編集部・脇浜義明 阪神淡路大震災被災者で、神戸市の被災者借り上げ住宅からの退去を迫られている吉山氏の裁判が、5月12日に神戸地裁であった。 借り上げ住宅とは、被災者用公営住宅が不足だったため、自治体が公団や民間から住 …
【境界線上に立つ 第1回】苦しみつつ志向する時間や空間を
対談者:松岡千紘(ラッパー・大学院生)×山下耕平(NPO法人フォロ) 本紙では「境界線上に立つ」をテーマに、連続対談を進めている。第1回目は、「現代社会をサバイブすること」をサブテーマに、山下耕平さん(NPO法人フォロ …
各地のムーブメント 安倍政権打倒の闘いを強化する
1886年5月1日、アメリカ・シカゴの労働者が「8時間労働制」を要求してゼネストを闘い、「ヘイマーケットの虐殺」と呼ばれる厳しい弾圧を呼び起こした。それ以来、全世界の労働者に団結と連帯が呼びかけられ、世界の労働者の闘い …
【連載第2回】アナーキストが教員に
私立高校教員・サパタ 「最底辺」の高校の新年度が始まった。授業料免除関係で親から預かった書類を見てあぜんとした。クラスの生徒の半数近くの世帯収入は200万円以下だった。それも母子家庭や生活保護世帯が多くいた。自分の知ら …
大津地裁高浜原発差し止め決定
書き手:大今歩 4月14〜16日、熊本県では震度6〜 7の地震が7回起きるなど、 5月10日までに 1300回以上の地震が発生した。「熊本地震の震源地は、日本最大にして最長の中央構造線のライン上にあります。(中略)今後 …
【連載 移住労働者から見た日本】外国人労働者でジェンダー問題を下請的に解決
インタビュー:ヒューライツ大阪研究員 藤本伸樹さん 連載「外国人労働者問題」第2弾は、藤本伸樹さん(ヒューライツ大阪研究員)のインタビューだ。1.支援活動に携わるきっかけ、2.80年代末〜90年代に急増したフィリピン人 …
【地震と原発】九州大地震で中央構造線に火がついた!地震が収まるまで原発は止めておこう
松山市で伊方原発再稼働阻止の集会・デモ(4月23日)と1泊2日の再稼働阻止・全国相談会(23〜24日)が行われた。「伊方原発再稼働を許さない集会」は、市中心部にある城山公園で開催され、2800人が参加。2コースに分かれ …
【TPP ここが問題だ!1】「金融サービス」 グローバル金融資本が狙う日本の金融資産
TPP交渉差止・違憲訴訟の会副代表 弁護士 和田聖仁さん インタビュー 安倍政権は、TPP法案の今国会での成立を断念した。国会では情報公開を拒否しながら、自身は暴露本を出版するTPP特別委員会の西川公也委員長の姿勢に野 …
【メディア時評】えん罪加担の栃木司法記者クラブの犯罪
書き手:ジャーナリスト/同志社大学大学院社会学研究科博士課程教授(京都地裁で地位確認係争中) 浅野健一 劣化を重ねる犯罪報道 「絶対に犯人だと思うが、証拠がないから無罪になるかもしれない」。ある東京紙の宇都宮支局の若い …
【パギやん吠える】熊本の祈り・・・
書き手:浪花の歌う巨人 趙博 「押し込み強盗」は、狙いを付けた大店に女中や番頭などとして「引き込み役(スパイ)」を送り込み、土蔵の鍵やその管理方法、はたまた金の貯え方などの詳細を、時には数年にも亘る時間をかけて入念に情 …
【時評短評】調子に乗った自民市議が市民活動に圧力
書き手:豊中市議会議員 木村真 高市総務相が、「政治的中立の観点から問題がある場合、テレビ局の放送免許を取り消すこともあり得る」という趣旨の発言をするなど、安倍政権によるメディアに対する監視と恫喝は常軌を逸した感があり …
【連載 移住労働者から見た日本1】人間を「労働力」としか見ない日本社会の歪み
インタビュー:RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク) 早崎直美さん 編集部では今回、移住労働者をとりまく政治・社会問題について連載を開始する。第1回目は、20年以上にわたって移住労働者へ …
ナチスの手法に学ぶ?
3/12政府主催 「1億総活躍社会集会」レポート 「誰もが希望を持てるような、1億総活躍社会を実現する」-3月12日、グランフロント・コングレコンベンションセンター(大阪市)にて、政府主催の「1億総活躍社会実現対話」集 …
時評・短評 職場という「闘争の場」
片岡英子(龍谷大文学研究科博士後期課程・会社員) 「研究内容を生き方に反映させられないのなら、辞めてしまいなさい」―それは、数年前に師から私へと投げかけられた痛烈な批判の言葉だった。その批判を受けたのは、大学院の修士課 …
未来を切り開く連帯
3/16 @大阪府立労働センター 3月16日、大阪府立労働センターにて『「未来を切り開く連帯」~若者たちの運動から学びあう~』が開催された。報告者は昨今、安保法や労働問題などに精力的に取り組んでいる寺田ともかさん(シー …