会研究会」が開催された。テーマはベーシックインカム(以下、BI)。 …
時評・短評 「無理なく生きる」ために
自傷・他傷を生み出すストレス社会 大学院生・シングルマザー 松岡千紘 相も変わらず私事ではあるが、ここ数週間、主に学業に関連するストレスから不眠の症状が続いていた。物心ついた時から、忘れ物やケアレスミスに悩まされて …
新しい思想の実践的模索は始まっている
この人に聞く 【戦後71年】 国民の感情動員装置のいまを問う(2) 田畑 稔(季報『唯物論研究』編集長) 季報『唯物論研究』編集長、大阪哲学学校世話人、21世紀研究会代表世話人など。主著に『マルクスとアソシエーション …
「当事者の必要」を軸に社会の問題として考える
SWASH 要 友紀子 「女性の貧困問題」に関連して、セックスワークに関する報道も増加している。編集部は8月11日にスタジオ・シチズン(吹田市)で開催された講演「セックスワークの課題と現状」を取材した。 講演では、「 …
ブラジル・ルーツの人の母語で社会問題を伝えたい
『アルテルナティーバ』記者 アナ・パウラ・ラモスさん リーマンショックから8年。当時、非正規労働者の解雇が相次ぐなか、自動車工場などで働いていた日系ブラジル人の多くが解雇され、帰国を余儀なくされたことを覚えているだろう …