老朽原発うごかす関電 福島は、原発過酷事故から9年目を迎えましたが、いまだ多くの被災者が故郷を失ったままです。政府は避難者に対し、福島原発事故は終息したかのように、半ば強制的な帰還を求め、帰還しなければ住宅補償を打ち切 …
【贈呈本紹介】広瀬隆文庫-『テレビ報道の深刻な事態』評者 編集部 村上 薫
私の理想は紙に印刷された本である。しかしインターネット中心のメディア社会であることを認めなければならない。 ――広瀬隆 広瀬隆氏は、『原発の闇を暴く』 (集英社新書)を著し、「朝まで生テレビ!」で原発を扱っ …
【天皇制を考える】正直ピンとこないけど 平和に暮らしたい
「言わせて聞いて」への投稿 昨年の秋、勉強会で天皇制についての本読みをしました。私は、政治に興味がなく、天皇についてなんて深く考えたこともなかったし、ましてや天皇制なんてともっと考えたことがないので、正直ピンときません …
ミサイル配備の目的は中国包囲網の形成 池田 五律さん(戦争に協力しない!させない!練馬アクション)インタビュー
国家安全保障官僚による軍拡路線(1) 中国脅威論が喧伝され、市民の不安をあおる形で世論形成がなされる中、南西諸島の防衛を口実とした、宮古島・奄美への自衛隊ミサイル配備が進められている。「戦争に協力しない!させない!練馬ア …
【ぷりずむ】
「安倍首相と比べると天皇の方がリベラル」という意見を時折見る。しかも現政権に批判的で、天皇主義ではない(であろう)人々の口からだ。思想的にリベラルを全否定した上で天皇主義になる転向ではなく、リベラルなことを主張する根拠に …
【沖縄】何が起きても驚かなくなった 自分が怖い稲垣 絹代(名護市在住)
衆議院沖縄3区補欠選挙 「オール沖縄」の勝利 屋良朝博さんの当選 選対の献身的な活動の成果 4月21日(日)衆議院沖縄3区補欠選挙の投票日、開票同時の20時に「オール沖縄」勢力が総力を挙げて応援した屋良朝博さんの当選確 …
【意見特集(3)】人権問題からの天皇制廃止論橋本 太地(弁護士)
天皇制を考える 法律の視点から 世間は令和に浮かれ、10連休に悲喜こもごもである。天皇や皇族の話題に、テレビや雑誌では好き勝手なことを言う。そこに、天皇皇族の人権はない。 天皇皇族は間違いなく特権階級だが、見方を変 …
【オシテルヤン日記】「わしの命や。もう覚悟はできてる」 ……と言うけれど大阪・長居「コミュニティスペース オシテルヤ」職員 中桐 康介
困窮の「底が抜けている」野宿の労働者 「知り合いが悪いことして捕まってるんや。なんとかしたってくれへんか」―夜回りで出会った労働者からこんな相談を受けて、拘置所に面会に行き、弁護士をつけて裁判を支援したり、出所後の暮ら …
【時評短評 私の直言】水産物禁輸は「風評被害」ではない 高校非常勤講師 大今 歩
WTO 韓国の禁輸措置を是認 2018年2月22日、WTO(世界貿易機関)の紛争処理小委員会(パネル)は福島第一原発事故を理由に韓国が福島県など東北や関東地方の8県産の水産物の輸入を禁止していることについて、禁 …
【文化欄】「人間の根源は食べ物」 直感で田舎へ編集部 矢板 進
Iターンする若者たち(1) 昨年、京都の街でひとの集うところを取材してまわり、京都の農村とつながっているひとびとや、農村に可能性を見出し移住する若者たちに出会った。全国的にもそのような若者は増えているようだ。田舎暮らし …
【時事雑感】山本太郎の新党名「れいわ新撰組」に異議あり編集部 園 良太
山本太郎参議院議員の新党名が発表された。「れいわ新選組」。彼は東京五輪の招致成功決議案に国会で唯一反対したり、悪法への体を張った抵抗で市民運動からの評価も高い。だからこそ残念だ。維新の勝利に焦ったのか? 回顧ブームに短 …
【フランス植民地主義の現在】虐殺への直接的加担 問われるフランスの責任パリ第八大学博士課程在学 須納瀬 淳
ルワンダ・ツチ族のジェノサイドから25年 今年はルワンダで起きたツチ族のジェノサイド(民族抹殺)から25年にあたる。この機にパリではショア記念館(ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺の記念館)で『ルワンダ1994年、私たち …
【ブラジル】スウィージーの ファシズム論と現代 ファビアン・ヴァン・オンゼン出典:MRオンライン、2019・2・20
翻訳 脇浜義明 スウィージーの特徴は、ファシズムと第一次大戦後に現れた階級的均衡という過渡期的状況を結びつけたことだ。 『世界的価値法則』でサミール・アミンは、現代資本主義の主要矛盾は「周辺部の人民を帝国主義的資本 …
【各地のムーブメント】鴨川河川敷でピクニック「声をあげるひとのメーデー」ユニオンぼちぼち
ユニオンぼちぼち流 メーデーの過ごし方 「あの職場 あかんわ~! 「ピクニックスタイルのメーデー」というと、違和感をもつ人もいるのではないでしょうか? ユニオンぼちぼちでは、毎年、4月下旬に独自メーデーを開催してい …
【贈呈本紹介】唯言―戦後七十年を越えて 評者 谷町 邦子
関屋俊幸さん(サンテレビ労組元委員長)がヘイト活動の広がりや、安全保障関連法の成立、歴史修正主義に危機感を覚え、さまざまな立場の人を交えて戦後の日本の総括を行った一冊。タイトルの「唯言」には「ただただ、言わせてもらいま …