1、2018年 米・イスラエル政府の思惑 今、1948年5月14日イスラエル建国から70年目、パレスチナのナクバ・「大破局」の日と定めた5月15日から70年目の5月を迎えています。また1972年リッダ闘争から46年目 …
【いま米国では】米・シカゴの高校生がストライキ
米国の学校で銃による無差別殺人がやたらと起きている。今年の最初の45日間に8校で発砲事件、19人死亡、37人負傷。先住民との講和に反対した独立戦争、独立後は先住民虐殺の西部開拓、奴隷制暴力、20世紀には植民地拡大戦争、 …
世界に広がる抗議行動
トランプはイスラエル建国70周年に合わせ、5月14日にエルサレムに米大使館を移転すると発表。世界中に抗議デモが拡がっている。発言直後から多くのデモが行われているが、比較的新しく本紙でも扱ったアヘド・タミミさん逮捕日より掲 …
【いま米国では】欺瞞に満ちたトランプの一般教書演説批判
米大統領の一般教書演説といえば、過去1年間の実績報告と今年度の政策提案と相場が決まっていた。21世紀からそれが変化したようだ。トランプは短いセンテンスで米国は素晴らしい国だと言って、間を置いて、拍手を待つ。 …
人民のものを人民に取り戻そうとしたムガベ
ムガベ大統領の退陣をめぐるインタビューの第2回目は、ジンバブエの土地改革がテーマ。欧米メディアによる「ムガベ=独裁者」との報道は、多くが彼の実施した土地改革を理由にしていた。すなわち、白人の土地を強奪して黒人に分配し …
「反核ナショナリズム」へ陥らずに 「ヒバクシャ」の国際連帯へ
ウラン採掘は「途上国」差別 ウラン採掘による被ばくと健康被害とのつながりは、「途上国」へと向けられた偏見と差別的なまなざしの下で否認されてきた。ニジェールでウラン採掘を進める仏企業アレヴァによれば、「40年の採掘の間、 …
【視点論点】自国民衆の反乱を恐れて親米国もイスラエルに反対
12月21日、国連総会では、トルコとイエメンが提出したトランプの「エルサレムはイスラエルの首都」とする声明を非難する決議を、賛成128(日本も含む)、反対9、棄権35(カナダやメキシコ)を可決したが、法的拘束力はない。 …
【いま米国では】
1986年の税制改革以来最大規模の税制見直しが行われている。トランプがたくさん吹いたラッパの中で唯一実現しそうなのが、これである。減税法案を直訳すると、「減税と雇用に関する法律」で、安倍の庶民から金持ちへの所得移転税制、 …
パリ第三回反核世界社会フォーラム報告(前)「軍事も民間利用の核もない世界」をスローガンに
パリ第八大学博士課程在学 須納瀬 純 福島事故を機に世界大会開催へ 11月2日から3日間、パリで「反核世界社会フォーラム」が開催された。 世界社会フォーラムは、ダボスで開催される「世界経済フォーラム」に対抗する形で2 …
【イスラエルに暮らして】汚職問題に揺れるナタニヤフ政権沈静化を狙うも失敗
イスラエル在住 ガリコ美恵子 12月6日、米大統領トランプによる発言「エルサレムをイスラエルの首都として認める」発表に対し、パレスチナ各地で抗議デモが始まった。ダマスカス門(エルサレム旧市街)では民衆が階段に座り、「ト …
在米右翼「歴史修正主義者」を支持する日本政府(下)
「サンフランシスコ市長が 「慰安婦」像設置を承認(上)」より続く https://jimmin.com/2017/12/13/san-francisco-approve-comfort-women-statue 山口智美 …
気候を変えるのではなく社会システムを変えよう~脱石炭と脱原発の結合
寺本 勉(ATTAC関西グループ) 軽快なリズムに乗って大きな地球儀を転がし、カラフルな衣装の人々が踊りながら、「気候を変えるのではなくシステムを変えよう」と訴え、雨模様のボン市内を練り歩く。これは、COP23対抗アク …
【視点論点】米・トランプ大統領の大使館エルサレム移転宣言
またもやトランプの「爆弾発言」(どうやら米国政府は二重構造を使っているようだ。トランプが「爆弾発言」し、それに対する反応を見計らって共和党主流部が正式政策を出すという構造)。エルサレムをイスラエルの首都として認め、米大 …
【いま中東では】サウジアラビア、レバノンへの「ヒズボラ追放」の圧力の誤算
アスル・サアド教授(レバノン大学)インタビュー要約 11月11日「リアル・ニュース」 翻訳・脇浜義明 11月4日、レバノンのハリリ首相が、サウジアラビア訪問中に「暗殺の危険がある」と辞任を表明、サウジが「ハリリをヒズボ …
【いま欧州では】オーストリアでネオナチ台頭 イスラエルと結びつく
10月16日「電子インティファーダ」 アリ・アブニーマ 翻訳・脇浜義明 ヨーロッパ右翼とイスラエル右翼が反ムスリムで手を結ぶ オーストリアのイスラエル大使は、イスラエル国会のアラブ人政党の追放に何の違和感も感じていない …