松岡千絃(大学院生・シングルマザー) 6月2~5日、北海道大学で開催されたミスコンに反対する学生らによる抗議行動において、北大祭事務局のメンバーが抗議者へ暴行を働いた事件が話題になった(twitterより)。この件に …
時評・短評 刑事訴訟法・盗聴法大改悪
阪南大学准教授 下地真樹 冤罪事件の闇の深さ 冤罪。「罪がないのに罰せられること」(大辞泉)。意味だけ書けばそれだけのことだが、一つひとつの事件を辿っていると、その残酷さと闇の深さに眩暈がする。ある日突然身柄を拘束され …
時評・短評 川内原発、すぐ止めろ
編集委員 下村俊彦 熊本地震のあとも、隣の鹿児島県で川内原発が稼働を続けている。ただちに停止すべきだ。言いたいことは以上だが、それだけで終わっては記事にならないので続けてみる。 本紙でも熊本地震については取り上げてき …
【時評短評】調子に乗った自民市議が市民活動に圧力
書き手:豊中市議会議員 木村真 高市総務相が、「政治的中立の観点から問題がある場合、テレビ局の放送免許を取り消すこともあり得る」という趣旨の発言をするなど、安倍政権によるメディアに対する監視と恫喝は常軌を逸した感があり …
時評・短評 職場という「闘争の場」
片岡英子(龍谷大文学研究科博士後期課程・会社員) 「研究内容を生き方に反映させられないのなら、辞めてしまいなさい」―それは、数年前に師から私へと投げかけられた痛烈な批判の言葉だった。その批判を受けたのは、大学院の修士課 …
時評・短評 <棄民>の歴史から考える
シネマブロス 宗形 修一 東日本震災から5年を経て、マスコミの震災報道が増加している。3月9日には、大津地裁の仮処分ながら高浜原発3・4号機の運転差し止めの決定が出た。反原発の運動には援軍になるだろうが、下級審の判決が …