【G20 10年間の変節】世界経済を支配する 米中二大国時代 編集部 松永 了二

史上空前の警備体制と4千億円のムダ使い G20は、2008年のリーマンショック後の世界金融危機に対処するために、米国、英国、フランス、ドイツ、日本、カナダ、イタリア、ロシアで形成していたG8に代わる国際的枠組みとして作ら …

【香港200万人デモの背景】北京政府を後ろ盾にした行政長官の傲慢 香港の民主主義犯す「逃亡犯条例改正」香港中文大学非常勤講師 小出雅生さんインタビュー

 200万人を超える市民が立法会周辺を埋めつくした香港。発端となった「逃亡犯条例改正案」は無期延期(事実上撤回)となった。市民の勝利である。改正案が発表されて以降4回の抗議デモが行われ、当初10数万人程度だったが、瞬く間 …

【利権の温床 東京五輪】「帝国」としてのIOCと腐敗構造メディアとIT化による民衆支配  小笠原博毅さん(神戸大学大学院国際文化学研究科教授)インタビュー(上) 

東京五輪開幕まで約1年、聖火リレーのコースも発表された。だが東京五輪は根本から問題視されてきた。それでも中止を求める声は高まっていない。『反東京オリンピック宣言』『やっぱりいらない東京オリンピック』を著した神戸大学教授の …

【7月衆参同日選挙に向け】アベノミクスに対抗する 左派の経済政策を 松尾 匡(立命館大学教授)、山本 圭(立命館大学准教授)、西郷 南海子(薔薇マークキャンペーン事務局長)

薔薇マーク キャンペーン  以下の「反緊縮」の経済政策を公約に掲げた候補者を「薔薇マーク」に認定します。(1)消費税の10%増税凍結。(2)人々の生活健全化を第一に、社会保障・医療・介護・保育・教育・防災への大胆な財政出 …

ミサイル配備の目的は中国包囲網の形成 池田 五律さん(戦争に協力しない!させない!練馬アクション)インタビュー

国家安全保障官僚による軍拡路線(1) 中国脅威論が喧伝され、市民の不安をあおる形で世論形成がなされる中、南西諸島の防衛を口実とした、宮古島・奄美への自衛隊ミサイル配備が進められている。「戦争に協力しない!させない!練馬ア …

【天皇制を考える】連載 天皇制を考える意見特集(1) 太田 昌国さん(評論家・編集者)

弱者に「寄り添う」ことで 弱肉強食の政治を補完する  天皇代替わりイベントが迫っている。編集部は、天皇制について、(1)人民統治の道具、(2)植民地主義の残滓、(3)身分制・差別の象徴であるとして、「廃止すべき」との立場 …

権力批判封じのメカニズム 相澤 冬樹さん(大阪日日新聞・論説委員)インタビュー

森友問題忖度報道  2017年2月8日、大阪府豊中市の木村真市議が国有地売却額の非開示を不当とし国を提訴、記者会見を行った。当初からNHK大阪報道部の記者として森友問題を追い、スクープを連発した相澤冬樹さんだったが、番組 …

【8年目の3・11】止めなくした被ばく線量下限 渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく研究会)インタビュー

前号に続き福島原発事故問題を取り上げる。「市民と科学者の内部被ばく研究会」の渡辺悦司さんは先日、「放射線被曝のもたらす健康影響の全体像の把握に向けて」を書き上げた。そこでは、(1)放射線によるがんや心臓病に加え、脳や神経 …

8年目の3.11 見せかけの避難指示解除東京五輪を利用した復興アピール破綻 福島在住 遠藤 智生

 政府が「20年度末まで」と設定した「復興・創生期間」まで、残り1年3カ月。来年夏の東京オリンピックを国際的に「復興」アピールの場にしたい日本政府にとって、本番1年前の正念場を迎えることになる。  今年の福島はどうなるか …

【沖縄現地 ヤンバル便り】辺野古土砂投入強行 県民投票に勝ち抜き阻止しよう 辺野古カヌーチーム/県民投票を成功させる名護市民の会 金 治明

 沖縄・辺野古への土砂投入を阻止する陸海にわたる粘り強い行動が続いている。基地建設をめぐる県民投票は、5自治体が拒否していたが、県民の闘いの末に2月24日に全県で実施されることになった。カヌーチームの金治明さんに、現地情 …

南北和平に危機感 対立煽る安倍政権 ソウル書林 李 慈勲さん インタビュー(聞き手 編集部 村上)

 慰安婦・徴用工、レーダー照射問題と、日韓関係が悪化している。特に日本の韓国敵視が目にあまる。安倍政権は、軍事拡大や国民統合のために緊張を煽り、朝鮮半島が和平に向かうことを妨害しているかのようだ。  韓国で生まれ、大阪で …

中国側から見た米中貿易戦争とその行方 インタビュー 愛知大学名誉教授 加々美光行さん

 昨年10月の世界同時株安の最大要因とされる「中・米貿易戦争」は、長期化しそうだ。各メディア新年特集でも、「新冷戦」、「世界の覇権争奪」という言葉がおどる。問題の大きさは疑う余地がないが、経緯・解釈については、米国側に寄 …

【2019年 新春討論・後編】 酒井隆史さん(大阪府立大学教授)・原口剛さん(神戸大学准教授)対談

 前号では、世界の情勢と資本主義の危機的状況について意見交換されました。後半では、これまで当たり前と思っていた生活のあり方や常識を見直し、どのような新たな運動を切り拓けるかを中心に、活発な討論が続きました。それは、「デザ …