11月24日の朝刊は、万博が大阪に決まったことを報じる記事が1面トップ。決定を喜ぶ松井大阪府知事や世耕経済産業相の写真を見せられて、朝食がまずくなった。決まってしまうと祝賀ムード一色となるメディア状況も不気味だ。 テ …
【時評短評 私の直言】TPPにもFTAにも反対!
溝をあらわにした日米貿易協議 4月の日米首脳会談は、北朝鮮と貿易の両方の問題で両国の溝があらわになるものだった。とくに18日の通商分野についての議論では、日米で新たな貿易協議を始めることで合意しただけで、米国のTPPへ …
時評短評私の直言 傷をえぐられるような運動内の性暴力事件
じゃこおろし 菅野完、添田充啓氏による性暴力事件 自分が過去に受けた傷を再度えぐられる感覚になるような情報にいくつか触れ、感情が不安定になる。もう「乗り越えた」気になっていても、当時の出来事がフラッシュバックすることが …
時評・短評 私の直言 アカデミック・ハラスメントをなくすために
自治空間をサバイブする じゃこおろし 今回この紙面をお借りして、ある問題提起をしたいと思う。それは、学問の世界における「自治」空間を確保する重要性と、同時に「自治空間」を確保することに伴う危険性についてである。前者の …
時評・短評 右翼革新派としての安倍政権の本質とその歴史的水脈
福島の最深部に向かう 「虫の視点」で生活を再構築 シネマブロス代表 宗形修一 安倍総理の祖父は、ご存知のように関東軍傀儡の満州政府の革新官僚だった岸信介氏である。岸は、東条内閣の商工省大臣として、戦後戦犯に問われ巣 …
時評・短評 「適用除外」という悲劇 「働き方改革」という喜劇
役所の「働き方」の実態報告 深見 史 「一億総活躍社会」という「一億火の玉」な気色悪い掛け声とともに、「同一労働同一賃金を実現し、正規と非正規の労働者の格差を埋め、若者が将来に明るい希望が持てるようにしなければなりませ …
時評・短評 「無理なく生きる」ために
自傷・他傷を生み出すストレス社会 大学院生・シングルマザー 松岡千紘 相も変わらず私事ではあるが、ここ数週間、主に学業に関連するストレスから不眠の症状が続いていた。物心ついた時から、忘れ物やケアレスミスに悩まされて …