(1)出会い編 オンライン料理配達による社会変化 ここ1年ほど前から街でよく見かけるUberEats(以降、カタカナ表記)の文字……そういえばあれ、何だか知っていますか? このコーナーではこれから数回に分けてウーバーイ …
【各地のムーブメント】手ごたえのある信頼と連帯感 若者の担い手養成が課題 北大阪合同労組 小泉 圭
コミュニティユニオン全国大会報告 コミュニティ・ユニオン全国交流集会が30周年を迎え、今年は10月5~6日、姫路で開催された。兵庫県下のユニオンの数が多いこともあり、参加者は500名を超えた。 進行は例年と同じスタ …
【入管ハンスト】 貧弱な医療体制と懲罰的隔離収容 根本に外国人労働者使い捨て政策 インタビュー 仮放免者の会・非正規滞在者支援 永井伸和さん
家族や政治的・経済的理由で帰国できない長期収容者 6月下旬、大村入国管理センター(長崎県)でハンスト中のナイジェリア人男 性が餓死。長期収容への批判が広がっている。ハンストは、2017年5月に東 京入国管理局で47人、 …
【くりりゅうの哲学ノート】核や環境破壊を恐れる真っ当な感受性を失っていないか?在野の哲学家 栗田 隆子
気候変動と賃労働の暴力性 ニューヨークで行われている「国連気候サミット」に参加していた環境大臣の小泉進次郎が、記者会見で「政治には非常に多くの課題があり、時には退屈です。気候変動のような大きな規模の問題に取り組むとき、 …
【トシのつぶやき】ゲノム編集食品 届け出受付始まる 編集部・トシ
「ゲノム編集食品」の届け出の受け付けが、10月1日から始まった。7月のこの欄で、遺伝子を壊すだけの手法の場合、厚労省は安全性審査をせず事業者からの届け出のみとすることをすでに決めていて、消費者庁は表示を義務化しない方針 …
【連載8050(1)】扇情的な報道や自己責任論ではなく 人と穏やかに、じんわりと関われる社会を インタビュー「NPO法人 神戸オレンジの会」スタッフ 大巻 智子さん
7040/8050・ひきこもり状態の支援者、当事者に聞く 今年5月、川崎・東京練馬の殺傷事件の容疑者がひきこもり状態だったことが話題になった。ひきこもり状態は、20年前から社会問題化し、事件と結びつけられたりした。今は当 …
【時事雑感】法人税減税のための 消費税増税?編集部 田中 末広
編集部が、リレー形式で時事問題を斬る! 9月11日、内閣改造が行われ、10月から消費税が上がる。朝日新聞の声の欄に興味深い意見が載っていた。70歳の方の投稿だ。「安倍首相の企業優先の経済政策の結果、企業の「内部留保」= …
共謀罪施行2年と関西生コン弾圧 その先に見えるあらゆる社会運動の破壊 永嶋 靖久弁護士 聞き手 編集部・園
【連載企画】戦争法採決から4年 運動現場からの安倍政権批判(2) 戦争法の強行採決から4年。強権化する安倍政権と対峙してきた社会運動の各分野の方々に、政権の問題と運動を中間総括してもらう連載企画。第2回は、17年6月の「 …
【論説委員会】「消費者意識」が招く 民主主義の空洞化 論説委員 津田 道夫
参議院選挙の結果から見えてくるもの 8月の論説委員会のテーマは、7月に行われた参議院議員選挙の結果を踏まえて、今後の日本の政治情勢をどのように分析するのかというものだった。基調となる視点として、6年前の参議院選挙後に刊 …
【メンズリブ(2)】被害者と加害者、双方を解放するために 伊田 広行さん(NPO法人SEAN理事。ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン運営スタッフ)インタビュー
実践に学ぶ 社会運動に非暴力は可能か 「財界や自民党だけが悪いわけではない。弱者の側だと言いつつ、本当は強者の側にいるのではないか」。時には既存の社会運動に対して厳しい目を向ける伊田広行さん。雇用の形にとらわれず加入で …
頑張ればなんとかなるとか お花畑な幻想ですね ~その3~小坂 保行(路上雑誌販売員・アマチュア作家)
金沢の路上生活者のリアル 美術とホームレス排除の コラボレーション 少し前、排除アートと呼ばれる、美術とホームレス排除のコラボレーションが話題でしたね。今では東京が、五輪に向けて公園からホームレスを排除中とか。金沢のよ …
<第六話・「女子力」に踊らされるな!>
【浦島オバさん太郎の日本すごくない】 私は以前、何人かで食事に行った時に焼きそばを皆のお皿に取り分けた。すると一人の若い女子に「わー! 女子力高いですねー?」と言われたことがある。 「女子力」ってなんなん? 私が日 …
【NO!安倍農政】種子法廃止と規模拡大化 は亡穀への道 宮城県・船形山のブナを守る会代表世話人・小関俊夫さん―聞き手 編集部・山田
6月の参院選、東北地方では、6選挙区中4県で安倍自民党候補が落選した。3年前の前回参院選でも同様な傾向が見られ、農家の根深い安倍農政への不信があることが見て取れる。宮城で出会った小関さんに、種子法廃止と大規模化について話 …
閉塞の深まる職場 社会構造の改善を 京都府 森宮 純
【連載】 若者~ロスジェネ世代の労働と社会の責任(1) 就職氷河期世代=「ロストジェネレーション」や「ひきこもり」が再注目されている。政治による救済対象としてや、殺傷事件との関連などで報道されがちだ。しかし、個々の人生 …
【バリアのない街】医療福祉についての政策を求める 介護現場の人々 遙矢当(はやと)@Hayato_barrier
「車いすの人が当選したら、どうしますか?」―私がそう問うた瞬間当惑した職員の顔が忘れられない。30年前、小学校の社会科見学で国会に行った時のことだ。今夏の参議院選挙で30年前の問いの答えが出た。 「れいわ新選組」が …