インタビュー:ヒューライツ大阪研究員 藤本伸樹さん 連載「外国人労働者問題」第2弾は、藤本伸樹さん(ヒューライツ大阪研究員)のインタビューだ。1.支援活動に携わるきっかけ、2.80年代末〜90年代に急増したフィリピン人 …
【TPP ここが問題だ!1】「金融サービス」 グローバル金融資本が狙う日本の金融資産
TPP交渉差止・違憲訴訟の会副代表 弁護士 和田聖仁さん インタビュー 安倍政権は、TPP法案の今国会での成立を断念した。国会では情報公開を拒否しながら、自身は暴露本を出版するTPP特別委員会の西川公也委員長の姿勢に野 …
【メディア時評】えん罪加担の栃木司法記者クラブの犯罪
書き手:ジャーナリスト/同志社大学大学院社会学研究科博士課程教授(京都地裁で地位確認係争中) 浅野健一 劣化を重ねる犯罪報道 「絶対に犯人だと思うが、証拠がないから無罪になるかもしれない」。ある東京紙の宇都宮支局の若い …
【パギやん吠える】熊本の祈り・・・
書き手:浪花の歌う巨人 趙博 「押し込み強盗」は、狙いを付けた大店に女中や番頭などとして「引き込み役(スパイ)」を送り込み、土蔵の鍵やその管理方法、はたまた金の貯え方などの詳細を、時には数年にも亘る時間をかけて入念に情 …
各地のムーブメント 和歌山カレー事件
林眞須美さんは無実!あおぞらの会 一月の末、日本中に大寒波がおしよせた。大阪市内でも氷点下3.5度。 昨年、大阪拘置所にいる林眞須美さんからの手紙に、大阪拘置所の獄中者が「凍死した」とあった。そこは、「窓の外がまった …
【時評短評】調子に乗った自民市議が市民活動に圧力
書き手:豊中市議会議員 木村真 高市総務相が、「政治的中立の観点から問題がある場合、テレビ局の放送免許を取り消すこともあり得る」という趣旨の発言をするなど、安倍政権によるメディアに対する監視と恫喝は常軌を逸した感があり …
ぷりずむー1579号
3月9日の大津地裁判決で、関西電力の高浜3号機、4号機が再び運転停止した。5月1日から予定していた値下げを見送ったのは、何が何でも原発にこだわる関電の政治的な決定だ▼この判決を受けて関経連の会合で、角和夫(阪急阪神ホー …
ホセ・ムヒカ ウルグアイ前大統領 来日
小説家 森田一哉 清貧な活動家 ウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ。私が彼の存在を知ったのは、およそ一年前。「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」という絵本を通してだった。本屋で偶然目にして、その場で立ち読みした。「私は …
【連載 移住労働者から見た日本1】人間を「労働力」としか見ない日本社会の歪み
インタビュー:RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク) 早崎直美さん 編集部では今回、移住労働者をとりまく政治・社会問題について連載を開始する。第1回目は、20年以上にわたって移住労働者へ …
ぷりずむー1578号
エルマンノ・オルミ監督の最新作『緑はよみがえる』という映画を見た。第一次世界大戦下でイタリア軍がオーストリア軍と雪深い山奥で塹壕を掘ってにらみ合っている状況を描いた映画だ。現場を知らない上部の命令で兵士が無駄死にする現 …
ナチスの手法に学ぶ?
3/12政府主催 「1億総活躍社会集会」レポート 「誰もが希望を持てるような、1億総活躍社会を実現する」-3月12日、グランフロント・コングレコンベンションセンター(大阪市)にて、政府主催の「1億総活躍社会実現対話」集 …
時評・短評 職場という「闘争の場」
片岡英子(龍谷大文学研究科博士後期課程・会社員) 「研究内容を生き方に反映させられないのなら、辞めてしまいなさい」―それは、数年前に師から私へと投げかけられた痛烈な批判の言葉だった。その批判を受けたのは、大学院の修士課 …
各地のムーブメント 「組織的犯罪処罰法改正案」を阻止しよう
共謀罪新設について、マスコミが大きく報道を始めました。現在、継続審議中の刑事訴訟法一部改正(盗聴法改悪や司法取引の新設など)に続いて、共謀罪までできてしまうと、どうなるか。 盗聴法改悪で、第三者の立ち会いのない大量の …
未来を切り開く連帯
3/16 @大阪府立労働センター 3月16日、大阪府立労働センターにて『「未来を切り開く連帯」~若者たちの運動から学びあう~』が開催された。報告者は昨今、安保法や労働問題などに精力的に取り組んでいる寺田ともかさん(シー …
アメリカ大統領選の行方(後編)
ノースキャロライナ州立大学教員 植田恵子 今回の大統領選挙でもっと注目すべきは、身分証明書法が初めて施行される選挙であるということだ。2013年に投票権法(Voting right act) が廃止されるや否や、ノース …