秋田・山形・新潟・宮城で野党統一候補が勝利 参院選が終わった。投票率は5割を切り(48・8%)、与党が改選過半数を確保するという残念な結果だ。しかし一方で、1人区32選挙区のうち10選挙区で野党共闘候補が勝利。なかでも …
【ぷりずむ】
山本太郎の選挙活動が脚光を浴びた。これまでなら選挙に出なかったであろう人まで掘り起こし、10人を擁立。2人の障がい者が代議士となった。大阪駅前演説会に行った。沖縄から始めた街頭演説会には多くが集まり、「そうだ!」と打ち …
自らの差別性の自覚を 仲岡 しゅんさん(元・大阪市立大学部落問題研究会)インタビュー
被差別マイノリティの連帯をめざす 弁護士として活躍しながら、人権問題に関する講演を行う仲岡しゅんさん。大阪市立大学の学生時代、「部落問題研究会」に入り、部落差別をはじめとするさまざまな差別について学んだ。 1960年 …
【時評短評 私の直言】「はじめに結論ありき」大今 歩(高校講師)
福島県民健康調査検討委員会(以下、検討委)が2011年以来公表した、甲状腺検査によるがんもしくは、がんの疑いのある患者は今日まで217人に及ぶ。ところが6月3日検討委甲状腺検査評価部会(以下、部会)は14年から15年に …
【トシのつぶやき】ゲノム編集食品 今夏にも流通か 編集部・トシ
政府の「統合イノベーション戦略」のもとで、ゲノム編集食品の性急な市場流通が企てられていることを1682号「時評短評」に書いた。その後の経過を報告するとともに、再度反対の声をあげることを呼びかけたい。 ゲノム編集食品 …
【時事雑感】 独裁政権を倒したい 編集部 田中 末広
編集部が、リレー形式で時事問題を斬る! 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は5日、菅官房長官が、記者の質問に対する回答を拒否した事を指摘して、「日本は、憲法で報道の自由が保障された民主国家だが、時たま独裁政権を彷彿とさ …
非白人女性議員に「もといた国へ帰れ」 依然として残る、米国の人種差別 脇浜義明 出典:リアルニュース、2019・7・15
トランプ大統領がツイッターに投稿 トランプ個人の人格的問題ではなく 米国が抱え続ける人種差別という課題 ドナルド・トランプ大統領は7月14日、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス、イルハン・オマール、ラシーダ・タリーブ …
環境破壊のツケは貧者が払わされる ファルーク・チョウドリー 出典:「カウンター・カレンツ」2019・7 翻訳 脇浜義明
気温上昇によるヒマラヤ山脈氷河融解 ヒマラヤ山脈 3分の2の氷河が失われると予測 ヒマラヤ山脈の氷河は、2000年以前と比べて2倍の速さで融解している。このままだと3分の2の氷河が失われると予測されている。 冷戦期 …
頑張ればなんとかなるとか お花畑な幻想ですね~その2~小坂 保行(路上雑誌販売員・アマチュア作家)
金沢の路上生活者のリアル 2006年3月末日。収入を絶たれた私は、入院中にアパートを解約したので、退院当日から寝泊まりする場所を失いました。さて、今後どうするか。さしあたってはこの日の夜。 私は入院する時、自家用車 …
浦島オバさん太郎に日本はすごくない!<第三話 日光の力>大西 ゆみ 大阪生まれのロンドン育ち。長いものには巻かれない頑固者。反原発は動物たちのために!
本当に素晴らしい天気! 毎日のように青空が朝から広がる「美しい国、日本」。 私はこの天気のために帰国したんじゃないかと思うほどである。曇りの日が雨の日より嫌い。鬱になりそうな気がするし、何もやる気が起こらない。そう言 …
食べて、身になる】連載(1) 人々が集う食堂で 「便利」さに対抗 木澤 夏実(げいじゅつ と、ごはん スペースAKEBI)
食を通して社会を考える 大阪市北区で「げいじゅつ と、ごはん スペースAKEBI」(以下、アケビ)を営む木澤夏実さん。工場を改築した店舗で手作りの料理をふるまう。今回は「場」「人とのつながり」という視点で「食」について語 …
全国に広がる「フラワーデモ」
性加害を免罪し、嘲る社会への対抗運動 3月以降、性的暴行や虐待の加害者に無罪判決が相次ぎ、声を上げた女性に対してSNSで弁護士が冷笑することが起こった。こうした状況に怒り、悲しんだ女性たちによる対抗運動が「フラワーデモ …
【募集】獄中俳句・短歌・川柳 選者:岡村知昭・矢板進・乱鬼龍
選者からみなさまへ 岡村(俳句):これからはじまる役割の大きさを思うと、楽しみと緊張感が入り混じった気持ちでいっぱいになります。「五・七・五」、もしくは「五・七・五・七・七」の形で託されたみなさまの言葉と思いを、しかと受 …
【言わせて聞いて 投稿募集】あなたの「食を通して社会を考える」を知りたい
残さず食べること。それは栄養バランスやカロリーの観点からだけではなく、料理を作ってくれた人や、野菜や肉や魚などを提供してくれた人への感謝の気持ちを示すという意味でも大切なことなのだろう。私は旅館の洗い場や料亭の配膳でア …
【贈呈本紹介】チェルノブイリと手を結ぶ 評者 編集部 谷町 邦子
今年5月に「国際チェルノブイリ連盟」が「国際チェルノブイリ福島連盟」という名になったことを、どれぐらいの人が知っているだろうか。日本のメディアが黙殺する中、ジャーナリストの浅野健一さんが同連盟の総会を取材。ウクライナと …