9月14日、「今、鶴彬を」というお題の講演会が開催された。といっても、「鶴彬」という川柳作家を知っている人は、よほどの通人かオタクだろう。少なくとも私は全く知らなかった。川柳家・乱鬼龍さんに誘われ、「獄死80年反戦川柳 …
時評短評私の直言 傷をえぐられるような運動内の性暴力事件
じゃこおろし 菅野完、添田充啓氏による性暴力事件 自分が過去に受けた傷を再度えぐられる感覚になるような情報にいくつか触れ、感情が不安定になる。もう「乗り越えた」気になっていても、当時の出来事がフラッシュバックすることが …
世代交代を見越した編集部再編 新体制強化にご支援を
各界から40名の参加、活発な議論と批判 9月9日、高槻生涯学習センター(大阪府)において、人民新聞「総合編集会議 発足総会」が行われました。「世代交代を見越した編集部の再組織」をスローガンに、次世代を担う若手の読者・協 …
ぷりずむー1627号
英紙ガーディアンが9月14日、以下のことを報じた。ブラジルの捜査当局は「リオデジャネイロ五輪と東京五輪招致に買収疑惑あり」との結論を出した。両五輪の招致委員会から、当時国際オリンピック委員会委員で国際陸連会長だったラミ …
言わせて聞いて NHK大報道「上半身裸のベトナム人逃亡」
松永了一(高槻市民) 犯罪内容すら報道せず 偶然NHKテレビ9時のトップニュースを目にした。「上半身裸のベトナム青年が職務質問され、拒むと手錠を掛けられ、怖くなって逃げ出し、警官が取り逃がした」。ただそれだけのことで …
自会派閥で組織的な不正流用か 安倍政権の権力腐敗の表れ
丸尾牧さん(緑の党・兵庫県議)インタビュー 政務活動費の架空請求疑惑で、辞職の意向を示していた神戸市会自民党議員団の橋本健市議(37)が、8月29日に辞職した。橋本市議は2010~14年度に計8回、宍粟市の印刷仲介業者 …
見捨てられる介護施設
遙矢当 @Hayato_barrier 「今月(=7月)介護スタッフに支払う給料のお金もないんです」―乾いた初夏のある日、私の元に一本の電話が入った。電話の主は、千葉県の成田空港にほど近い町に開設された、社会福祉法人の …
ぷりずむー1624号
5月22日付の読売新聞は「前川前次官・出会い系バー通い」と報じた。前川前次官が加計学園問題で記者会見を開く3日前のことで、しかも情報の出所は官邸サイドからのリークで、記事も憶測中心で裏付けもとれてない。これに対し読売の …
時評 短評 私の直言
宝塚市議 大島淡紅子 初めまして。今回はこの夏の私の体験をお話しましょう。 その(1) 交通事故で突然の入院・手術となりました。この病院には24年前にもアキレス腱断裂でお世話になり、その時には足や腕・頭に包帯を巻いた …
ぷりずむー1623号
松居一代さんの夫・船越さんへの攻撃が世間を騒がせている。松居さんのしていることは、過去も現在もDVである。だが、彼女の問題に多くの人は今まで気づいていなかった。安倍政権を批判する人でも、こうした身近な暴力関係に鈍感な人 …
浅野教授の同僚5人「怪文書」名誉毀損裁判
フリージャーナリスト 佐竹純一 浅野健一・同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻博士後期課程教授が2015年3月に東京地裁へ提訴し、京都地方裁判所第3民事部(久保田浩史裁判長)へ移送された怪文書5人組(同専攻の渡辺 …
【自著紹介】『マコの宝物』のこと
子供のころの経験をもとに、「マコの宝物」という物語を書きました。アラブの地で子供たちを育てようとしていた頃のことです。私はいったいこの子たちに何を残せるのだろうか、と考えたとき、私が大切にしているものは何だろうかと思い …
わずか2枚の提案書と貼り付け文書政府は加計に有利になる文言修正
加計学園スキャンダルは、何も解明されぬまま国会閉会。自民党は、内閣支持率急落を受けて閉会中審査を受け入れたが、安倍首相の権力私物化・説明責任放棄の姿勢が変わるとは思えない。実態は解明されるのか? 獣医学部新設については …
浅野健一氏の定年延長に不正 過小評価するための捏造か
文責・編集部 2014年、浅野健一氏は、同志社大学大学院で定年延長が拒否され、解雇されたのは不当として、教授としての地位確認などを求めて裁判を起こした。一審京都地裁判決で主張を退けられたが、始まったばかりの控訴審では、 …
ひきこもり名人 勝山実のポンチ
ひきこもりと自立支援 ひきこもり名人 勝山 実 私のほかに誰もこの本を知らないだろう。『〈自立支援〉の社会保障を問う』桜井啓太著(法律文化社)。定価、五四〇〇円+税です。高いぞ。 「ねちねち就労支援の悪口を言い続け …