出典:Truthout, 2019.9.9 翻訳:脇浜義明 同質政治という嫌な時代になった。自由民主主義を時代遅れの災いと見る右翼への支持が増大している。右翼増大に反対する人々の多くは左翼ポピュリズムへ流れていくが、 …
安倍改憲プログラムの行き詰まり国富 建治(反改憲運動通信編集委員会)
【連載】運動現場からの安倍政権批判 (1)憲法改悪 戦争法案の強行採決から4年。安倍政権はその後も数々の強行採決を行い、森友・加計・公文書改ざんなどのスキャンダルも居直り、政権に居座ってきた。政権を倒せない閉塞感が広が …
【香港】激化する抗議行動と弾圧の行方 「ここで黙ったら未来はない!」 香港中文大学非常勤講師 小出 雅生さんインタビュー
「逃亡犯条例改正案」反対デモが続いている香港。林鄭行政長官は改正案撤回を表明したが、自治と民主化を求める市民の要求は、林鄭氏の辞任・逮捕者の釈放など5大要求へと拡大している。このため、改正案撤回について市民は、「あまり …
【ぷりずむ】
あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた。これについては多様な論点がある▲まず、「芸術の専門職が芸術基準で作品を選ぶべきなのに、芸術監督自身が中止の判断をしたことが誤り」というもの。中止肯定 …
【香港】問われる国際連帯・行動 「団結香港工人市民・日本札幌小組」 小林 遥・宮澤 直人
「逃亡犯条例改正案」抗議から現在まで 団結香港工人市民・日本札幌小組とは? 香港と中国の民主化運動に連帯する無国籍活動家集団。小林氏は、立法会占拠闘争に連帯するため渡香、宮澤氏は空港封鎖に遭遇した。 市民運動に合流する …
軍事情報協定 GSOMIA破棄と韓日の今後
元自衛官・木下 建一郎さん(元航空自衛隊・基地防空隊操作員。現在は農業に関わる)に聞く 聞き手:谷町 邦子 韓国政府の軍事情報協定破棄が意味しているのは、「韓国が日本から安全保障上有意な情報を得られることはない、もしく …
【現地レポート】急速に進む軍事基地化 容認する市民意識をどう変えるか?柴田 鉄也(沖縄・関西で幅広く活動中、32歳)
宮古・石垣・与那国 平和行進 不動産バブルに 湧く市街地 日本山妙法寺の沖縄在住の若い上人のお誘いで、宮古・石垣・与那国の平和行進(7月11日~26日)に参加した。3月末、宮古島に警備部隊380人が配備され、防衛大臣が …
【日韓歴認識】日本帝国主義の朝鮮植民地支配搾取と虐殺の歴史に向き合う 編集部・松永 了二
韓国映画「金子文子と朴烈」をめぐって 隠蔽される中国人・ 朝鮮人大虐殺 今年2月、映画「金子文子と朴烈」が公開された。韓国で2017年に公開され2百数十万人を動員した。 この映画は17年、大阪アジアン映画祭でオープ …
トランス男性映画監督 ジュールズ・ロスカム特集 インタビュー ひびのまことさん
第13回関西クィア映画祭 9月21日~23日に大阪とよなか男女共同参画推進センター・すてっぷで、10月18~20日に京都大学西部講堂で、性をテーマにした「第13回関西クィア映画祭2019」が開かれる。どのような作品が上映 …
貧困に追い込つめられる「研究者」安藤 歴(大学院生)
研究者の卵を使い捨て 焼身自殺した非常勤講師 今から1年ほど前の2018年9月7日、九州大学キャンパス内の院生研究室で火災があり、同大学の卒業生の男性が遺体で見つかった。彼は、大学院の博士課程を卒業後、非常勤講師などを …
【G7の終焉】「黄色いベスト運動」も合流 須納瀬 淳(パリ第八大学博士課程在学
G7首脳会議反対集会 バスクで開催 フランス・スペインの連帯運動 8月24~26日、フランス南西部の都市ビアリッツでは7カ国首脳会合(G7)が開催された。あわせて同都市周辺地域では、社会的不平等や環境破壊を促進する新自 …
【香港】ブルジョア的解放ではなく、 国際的左派戦線構築の道を!ウィルフレッド・チャン、メディア・レビュー・ネットワーク、出典:Dissent 2019.8.8 翻訳:渡辺義明
中国の政治・経済支配への抵抗運動 逃亡犯条例 抵抗運動 香港の逃亡犯条例改正案への抵抗運動は、中国の窓口としての重要性が薄くなった香港の位置づけを物語る。返還以降の20年間、香港は西側ネオリベラル・グローバリズムと中国 …
【8/6広島行動】被ばく安全論と東京五輪に反対を 編集部 園 良太
差し迫る核兵器使用と核事故を隠す 米国の原爆責任と日本の侵略責任両方問うのが「ヒロシマの責務」 今年も8月6日の広島原爆投下日に合わせて、広島で多くの反核集会・デモが行われた。今年の情勢は危機的だ。米国・トランプ政権は …
【食べて身になる 連載(3)】〈不食〉を実践 地球への「祈り」木澤 夏実(げいじゅつ と、ごはん スペースAKEBI)
食を通して社会を考える 「ナツミさん、取材に行きませんか。〈不食〉というのを実践してはる、村上忠政さんのところへ」―そう聞いた瞬間、わたしの知的好奇心は爆発的に上昇し、しかし同時にひと匙の不安も覚えた。〈不食〉だなんて …
【時事雑感】拡大する香港民主化闘争 問われる日本の民主化 編集部 田中 末広
編集部が、リレー形式で時事問題を斬る! 香港での「逃亡犯条例」阻止から始まった民主化闘争は、12週目に入り8月18日には170万人(香港人口は約750万)、人口の4.5人に1人が参加する抗議行動があった。23日夜には人間 …