一年半前にパナマ文書に関して翻訳紹介したが、今度はパラダイス文書(1340万件)が金持ちの税金逃れのためのオフショア手続きを商売にするアップルビー法律事務所から、南ドイツ新聞にリーク、国際調査報道ジャーナリスト連合(I …
【イスラエルに暮らして】ショーファット難民キャンプに温水プールが パレスチナ青年たちの献身的活動
イスラエル在住 ガリコ美恵子 「エルサレムのスラム街」として名の通るショーファット難民キャンプに、温水プールが半年前にオープンした。 プールは清潔感溢れるタイル張りで、広さ25×10m。飛び込み練習ができるように片側 …
【中国】情報統制と経済的自由の矛盾 いつ爆発するか?
愛知大学名誉教授 アジア経済研究所名誉研究員 加々美光行さんインタビュー 第19回中国共産党大会(北京)が、10月24日閉会した。5年に1度の党大会では、指導部人事や今後5年間の方向性が決定される。大会冒頭に演説した習 …
【いま欧州では】投票箱の妖怪─ 「カタルーニャ危機」の脈絡
10月10日『ディセント』 ウィリアム・ハント 翻訳・脇浜 義明 大雑把に言ってスペイン政治は、与党保守の国民党と野党第一党の社会労働党の二大政党制。これは独裁者フランコ死後、権威主義体制から民主主義体制へと「平和的移 …
【イスラエルに暮らして】ハーン・アル・アフマル集落 ベドウィンの誇り
イスラエル在住 ガリコ美恵子 言いなりにはならない 「3回目の強制退去は受け入れない、殺されても、もう彼らの言いなりにならない。これが私の決意だ」―こう語るのは、誇り高きベドウィン・ハーン・アル・アフマル集落の代表者ア …
「パナマ文書」調査報道 徹底究明する海外ジャーナリズム 沈黙する日本のメディア
編集部 松永了二 「パナマ文書」報道に加わっている女性ジャーナリスト、ダフネ・カルアナガリチアさん(53歳)が、地中海のマルタ島で10月16日、車を運転中に爆殺された。 彼女は「パナマ文書」の調査をもとに、人口42万 …
右翼との連立で「欧州の夢」を 終わらせるメルケル首相
10月2日「Zコミュニケーション・デイリー・コメンタリー」 ロベルト・サビオ(国際通信社) 翻訳・脇浜 義明 9月24日に投票がおこなわれたドイツ連邦議会選挙。メルケル首相は4期目続投となり、首相が率いる与党は第1党の …
テクノロジーで得た利益は社会的インフラ建設に還元せよ
ポール・ブックハイト(『使い捨て可能な米国人』著者) 6月16日「Zコミュニケーション・デイリー・コメンタリー」 翻訳・脇浜 義明 増大する格差もはや「能力主義」の幻想はない 去年は8人、それが6人になり、今や5人。米 …
【インド】10万人の抗議デモ「すべての村に農民組合を」
9月17日「Zコミニュケーション・デイリー・コメンタリー」 ヴィジャイ・プラシャド(インド出身歴史家、ジャーナリスト) 翻訳 脇浜 義明 安倍、トランプ、ドゥテルテ、ルペン、最近のエルドガンなどと並んで、インドでもイン …
24年五輪パリに決定 オリンピックは民主主義に反するものだ
パリ第八大学博士課程在学 須納瀬 純 2020年東京五輪の次回に当たる、24年の五輪がフランス・パリに決まった。東京五輪は「福島原発はアンダーコントロールされている」という世紀の嘘で決められ、16年リオ五輪でも激しい反対 …
ロヒンギャ虐殺問題とは何か 世界中から阻止の声を
9月15日『パレスチナ・クロニクル』 ラムゼイ・バルード 翻訳:脇浜義明 数百万人の殺害25万人が国外脱出 100%とまでは言わないが、アウン・サン・スー・チーは「偽りの民主主義伝道者」である。 米国中心の西側が中国 …
【視点論点】イスラエルの民主化闘争とパレスチナ解放闘争は共闘すべきだ
編集部 脇浜 義明 パレスチナは人間解放の闘い 今年(2017年)クネセト(イスラエルの国会)は、イスラエルはそこに住む国民の国というより世界のユダヤ人の民族国家で、ヘブライ語だけが公用語であるという趣旨の法律を通過さ …
【時評短評 私の直言】権力は今やこの世界のインフラに存在する
神戸大学大学院人文学研究科准教授 原口 剛 いまイタリアでは、「NO-TAV」というスローガンが響き渡っている。「TAV」とは高速鉄道のことで、イタリア全土に新幹線を建設しようとする開発計画だ。 トリノに住む友人によ …
トランプを批判する市民の オンライン・データを収集
リアル・ニュース・ネットワーク2017年8月17日 翻訳・脇浜義明 アーロン・マテ(リアル・ニュース記者):トランプの宣誓就任式の日に抗議メッセージをネットに投稿したり、それにアクセスした国民の個人情報が、政府に収集さ …
大日本帝国に戻る日本 今こそ責任者追放と社会変革を
李慈勲さん(ソウル書林)インタビュー・後半 天皇ら戦争責任者を裁かずアジア加害を教えなかった結果 前号では朝鮮のロケットを軍拡に利用する安倍政権を批判し、朝鮮の行動背景を話していただいた。今回は日本で朝鮮敵視や軍拡が続 …