偽りだらけの「放射線のホント」 政府は、放射線被曝についての子ども・生徒向けのパンフレットを公表している。復興庁パンフ『放射線のホント』だ。マンガも交えて主張されているのは次の10項目。全て偽りである。 1.放射線はふ …
【時評短評 私の直言】東京五輪再開発と投棄の闇
2020年、東京五輪。その開発地を歩くと、「コンパクト」などとよく言えたものだと、つくづく思う。五輪開催の目的には、あきらかに不動産開発が組み込まれている。「東京大改造」という言葉が表わすように、それは、前代未聞の巨大 …
【新潟県知事選挙】争点隠しで僅差で敗北
与野党の総力対決と言われた新潟県知事選は、与党の花角英世氏が勝利した。最大焦点の柏崎刈羽原発再稼働の是非をぼかされたことが敗因と言われ、名護市長選と同様、巨額の原発マネーを背景に期日前の組織投票や野党側へのデマ・脅しもあ …
【本 BOOK】原発被ばく労災 拡がる健康被害と労災補償
声を上げる被ばく労働者 原発は「トイレのないマンション」といういい方がある。それは使用済みの核廃棄物などのことを言っているわけだが、この「マンション」は、建築資材を調達するところからウラン採掘での原住民や労働者を被ばく …
大飯原発再稼働に市民が抗議
大飯原発4号機が5月9日、再稼働された。関西電力の原発は、高浜3、4号機と大飯3号機に加え、大飯4号機の再稼働で、福井県内4基が同時に動くことになった。大飯原発うごかすな!実行委員会は「原発は、人の手におえる装置ではあ …
「反核ナショナリズム」へ陥らずに 「ヒバクシャ」の国際連帯へ
ウラン採掘は「途上国」差別 ウラン採掘による被ばくと健康被害とのつながりは、「途上国」へと向けられた偏見と差別的なまなざしの下で否認されてきた。ニジェールでウラン採掘を進める仏企業アレヴァによれば、「40年の採掘の間、 …
【2018新年のメッセージ】今年を「原発全廃元年」に!
昨年末12月には嬉しい出来事が重なりました。第一は、13日の広島高裁での伊方原発運転差止め決定です。第二は、22日、関電が老朽大飯原発1・2号機の廃炉を発表せざるを得なかったことです。いずれも、福島原発事故の大惨事の尊 …
パリ第三回反核世界社会フォーラム報告(前)「軍事も民間利用の核もない世界」をスローガンに
パリ第八大学博士課程在学 須納瀬 純 福島事故を機に世界大会開催へ 11月2日から3日間、パリで「反核世界社会フォーラム」が開催された。 世界社会フォーラムは、ダボスで開催される「世界経済フォーラム」に対抗する形で2 …
【2018新年メッセージ】相撲報道に明け暮れるメディアの堕落 人民新聞負けずに頑張ろう!
原発いらない福島の女たち 黒田 節子 まず、編集長さんの逮捕に、全国の皆さんと共に抗議の声を上げたいと思います。人民新聞という一見こわもての新聞名ですが、内容は原発からパレスチナ、介護問題、若者層の新しい動きなど、特定 …
広島高裁、地裁の判断を覆し 伊方原発運転差止めを命じる
全国から500人 四国電力本店包囲 伊方原発3号機は去年10月から定期検査のため停止中だが、四国電力は再稼働を狙ってきた。広島高裁の判決を前に、12月10日四国電力本社のある高松で「STOP! 伊方原発高松集会」が行わ …
不正に使われる巨額の復興予算 自主避難者支援に回すべき
不正を追及した宮本しづえ福島県議(共産党)に聞く 企業呼び込み優先避難者は後回し 1633号から、福島復興予算の巨額利権問題の追求を始めた。特に計2千億円の予算が使われてきた「企業立地補助金」は数十億もの不正が続出。福 …
学校には被ばくの不安材料が山積み 汚染冷凍みかんをめぐって
1633号で報告した東京の脱被ばくデモで、横浜の小学校の校庭に置かれた原発放射性廃棄物を、市に一部回収させることに成功した中井美和子さんが発言した。数少ない成功例だ。 3.11後に死活問題となった子どもたちの被ばく阻止は …
気候を変えるのではなく社会システムを変えよう~脱石炭と脱原発の結合
寺本 勉(ATTAC関西グループ) 軽快なリズムに乗って大きな地球儀を転がし、カラフルな衣装の人々が踊りながら、「気候を変えるのではなくシステムを変えよう」と訴え、雨模様のボン市内を練り歩く。これは、COP23対抗アク …
12/3大飯原発現地集会報告
関西電力は来年早々にも、若狭の大飯原発3・4号機の再稼働を策している。これに対し12月3日、「大飯原発うごかすな!現地全国集会」が開催され、全国から500人が集まった。「大飯原発再稼働の策動を糾弾し、原発全廃を求める! …
【時評短評 私の直言】アベノミクスからの脱却を
株高が続いている。衆院選で与党勝利の予想が報じられだした頃から上昇を始め、10月中には史上初の16連騰を記録した。11月中旬のいまも日経平均株価は2万2千円台をキープしている。オッサン向け週刊誌は、来年には3万円までい …