医療・介護の世界は、相も変らぬ人手不足に悩まされています。加えて、これからは人としての「最期」を、誰もが寂しく過ごすことを強いる社会が始まろうとしています。2018年4月からは、診療報酬と介護報酬の同時改定が行われます …
離島を戦禍に巻きこみ、最前線基地に 抵抗の歩みは止まらない
陸自ミサイル部隊新基地建設工事を止める! 宮古島が戦場になることも、戦争の最前線基地にされることも、私たちは拒否する! まず、人民新聞にかけられている弾圧―山田編集長の不当逮捕・勾留に、怒りを持って強く抗議します! …
全国に広がる原発事故7年 被害は本格化 放射能汚染と死 抗う避難者と住民が被害報告
3.11福島原発事故から7年を迎える。本紙が昨年から掲載してきた「関東からの避難者たち」の集会報告や、東京の松平耕一さんの末期大腸がん死。福島、東日本を中心に晩発性の健康被害が本格化している。 だが国は、健康調査縮小な …
【パギやん吠える!】弾圧の脅しと分断に屈せずに声を!
なぜ編集長を 保釈しないか 本紙・山田洋一編集長に対する「詐欺被告事件」について、神戸地裁第1刑事部は昨年12月19日に保釈請求を却下、翌日、高木甫弁護士が準抗告を申し立てたが、これも棄却した。「決定書」に述べられてい …
刑務所を出たあとの生活再建
トラブル続きの仕事探し 「吐いたつば、飲むわけにはいかんやろ!」─独特な言い回しで就労訓練への意欲を語る柴田さん(57)。カラオケでは矢沢永吉を熱唱し、「バリバリや!」が口癖で、大阪でも不良が多いと噂された(?)堺出身 …
ぷりずむ
今年は明治維新から百五十年の節目だ。非西洋で最初に「近代化」した日本は、自らの「近代」を振り返り、次の時代を拓かねばならない ▼この百五十年は、十五年戦争の敗北と、福島第一原発核惨事に帰着した。戦前これを主導したのは、 …
「吉田寮を取り壊さないで!」
京都大学の吉田寮は学生によって自治運営されてきた京都大学の学生寮です。大学とはこれまで担当者と公開の場で話し合い、確約を結んできました。ところが、現在の担当者川添信介氏はそれらを拒否しています。 そして昨年12月19 …
「反核ナショナリズム」へ陥らずに 「ヒバクシャ」の国際連帯へ
ウラン採掘は「途上国」差別 ウラン採掘による被ばくと健康被害とのつながりは、「途上国」へと向けられた偏見と差別的なまなざしの下で否認されてきた。ニジェールでウラン採掘を進める仏企業アレヴァによれば、「40年の採掘の間、 …
神戸拘置所は冬山登山?皆でマメに激励と差入れを
12月21日、一番恐れていた神戸拘置所行きが決まる。2006年には凍死者も出たという、暖房装置もない極寒の地。「すぐに防寒用品の差し入れをしてほしい」と弁護士さんから連絡を受け、スポーツ用品の店へ飛び込む。 「冬山登 …
【視点論点】自国民衆の反乱を恐れて親米国もイスラエルに反対
12月21日、国連総会では、トルコとイエメンが提出したトランプの「エルサレムはイスラエルの首都」とする声明を非難する決議を、賛成128(日本も含む)、反対9、棄権35(カナダやメキシコ)を可決したが、法的拘束力はない。 …
【追悼】河村宗治郎さん
世の中が《星野仙一死亡》のニュースで賑やかなとき、一人の老活動家がひっそりと息を引き取った。「寿命には勝てんが、安倍には負けたくない」と踏ん張っていたが、病に蝕まれた体力が続かず、安倍よりも先に逝った。 世間が阪神淡 …