辺野古新基地建設に伴う、埋め立ての賛否を問う県民投票で、県議会は「賛成」「反対」に「どちらでもない」を加える条例改正案を可決した。ただし全会一致ではない。自主投票を決めた自民党内から、5人の反対が出た▼もともと自民党は …
【ぷりずむ】
今年は世界中で経済も政治も矛盾が深まり世が大きく動く。同時に日本では、支配体制の揺らぎを天皇代替わりの諸行事と天皇礼賛で覆い隠そうとするだろう。日本の方がずっとひどい状況なのに、フランス人は立ち上がり …
阪神大震災24年 神戸市役所前集会
阪神大震災24年目となる1月17日、兵庫県各地で多くの追悼式が行われた。神戸市役所前では、被災者支援を求める「1・17追悼・連帯・抗議のつどい」が開かれた。震災後、神戸市をはじめ行政は、避難所や仮設住宅から被災者の追い …
【連載19年入管法改正】入管体制最後の大博打 最終回 深見 史
これまで見てきたように、絶えざる労働力不足に苦しみながらも、入管法は一貫して「労働力不足を補うために外国人労働者を入れる」ことを忌避してきた。そのため、実体は労働者であるにもかかわらず、「本当の労働者ではない」立場の外 …
【バリアのない街】医療介護の世界での外国人受け入れの現実 遙矢当(はやと)@Hayato_barrier
「ハヤトさん、7番にお客さまから外線が入っています」―その声は、日本人より流暢で正確な日本語を発音する。今、私の会社では、外国人介護士受け入れの準備としてベトナム人女性を受け入れている。 彼女は、ベトナム在住時代に優 …
反戦川柳句集―「戦争したくない」 乱鬼龍
川柳作家であり、東京を拠点に原発・反戦をテーマにしたむしろ旗を高く掲げ、「川柳デモ」を行う乱鬼龍(らんきりゅう)さんが句集「反戦川柳句集」を発行した。 2010年の「がつんと一句―ワーキングプア川柳」、13年の「原発 …
【2019年 新春討論・後編】 酒井隆史さん(大阪府立大学教授)・原口剛さん(神戸大学准教授)対談
前号では、世界の情勢と資本主義の危機的状況について意見交換されました。後半では、これまで当たり前と思っていた生活のあり方や常識を見直し、どのような新たな運動を切り拓けるかを中心に、活発な討論が続きました。それは、「デザ …
【ぷりずむ】
マイケル・サンデルの白熱教室2018で、サッカーのロナウド選手が教師の2千倍の年収を稼ぐのはフェアなのか、という議論がなされる。彼は努力しているし素晴らしい才能があるからとか、多くの人に感動や夢を与えるから高収入は正当 …
【12・25大阪入管】キャンドルアクション 編集部・ラボルテ
「ありがとう!」「メリークリスマス!」という声が大阪入管の中から夜空に響いた。抗議行動のコール「大阪入管は仮放免だせ!」「長期収容をやめろ!」に対する被収容者の応答だ。12月25日、クリスマスに「大阪入管前キャンドルア …
【連載19年入管法改正】入管体制最後の大博打 その3 深見 史
「技術移転」の建前を投げ捨てた技能実習制度 2012年、外国人登録法が廃止され「新たな在留管理制度」が始まった。2013年、ジェトロ(日本貿易振興機構)が、不振が続く対日投資改善のために提言を行い、それに即答する形で、 …
【言わせて聞いて】
闘春 昨年の人民新聞への弾圧に続く数々の弾圧は、安倍政権の国家主義的政策を露わにしています。天皇代替わり、東京オリンピックを機に、沖縄の民意を拒絶し、政権批判の言論人、言論機関、組合、市民運動などにさまざまな口実で、逮 …
【ぷりずむ】
昨年の一字は「災」だったが、「災」は身近にならないと、フィルターの向こう側の世界にあって、ややもすればエンターテインメントのように消費される情報になってしまう。大阪では昨年は大きな地震があり、大きな台風があり、日常を支 …
サンフランシスコ「慰安婦」像設置 山口智美(モンタナ州立大学教員)
2018年10月2日、大阪市の吉村洋文市長はサンフランシスコのロンドン・ブリード市長に、60年以上にわたり続いていた両市の姉妹都市関係を破棄するという内容の10ページに及ぶ書簡を送付した。 17年9月22日、サンフラ …
【2019新年メッセージ】 阪南大学准教授 下地真樹/浪速の歌う巨人・パギやん(趙 博)
安倍支持者に欠けている自分で考える意志 絶望を認めることから出発を 阪南大学准教授 下地真樹 とても酷い世の中が続いています。それもどんどん悪くなっていきます。しかも、これを多くの人が容認しています。「ヒロポン打って元 …
【映画紹介】「華氏119」監督:マイケル・ムーア 全国で公開中
この映画は、トランプとヒラリーの支持者の言動を対比的に描くことで、アメリカ社会の歪みを明らかにしている。 映画の冒頭では、支持者たちに声援を送られているヒラリーが演説に立つ場面が映される。ある支持者の女性は「もうすぐ …