【ぷりずむ】

 あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた。これについては多様な論点がある▲まず、「芸術の専門職が芸術基準で作品を選ぶべきなのに、芸術監督自身が中止の判断をしたことが誤り」というもの。中止肯定 …

【日韓歴認識】日本帝国主義の朝鮮植民地支配搾取と虐殺の歴史に向き合う 編集部・松永 了二

韓国映画「金子文子と朴烈」をめぐって 隠蔽される中国人・ 朝鮮人大虐殺  今年2月、映画「金子文子と朴烈」が公開された。韓国で2017年に公開され2百数十万人を動員した。   この映画は17年、大阪アジアン映画祭でオープ …

【食べて身になる 連載(3)】〈不食〉を実践 地球への「祈り」木澤 夏実(げいじゅつ と、ごはん スペースAKEBI)

食を通して社会を考える  「ナツミさん、取材に行きませんか。〈不食〉というのを実践してはる、村上忠政さんのところへ」―そう聞いた瞬間、わたしの知的好奇心は爆発的に上昇し、しかし同時にひと匙の不安も覚えた。〈不食〉だなんて …

【ぷりずむ】

  河出書房新社の『文藝』秋号が売れているらしい。特集は「韓国・フェミニズム・日本」。「日本」の要素がはっきり分からないが、韓国作家の最新短編小説を一挙に読める▼家父長制などの旧来的な秩序を自明視せず、啓蒙的な …

【時評短評私の直言】映画「赤軍-PFLP 世界 戦争宣言」の先駆性 シネマブロス 宗形 修一

パレスチナ解放闘争から世界を捉えた 「パレスチナ連帯」という 世界的視座  若松孝二・足立正生共同監督は、70年代の世界の焦点を「パレスチナ」と捉え、ゲリラキャンプ地に潜入しこの映画を完成させた。その中でサイダ難民キャン …

【連載 東京五輪の返上を】肥大化、利権化した五輪は終わりに 神戸大学大学院国際文化学研究科教授 小笠原博毅

第1回 人命にかかわる灼熱下での強行  東京五輪開幕予定日まで1年を切った。福島事故の隠ぺいや数々の不正疑惑など、問題は数えきれない。日本への怒りのデモが続く韓国でも、放射能汚染への懸念が再燃し、ボイコットに世論の3分の …

【連載(2)食べて、身になる】「食」で、のびやかになる 木澤 夏実(げいじゅつ と、ごはん スペースAKEBI)

差別を生み出す料理作法を 崩すことで人間解放の道が  「食」というものは元来、生産・調理・食事といった全ての過程において、とにかくやたらとルールの多いものであった。理にかなった先人の知恵が継承された結果、その分野の常識と …

【オシテルヤン日記】本人の意思を尊重しつつ見守る 大阪・長居「コミュニティスペース オシテルヤ」職員 中桐 康介

夜回りで出会う人々とそれぞれの理由 「息苦しくなって」 施設を出た女性 7月×日   先月からぼくらの夜回りコースで50歳前後の女性が野宿しており、気になっています。話すとけっこうしっかりしゃべってくれて、お金がなくて、 …

【くりりゅうの哲学ノート】社会を変える「私たち」とはどのような「私たち」か 在野の哲学者・文筆業 栗田 隆子

「革命を信じているか?」  先日、東京にて宝塚月組公演『チェ・ゲバラ』を友人と観に行った。そう、あのキューバ革命を起こしたチェ・ゲバラが主人公の歌劇である。   宝塚歌劇団でゲバラをやると聞きつけた私の友人がぜひというこ …

【香山リカX戸田ひさし】精神科医の立場からみる ヘイトが蔓延する日本社会(2)

人種差別・民族差別は心を破壊する アイヌからの略奪 知らなかった自分 香:「アイヌの歴史」を小学校で習うけど、土地を収奪した話はされません。文化もエキゾチックなものとして扱われ、私たち「和人」がそれを禁止したことには触れ …

【福島の争点】被ばく防護基準を来春にも年間 10mSvに見直す悪質極まる勧告 黒田 節子(原発いらない福島の女たち)

ICRPと政府の非人道的な策動 放射線防護より 社会的影響重視  ICRP(国際放射線防護委員会)は来春にも、原発事故後の放射線被曝防護基準を年間1mSvから10mSvに見直す方針であることがわかった。フクシマの現実は2 …