免許更新・年金受給もできず 住民票削除 10年間放置 「10年も待ってるんだ! お前ら何も代替案出さないじゃねえか!」、「いつ実態を調査するんだ!」―大阪市に対する申し入れ現場で怒鳴り声が響いた。 3月28日、西成区 …
言わせて聞いて 翻訳力とカタカナ言葉
名古屋経済大学名誉教授 前副学長 鈴木 正 「朝日新聞」(1月11日付)に「明治人にならい翻訳の努力を」という投稿が載った。「2020年東京五輪・パラリンピック会場見直しをめぐる関係者の議論で『レガシー』という言葉がよ …
時評短評 私の直言 病人殺すな 赤ちゃん消すな!田畑無くすな 奴隷になるな!
この国に抗う笙野頼子『猫キッチン荒神』 国際サーカス村協会西田敬一 〝文学で戦争をとめよう〟と宣言し、文壇から無視されている超絶技巧文章によって、次々と奇想天外な小説を書きつづけ叫びつづけている笙野頼子。3年ほど前に「 …
リオも東京もオリンピックはいらない!
「グローバルメガイベント闘争と我々の生」報告 建築家・都市研究者 ジゼレ・タナカさん 3月5日、大阪市内にて「グローバルメガイベント闘争と我々の生」が開催された。2020年東京オリンピックが3年後に控えるなか、本講演 …
時評・短評 私の直言 アカデミック・ハラスメントをなくすために
自治空間をサバイブする じゃこおろし 今回この紙面をお借りして、ある問題提起をしたいと思う。それは、学問の世界における「自治」空間を確保する重要性と、同時に「自治空間」を確保することに伴う危険性についてである。前者の …
2/17豊中市(大阪)「防犯カメラ」で地域は安全になるのか 講演報告集会
あっちにカメラ、こっちもカメラ…街じゅう監視カメラだらけ! 管理・監視社会に反対する大阪ネットワーク 廣瀬 正明 2月17日、豊中市で「『防犯カメラ』で地域は安全になるのか 講演報告集会」を開催しました。豊中市では12 …
時評・短評 私の直言 今さらながら…上野千鶴子の「反」移民論ってどうよ?!
深見 史 2月11日東京新聞に掲載された上野千鶴子のインタビュー記事に対して、外国人支援団体である移住連が公開質問状を発し上野さんがそれに回答、さらに移住連が反論する、というちょっとした「事件」があった。 上野さんは …
ぷりずむー1607号
今年も味噌を仕込んだ。大豆を炊いて、つぶして、麹と塩を揉み込んで、あとは秋口までひたすら待つだけ。麹カビが、大豆をゆっくり発酵させて、味噌にしてくれる。人間にできることは、雑菌がなるべく入らないようにすることと、日陰に …
『オリンピックファシズムと闘う~3・11の後、私たちはどこにいるのか』(下)
12・11鵜飼 哲講演会 2020年オリンピックNO!は世界の声 返上は可能だ 「復興五輪」というレトリック 東日本大震災直後の被災地支援のスローガンは「がんばろう東北」「がんばろう日本」などでした。それがいま、オ …
京都地裁、闇討ち不当解雇で判決へ
浅野教授追放の首謀者小黒教授が偽証連発 佐竹純一(ジャーナリスト) 浅野健一・同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻博士課程教授が2014年3月末、学校法人同志社(水谷誠理事長)による定年延長拒否=解雇という形での …
ぷりずむー1606号
鷲田清一が、ナンシー関の「信仰の現場」のことばを紹介しているのが印象深かった。ドッグショー、宝くじの抽選会、昼の公開生放送番組など、日常社会の価値規準とはズレたところで恍惚となる人々が群れ集う「別天地」(現に住む世間と …
時評・短評 私の直言
国家暴力は差別的指導者の反映 軍学共同研究を進める、日本学術会議大西会長に問う 阪南大学経済学部准教授 下地 真樹 2015年、「安全保障技術研究推進制度」が創設された。防衛省主導で研究予算を配分する、いわゆる「軍 …
12・11鵜飼 哲講演会 次々表面化する不祥事オリンピック災害NO!
2020年『オリンピックファシズムと闘う~3・11の後、私たちはどこにいるのか』(上) 2020年の東京オリンピックに向けて、各地で海外からの観光客誘致のための工事が進められている。会場となる東京では、小池知事の下で「税 …
ぷりずむー1605号
「各電力会社の会計簿には使用済み核燃料が資産として計上されている」。これは本紙1586号の渡辺悦司さんの指摘だが、原発問題を考える上で重要な問題なので改めて訴えたい。原発反対に取り組んで40年以上になるが、この点を指摘 …
貨幣と暴力の5000年 資本主義の本性を解明する労作
デヴィッド・グレーバー 著 負債論 訳書代表 酒井隆史(社会思想史/大阪府立大学教授) 現代世界最高の人類学者による21世紀の革命的古典 本紙の読者の方々には、「われわれは99%だ」というスローガンの創作者として …