福島県内各地に設置されている、モニタリングポスト。日常の暮らしのなかで常に環境放射線量を知らせるモニタリングポストの存在意義は小さくない。「周りをきれいに除染しているから、線量が低く出ている」「実際の数値より低く表示さ …

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福島県内各地に設置されている、モニタリングポスト。日常の暮らしのなかで常に環境放射線量を知らせるモニタリングポストの存在意義は小さくない。「周りをきれいに除染しているから、線量が低く出ている」「実際の数値より低く表示さ …
安倍政権下、原発再稼働が強行されている。関西電力は福井県の大飯・高浜原発計3基を動かし、九州電力は佐賀県の玄海2基と鹿児島県の川内原発2基を動かしている。10月27日には不当判決の出た愛媛県の伊方3号機、11月6日頃に …
私は福島第一原発から30キロ圏内に住んでいるが、被災地内外の動き─原発事故からの避難民の帰還と「復興」─が慌ただしい勢いで進められている。 2020年の東京五輪で野球・ソフトボールの一部試合の福島開催決定や、震災・原発 …
昨年12月、広島高裁の伊方原発3号機運転差し止めの仮処分決定によって、四国電力は予定していた再稼働ができず、四国では再び原発の電気のない状態になりました。 伊方原発3号機については差し止めを求める5つの仮処分申請、4 …
9月2日、大阪市中央会館で「Go West Come West 3・11東北・関東 放射能汚染からの避難者と仲間たち」が第6回集会を開催した。本紙既報の「8・6ヒロシマ弾圧」の行動報告をメインに、日本政府が放射能被害を …
政府は8月30、31日に公聴会を開催し、必要な行政手順を踏んだとして、福島事故原発に溜まり続けるトリチウム含有汚染水およそ100万トンの海洋投棄を強行しようとしている。東京五輪の前に、何としても投棄を完了し、福島原発事故 …
地元住民の「原発は嫌だ」の声を実感 関西電力高浜原発周辺で8月22日、「原発うごかすな! 実行委員会@関西・福井」が主催する現地抗議行動が行われた。 同日に4号機の再々稼働が予定されていたため開かれた集会とデモだった …
今生きている誰もが事故の収束は見られない Q:福島の現状は? 敷地内と外と二つに分けて説明します。まず、原発敷地内です。福島原発1・2・3号機は、全て炉心が熔融し、冷却水を注ぎ続けなければならなくなっています。この汚染 …
この本は、1945年8月6日朝、広島市内の爆心地近くの電車の中で母と共に原子爆弾を浴びた10歳の少年が恐ろしい破滅と人間の生き死を見せつけられながら被爆の死の淵を彷徨い、9月1日に母を失い、母乳を飲んだ一歳の妹を10月に …
声を上げる被ばく労働者 原発は「トイレのないマンション」といういい方がある。それは使用済みの核廃棄物などのことを言っているわけだが、この「マンション」は、建築資材を調達するところからウラン採掘での原住民や労働者を被ばく …
2020年、東京五輪。その開発地を歩くと、「コンパクト」などとよく言えたものだと、つくづく思う。五輪開催の目的には、あきらかに不動産開発が組み込まれている。「東京大改造」という言葉が表わすように、それは、前代未聞の巨大 …
偽りだらけの「放射線のホント」 政府は、放射線被曝についての子ども・生徒向けのパンフレットを公表している。復興庁パンフ『放射線のホント』だ。マンガも交えて主張されているのは次の10項目。全て偽りである。 1.放射線はふ …
3月30日の玄海原発3号機蒸気漏れ事故にも関わらず、関西電力は大飯原発4号機の再稼働を5月9日に行った。これに対し、4月22日、「大飯原発うごかすな!関電包囲全国集会」が行われ、700人が関電の本店を取り囲み抗議の声をあ …
暴走する復興庁本格的な隠ぺい 昨年末復興庁は「原子力災害による風評被害を含む影響への対策タスクフォース」を公表した。主な内容は、(1)福島原発事故の放射線量では「健康に影響の及ぶ数値ではない」、(2)放射線被曝により「 …
福島原発事故から7年経ったが、今なお7万3千人が避難生活を続ける。昨年3月末政府が帰還困難区域以外の全ての地域で避難指示を解除すると同時に福島県は自主避難者(約1万2500世帯)への住宅支援を打ち切った。事実上の帰還強 …