多様性を尊重する政治を阻む 選挙運動・政治活動中のハラスメント 被害を経験する 女性や少数派 女性と人権全国ネットワークによる「選挙運動・政治活動ハラスメント」実態アンケートの調査結果の概要が発表された。調査より、選挙 …
【バリアのない街】現場無視の「処遇改善」 翻弄される介護業界
「この秋から給料が10万円増えるのって、私なのかしら」―6月を迎えると介護職員は浮足立つ。他の業界と同様、ボーナスシーズンを迎えるからだ。ところが、今年は少し様子が違う。10月から開始予定の新しい介護報酬システム「特定処 …
【食を通じて 社会を考える】完食指導で 「食べられなくされる」子どもたち 山口 健太さん(一般社団法人 日本会食恐怖症克服支援協会 代表理事)インタビュー
食べること。それは栄養やカロリーの摂取であり、癒しや楽しみでもある。また、他の人と食事をすることは、人間関係を深化させていく場や経験の共有、コミュニケーションの機会でもある。重要で多義的な「食」について、人民新聞では食を …
【参院選】山本太郎新党は吉と出るか凶と出るか!?豊中市議会議員 木村真
参院選が始まった。社会そのものを壊そうとしているアベ政治を終わらせるための大切な選挙だが、どうも盛り上がらない。「ボトムアップ」なんて言葉の意味すら分かっていない野党第一党の党首が、「令和デモクラシー」などとタワゴトを …
無知なる権力者安倍の心なき謝罪
ハンセン病差別百年の責任は誰がとる 政府は12日、国にハンセン病元患者の家族への賠償を命じた熊本地裁判決の控訴断念を閣議決定した。 訴訟は、元患者の家族561人が、隔離政策により家族も深刻な差別を受けたとして、国に …
【贈呈本紹介】ぼそぼそ声のフェミニズム 評者 編集部 谷町 邦子
「女はバカだ」ではなく「女は人間」で、「人間は優秀であろうが、バカであろうが権利を持って生き ている」という風でなければおかしい――栗田隆子 著者は人民新聞で連載を続ける栗田隆子さん。自身を、母でもなく、妻でもなく、 …
【追悼】前田 裕晤さん元全労協副議長、労働情報代表 尼崎共生と自治の21 広畑 貞昭
9年 共産同大阪中電(秘密)細胞結成 61年 労働者協会(『烽火』)設立 62年 日本共産党中電細胞解散ー中電労研 (第1次労働運動研究会『電通労研』)結成 62年 (関西)共産同結成 64年 関西労働者学園設立 6 …
【ぷりずむ】
5月末に川崎市で殺傷事件が起き、加害者はひきこもりだったと報道された。ひきこもりを犯罪予備軍とするような報道に対し、いくつかの当事者団体から抗議声明が出されたが、そのさなか、練馬区では父親がひきこもっていた息子を殺害す …
無知からくる差別意識を払拭 講師:細見義博(NPO法人スマイルひろば事務局長/地域総合センター神崎)
ネットが普及し、もはや「隠せない」部落差別 6月19日、公開講座「インターネット上の部落差別との向き合い方」が、小田地区人権啓発推進委員会の主催で行われた。講師は、尼崎市「インターネットによる差別書込みモニタリング事業 …
【文化欄】美山の自然や産品への愛を SNSで発信、商品化も聞き手 編集部 矢板 進
文化欄 Iターンする若者たち(3)ひとり観光協会 紹介によってインタビューの相手をつないでいく本欄は、前回より奥まった山里、美山町に足をのばした。今回のインタビューは、Iターン者の多様な可能性のひとつに触れた旅であったよ …
大学に山積する貧困問題 安藤 歴(大学院生)
学資ローン漬け、ワーキングプアの非常勤職員・講師 安藤 歴 1993年生。大阪大学人間科学研究科博士課程在籍。専攻はフランス政治理論・思想史。負債を背負った学生労働者。 大学における「労働と貧困」の問題は、「ロスジェネ」 …
【記者の目】パスを出してますか?しっかり受け取ってますか?
前号(1686号)の、元ラグビー選手の平尾剛さんへのインタビュー時に話してくださったことで、東京オリンピックに反対する意見を表明したものの、スポーツ界や、自分の身の回りの教育関係者からほとんど反応がなかったということが …
頑張ればなんとかなるとか お花畑な幻想ですね~その1~小坂 保行(路上雑誌販売員・アマチュア作家)
金沢の路上生活者のリアル 野宿生活者の雑誌販売員として北陸・金沢の路上に立ちつつ、アマチュア作家として地元の表現者らと親交を深める小坂保行さん。そんな小坂さんがなぜ40歳目前で路上生活となったのか、雪の北陸の冬をどう生き …
【浦島オバさん太郎の日本はすごくない!】大西 ゆみ
<第二話 30年前と変わらぬ履歴書> 友人の犬猫ホテルでの週2回のアルバイトは幸せな時間。しかし、早いところ安定した仕事を見つけなければならない。その頃はまだ、日本の残酷な就職差別の正体を知らない私は余裕でのんきに構え …
「石川一雄さんは無実だ」 地域で市民に訴え続けよう
第42回 狭山再審を求める神戸アクション 6月22日、神戸マルイ前で、第42回 狭山再審を求める神戸アクション(主催:狭山再審を求める市民の会・こうべ)が行われた。フェイスブックのイベントページでは、「再審を実現できるの …