多くの人が繊細に、適当に、ちゃんと生きてほしい 「主流秩序の囚われ」を問う NOVO(非暴力ルーム・大阪)イダ ヒロユキさんインタビュー 本紙前号(1600号)に「加害者を変えることでDV被害をなくす 非暴力な社会 …
時評・短評 「適用除外」という悲劇 「働き方改革」という喜劇
役所の「働き方」の実態報告 深見 史 「一億総活躍社会」という「一億火の玉」な気色悪い掛け声とともに、「同一労働同一賃金を実現し、正規と非正規の労働者の格差を埋め、若者が将来に明るい希望が持てるようにしなければなりませ …
【釜ヶ崎】センター解体・仮移転問題 南海電鉄申入行動
労働者の街をつぶすな!! 「釜ヶ崎解体=労働者の街つぶしを許さない」 9月13日、釜ヶ崎・三角公園にて「南海電車高架下へのセンター仮移転反対」の集会・デモが開催された。主催は釜ヶ崎公民権運動。あいりん職安や西成労働福祉 …
ベーシックインカムは人間を自由にするのか
【講演】 第35回縮小社会研究会 国際NGOベーシックインカム地球ネットワーク理事・同志社大学教授 山森 亮 9月11日、京都大学にて「第35回縮小社会研究会」が開催された。テーマはベーシックインカム(以下、BI)。 …
時評・短評 「無理なく生きる」ために
自傷・他傷を生み出すストレス社会 大学院生・シングルマザー 松岡千紘 相も変わらず私事ではあるが、ここ数週間、主に学業に関連するストレスから不眠の症状が続いていた。物心ついた時から、忘れ物やケアレスミスに悩まされて …
家事労働者不足で介護問題が深刻化
大阪府や神奈川県の「戦略特区」において、家事・育児に追われる女性の「活躍推進」を名目に「外国人家事労働者の受け入れ」が進められている。8月29日には、内閣府と大阪府市が、国家戦略大阪特区における事業者としてダスキン・ベア …
「当事者の必要」を軸に社会の問題として考える
SWASH 要 友紀子 「女性の貧困問題」に関連して、セックスワークに関する報道も増加している。編集部は8月11日にスタジオ・シチズン(吹田市)で開催された講演「セックスワークの課題と現状」を取材した。 講演では、「 …
居場所づくり 高校中退を新たなスターラインに
一般社団法人new-look(兵庫県西宮市)・山口真史さんインタビュー 高校中退と元教員の肩書きを持つ山口さん。運営する「TOB塾」では高校中退者に対する進学・就労支援のほか、夜回りを通じて国境を越える若者との出会いを模 …
各地のムーブメント 安倍政権打倒の闘いを強化する
1886年5月1日、アメリカ・シカゴの労働者が「8時間労働制」を要求してゼネストを闘い、「ヘイマーケットの虐殺」と呼ばれる厳しい弾圧を呼び起こした。それ以来、全世界の労働者に団結と連帯が呼びかけられ、世界の労働者の闘い …
【TPP ここが問題だ!1】「金融サービス」 グローバル金融資本が狙う日本の金融資産
TPP交渉差止・違憲訴訟の会副代表 弁護士 和田聖仁さん インタビュー 安倍政権は、TPP法案の今国会での成立を断念した。国会では情報公開を拒否しながら、自身は暴露本を出版するTPP特別委員会の西川公也委員長の姿勢に野 …
時評・短評 職場という「闘争の場」
片岡英子(龍谷大文学研究科博士後期課程・会社員) 「研究内容を生き方に反映させられないのなら、辞めてしまいなさい」―それは、数年前に師から私へと投げかけられた痛烈な批判の言葉だった。その批判を受けたのは、大学院の修士課 …
未来を切り開く連帯
3/16 @大阪府立労働センター 3月16日、大阪府立労働センターにて『「未来を切り開く連帯」~若者たちの運動から学びあう~』が開催された。報告者は昨今、安保法や労働問題などに精力的に取り組んでいる寺田ともかさん(シー …
安倍首相の「同一労働同一賃金」政策
最低賃金引き上げこそ即効薬 正規職賃金を切り下げて「同一」化? (編集部・山田) 安倍首相が、1月の施政方針演説で実現に意欲を示した「同一労働同一賃金」。「仕事の内容や経験、責任、人材活用の仕組みなどの諸要素が同じであ …