李慈勲さん(ソウル書林)インタビュー 8月29日早朝、朝鮮が太平洋へロケットを発射した。21日から始まった米韓合同軍事演習(自衛隊も北海道で米軍と合同演習)に対抗したものだ。太平洋上に落ちたが、日本列島は大きな狂騒に包ま …
威嚇から交渉へ
ガレス・ポーター(独立系調査ジャーナリスト、歴史研究者)翻訳・脇浜 義明 訳者附言 この翻訳をしているときに、朝鮮が日本の北海道越えのミサイルを発射した。日韓併合の「記念日」に当たる日のミサイル発射なので、日本への威嚇で …
日本政府は東京オリンピックで「フクシマ」を隠すな!
ダール・ジャメール(Truihoutスタッフ記者)翻訳・脇浜義明 元原子力産業副社長だったアニー・ガンダーセンは、日本政府と原子力産業が、2020年東京オリンピックまでに避難者を全員帰郷させようとしていることに、驚き、怒 …
現地レポート インティファーダ勃発か?!
イスラエル在住 ガリコ恵美子 中東のイスラエルは、長年パレスチナ・ガザ地区の不当な占領・虐殺・暴力支配を続けてきた。米英仏などの大国も占領を支持し、世界の不平等と戦争が生まれる根本問題であった。パレスチナの人々は果敢な抵 …
米軍のアフガン攻撃は『侵略戦争の仕事』だ
翻訳・脇浜 義明 2017年にナッシュヴィルで開かれた平和シンポジウムで、マーサ・ヘネシーは、自分が時折住み込みで働いているニューヨーク市のホスピタリティ・ホーム「マリーハウス」の活動趣旨について語った。 マーサは、 …
視点 論点
本号1面を書いたガリコさんは、フェイスブックでも、エルサレム旧市街入り口で抗議するパレスチナ人を弾圧する、イスラエル兵の凄まじい映像を毎日撮って配信している。だが私は彼女の身の安全を心配している。 メディアは「暴動」 …
米国「活動家養成学校」が誕生組織化スキルを身に付けるために
6月14日「Zコミュニケーションズ・デイリー・コメンタリー」チャック・コリンズ(政策研究所の研究者)翻訳・脇浜義明 5月4日、ソジョーナ・トゥルース社会変革活動家養成学校(訳注:ソジャーナ・トゥルースは19世紀の奴隷解 …
米国「ネット中立擁護行動の日」無料・平等なアクセスを求めて
オバマ政権は、ネット中立規則を制定し(2015年)、利用者の平等なアクセスを保障したが、トランプ政権下の連邦通信委員会(FCC)は、同規則を廃棄する方針を固めた。道路に高速道路と一般道路の差があるように、インターネット …
世界は今(1)米国 トランプ政権と対抗運動
移民を受け入れる「サンクチュアリ・シティ」 モンタナ州立大学教員 山口 智美 日本の政治状況は最悪だが、米トランプ政権なども酷い。だが米国の対抗運動は大きく高揚している。モンタナ州在住の山口さんに報告をお願いした。ま …
世界は今(2)フランス エリート主義的「ヨーロッパ」ではなく下からのコスモポリタニズムを
パリ第八大学博士課程在学 須納瀬 淳 いま、欧米諸国の政治にはポピュリズムの波が押し寄せていると言われる。この現象(その特徴の本質は大衆迎合というより、「我々と彼ら」という対立軸の形式そのものによって民衆の支持を獲得す …
イスラエル集団懲罰
シャーロット・シルヴァー(電子インティファーダー、6月13日)翻訳・脇浜義明 封鎖で傷めつけているガザに対し、イスラエルは6月12日、PA(自治政府)の要請だと言って、さらに40%の送電カットを決定。ガザの200万人は、 …
占領50年の報告~独立には何が必要か~
ガリコ美恵子 高まるトランプ批判の声 イスラエルがパレスチナを占領して、50年が経つ。この50年間でイスラエルは東エルサレムに15箇所の入植地を建設し、20万人のユダヤ人が移住。西岸地区には127箇所の入植地を建設し、 …
韓国の今 第4の権力=市民権力に支えられる文在寅新政権
在日韓国研究所代表 金 光男 5月9日、文在寅民主党候補は、当選と同時に新大統領に就任しました。通常は大統領当選後2カ月の政権移行期があるのですが、朴槿恵前大統領の罷免に伴う早期選挙だったためです。この日以降、韓国の国 …
勉強を続けることが侵略や障害と闘うこと
サラー・アルゲルバーウィ(ガザ居住のフリーランスジャーナリスト、翻訳家)2月8日「電子インティファーダ」 翻訳・脇浜義明 16歳のワラーは教室の窓の近くには座らない。彼女は、ベイト・ハーヌーンで国連が経営する中学校の生 …
オルグのための学習 学習のためのオルグ
4月3日 「レーバーノーツ」 翻訳・脇浜義明 ドキュメンタリー映画「ユー・ガット・ヒア」(1988年)で紹介されたハイランダー・センターは、社会運動や労働運動の人材を育てる労働学校のようなもので、1930年代に産業別組合 …