【ぷりずむ】

  私は人生で2度痴漢にあった。2度目は30代、場所は映画館。太股のあたりがおかしいと気づき、無性に腹が立ち、隣の男性へ場内響き渡るような声で「何すんの!」。男性は立ち去った。少しは世間というものがわかりかけていたからだ …

ぷりずむ

 「もしあなたがある日目覚めたとき、そこが監獄で看守がネズミだったとしたら、あなたはおとなしくその監獄にとどまるだろうか」。 先日亡くなったイギリスの理論物理学者のホーキングは、何年も前にこのような警告を発した ▼彼は体 …

ビットコインの本質

  郵便や電話のない世界を想像することはむずかしい。携帯電話やインターネットが存在しない世界を想像することも、多くの人々にとってはかなり困難となった。あと数年のうちには、暗号通貨がない世界を想像するのがむずかしくなってい …

野宿の現場から俯瞰する日本社会当事者主体で「椅子取りゲーム」を変える

86年から一貫して釜ヶ崎において野宿者支援に取り組む生田武志さん。「支援」に留まらず、人それぞれの生きづらさを大切にしながら、社会的矛盾を俯瞰する眼差しを持ち続けている。編集部では今回、生田さんに、(1)近年の野宿の現場 …

ぷりずむ

 沖縄で相次ぐ米軍機のトラブルの追求に、「それで何人死んだんだ」とヤジる副大臣。「何人死んだら動いてくれるのだ」と、宜野湾市民。この政治、忘れへんで! ▼先の大戦と何もかわらない権力政治、意識。違いは言い返すことができる …

【追悼】河村宗治郎さん

 世の中が《星野仙一死亡》のニュースで賑やかなとき、一人の老活動家がひっそりと息を引き取った。「寿命には勝てんが、安倍には負けたくない」と踏ん張っていたが、病に蝕まれた体力が続かず、安倍よりも先に逝った。  世間が阪神淡 …

【ぷりずむ】

 テレビやラジオの声が早口になっている。特にニュースは短時間にどれだけたくさんしゃべるか競っているようだ。かつて久米宏と黒柳徹子が早口の双璧で、ひとつの芸だったのに、今や誰もがそんなふうにしゃべる。政治家もそう。アベも小 …

【2018新春インタビュー】後編 天皇崇拝の再生産ではなく自治的な連帯組織を

前編よりつづく 田畑 稔(哲学者、季報『唯物論研究』編集長) 「反安倍を天皇に託す」民主主義の底の浅さ  前編でも確認したように、いま、日本も世界も政治的思想的な対抗関係の配置が大きく、かつ複雑に変容しています。対抗運動 …