野党支援の茨木・高槻・川西市議と本紙編集部 解散総選挙が与党勝利で終わり、「野党共闘」の総括や憲法改悪への対抗が求められている。関西各地で野党を支援した市議と本紙関係者に参加いただき、座談会を行った。前半の今号は現場の …
【特集衆議院】敗北から教訓を汲み取り、安倍政治と全面対峙する左派の戦略構想を
相手の不意を突き、どさくさに紛れて獲物をつかむという、安倍首相の詐欺師的解散は、見事に奏功した。衆院で与党が3分の2を占め、希望・維新など野党側改憲勢力を合わせると、「改憲」国民投票は、極めて現実的だ。 オーストリア …
【特集衆議院】民意と大きくずれた選挙結果 市民の力をさらに大きく
「ミナセン尼崎」代表 弘川よしえ 編集部:自民党の「大勝」です。安倍政権は信任されたのでしょうか? 弘川:選挙の争点である、(1)消費税増税、(2)モリカケ疑惑の追究、(3)原発再稼働について、街頭で2日間にわたってシー …
【衆院選東北取材】各地の運動と安倍解散・小池新党の問題点
大義のない解散総選挙が始まった。与党300議席超かと報道されるが、昨年の参院選で自民党が全敗したのは東北・北海道だ。福島原発の被害、TPPによる農業切り捨てなどへの怒りが表明された。今回の選挙はどうか?市民はどう動くのか …
ゼネコンのための震災復興 希望の党へ流れ込む野党候補
ふくしま連帯労組 宗形修一さんインタビュー 昨年の参院選では、自民党の岩城光英法相を倒して増子輝彦氏(民進党)を当選させた福島県。今回の衆院選では、自民党VS希望の党VS維新の会VS共産党という構図となっている。民進党系 …
【突然の衆院選 野党と市民は】党ではなく市民に忠実な政治を! 批判だけでなく未来こそ語るべき
弘川よしえさん(ミナセン尼崎代表)インタビュー 兵庫8区=尼崎選挙区は、緑の党・社民・新社・共産党の野党共闘が維持され、「ミナセン尼崎」を橋渡し役とした協議のなかで、今回の衆院選は、共産党の堀内照文さんに一本化すること …
国会無視・選挙の私物化・戦争挑発と軍拡 安倍政権の勝利は改憲と増税へと直結
編集部より 解散と戦争を許さない 安倍首相が衆院解散・総選挙を決めた。森友、加計学園の問題を臨時国会で野党に追及させないためだけの、前代未聞の自己都合解散だ。今年6月、共謀罪を強行採決した途端に国会を閉じ、数日後に記者 …
朝鮮が求めるのは米朝平和条約 軍拡より国交正常化を
李慈勲さん(ソウル書林)インタビュー 8月29日早朝、朝鮮が太平洋へロケットを発射した。21日から始まった米韓合同軍事演習(自衛隊も北海道で米軍と合同演習)に対抗したものだ。太平洋上に落ちたが、日本列島は大きな狂騒に包ま …
共謀罪施行抗議・意見特集号
建設運輸組合・教職員労組・野党共闘からの声 (1)真っ先に適用されるのは労働組合 全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部 書記長 西山 直洋 2017年7月11日から施行される「共謀罪」(テロ等準備罪)。安倍政権は …
安倍政権の棄民政策を問う(2) 自主避難者が国会で証言 自主避難者が国会で証言
フリージャーナリスト 西中誠一郎 復興相を追及して「自己責任」発言を引き出したのが、フリージャーナリストの西中誠一郎さんだ。「自主避難者」の住宅無償提供打ち切り問題を取材してきた。衆参両院で今村大臣の問題発言を巡り質疑 …
独裁政権並「縁故主義」の正体
アカデミックジャーナリスト、同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻博士後期課程教授(大阪高裁で地位確認訴訟中) 浅野 健一 森友学園疑獄に続き、愛媛県今治市の加計学園に安倍首相が多額の口利きをしたことが問題化し …
安倍政権の棄民政策を問う
「Go West, Come West!! 3・11関東からの避難者たち」交流集会 避難者、関西、全国の住民連帯の場 5月6日に、本紙1611号で詳報した「3.11関東からの避難者たち」の2回目の交流会と集会が行われ …
経済優先と決別し原発全廃へ
追い詰められた関西電力 なりふり構わず 強行突破 関西電力は、早ければ17日にも、高浜原子力発電所4号機を再稼働させ、6月中旬に営業運転を始める方針を発表した。高浜4号機は既に原子炉への核燃料157体の装着を終えており、 …
脅威は北朝鮮ではなく原発動かす安倍政権
――美浜町議 河本 猛 安倍政権は、北朝鮮のミサイルの脅威を煽っていますが、本当に脅威なら、ミサイル攻撃を想定していない新規制基準や避難計画は無効であり、原発をまず停止すべきです。本当の脅威は北朝鮮ではなく、原発再稼働 …
「共謀罪」を廃案へ
通常国会後半戦へ 反改憲運動通信編集委員会 国富建治 暴走する安倍自民党――「在任中に改憲」の決意表明 (絵・橋本勝) 1月20日、米トランプ大統領の就任式と同日に始まった日本の2017年通常国会(第193通常国会)は …