ぢりぢりと照りつける陽射しに、アスファルトの照り返し。街中を歩いていると、オーブンの中にでも放り込まれた気分で生きた心地がしない。クーラーのきいた部屋に逃げ込むとホッとするが、そこから排出された熱気で、街はさらにオーブ …
「あなたの環境は変えられる!」
ワークメイト代表 もりきかずみさんインタビュー 「移住労働者からみた日本社会」第3弾はワークメイト代表・森木和美さんのインタビュー。同氏に、(1)当事者として関わった80年代の国籍法改正運動、(2)移住労働者を対象にし …
【境界線上に立つ2】異なる世界観を持つ人に交わり、内省すること
片岡英子(会社員・大学院生)×日野貴博(学習支援団体アトラス代表) 連続対談「境界線上に立つ」第2回目のテーマは「職場という闘争の場」。片岡さんは民間企業勤務、日野さんは学習支援団体の代表で、傍からみれば「今風の若者」 …
【誰でもいつでもできる盗聴】悪の本体はあまりにも矮小だ
阪南大学准教授 下地真樹 えん罪事件の闇の深さ えん罪。「罪がないのに罰せられること」(大辞泉)。意味だけ書けばそれだけのことだが、一つひとつの事件を辿っていると、その残酷さと闇の深さに眩暈がする。ある日突然身柄を拘束 …
時評・短評 刑事訴訟法・盗聴法大改悪
阪南大学准教授 下地真樹 冤罪事件の闇の深さ 冤罪。「罪がないのに罰せられること」(大辞泉)。意味だけ書けばそれだけのことだが、一つひとつの事件を辿っていると、その残酷さと闇の深さに眩暈がする。ある日突然身柄を拘束され …
足尾からオキナワへ
NPO法人国際サーカス村協会 西田敬一 群馬県みどり市の中山間部で廃校になった小学校を借りて、15年前にサーカス学校を開校し、サーカス芸や大道芸の技を身につけようとする若者を育てているNPO法人国際サーカス村協会が運営 …
【連載】ネットセキュリティ(1)
サイバーセキュリティを考える市民の会 拡大する国家による監視 だれかに通信を監視されているかもしれない。侵入されてしまったらどうしよう。いまは大丈夫でも、いつかそういうことが起こってしまうのでは…。PCや携帯を使う上で …
利用者負担を際限なく求める「制度改革」
大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員 日下部 雅喜 政府主催「一億総活躍社会集会」批判(3月25日号)、『ブラック化する保育』(5月15日号)に続き、今回は介護問題の実態と現場に迫った記事を2つ、読者のみなさんに紹介 …
介護現場の現状をひた隠す「ブラック化する介護」
遙矢当(@Hayato_barrier) 「介護現場の労働の改善」-これは2000年に介護保険制度が創設されて以来の懸案です。これは、介護保険制度が存続する唯一の道であるとも言えます。この問題を解決する必要があるという …
ブラック化する保育ー「月5万円の給与増加を!」署名 国会に提出
書き手:元民間認可保育園園長 大川えみる 民間認可保育園で園長をしていました「大川えみる」と申します。保育士の給与が低すぎます。その原因は運営費の低さにあります。 ネット署名「保育士給与のために、1人当たり月5万円増 …
高齢被災者を神戸市が追い出し通告
編集部・脇浜義明 阪神淡路大震災被災者で、神戸市の被災者借り上げ住宅からの退去を迫られている吉山氏の裁判が、5月12日に神戸地裁であった。 借り上げ住宅とは、被災者用公営住宅が不足だったため、自治体が公団や民間から住 …
【境界線上に立つ 第1回】苦しみつつ志向する時間や空間を
対談者:松岡千紘(ラッパー・大学院生)×山下耕平(NPO法人フォロ) 本紙では「境界線上に立つ」をテーマに、連続対談を進めている。第1回目は、「現代社会をサバイブすること」をサブテーマに、山下耕平さん(NPO法人フォロ …
学生・教員 協働で社会変革
4月25日、龍谷大学(京都府)でシンポジウム「龍大から平和を発信する」が開催され、200名が参加した。赤松徹眞さん(龍谷大学学長)、野田沙良さん(NPO法人アクセス事務局長)、稲田啓祐さん(学生・ARAWメンバー)らが …
各地のムーブメント 安倍政権打倒の闘いを強化する
1886年5月1日、アメリカ・シカゴの労働者が「8時間労働制」を要求してゼネストを闘い、「ヘイマーケットの虐殺」と呼ばれる厳しい弾圧を呼び起こした。それ以来、全世界の労働者に団結と連帯が呼びかけられ、世界の労働者の闘い …
【連載第2回】アナーキストが教員に
私立高校教員・サパタ 「最底辺」の高校の新年度が始まった。授業料免除関係で親から預かった書類を見てあぜんとした。クラスの生徒の半数近くの世帯収入は200万円以下だった。それも母子家庭や生活保護世帯が多くいた。自分の知ら …