維新のカジノ万博政策を問い直す 立命館大学政策科学部教授 森 裕之 さん

「ムダを省き、経済の長期低迷を解消する」と訴え、支持を集めた維新による府政が今年で10年目。大阪府・大阪市は万博・カジノの招致に沸き、W選挙を目前に混迷の極みにある。市民連合高槻・島本連続講座 第6回、立命館大学政策科学 …

【ぷりずむ】

滋賀県の民家にWさんを監禁し、暴行を加え、排泄物を飲ませたりして、2017年8月に死亡させたとして男女5人が殺人と監禁の罪で起訴された。このうち3人は、1年4カ月間も風呂にも入れず裸で紙おむつだけで監禁されていた▼時折、 …

【8年目の3.11】これから始まる被ばく被害を告発する運動 渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく研究会)インタビュー

(前号より続く) 編‥政府が「被害ゼロ論」に固執する理由が、深刻で莫大な健康被害の状況を隠すためであることがわかりました。福島第一原発が出し続ける放射能被ばくの危険性は、全国誰もが当事者と言えるほどの大きいものです。 渡 …

「闇に消される」3・11事故の健康被害者・避難希望者に光を 「ゴーウエスト」下澤陽子(2014年、東京→神戸へ家族避難)

私は、原発事故後に東京で娘の体調が非常に悪化し、医師に「被ばく影響が疑われる」ということで転地を勧められて、神戸へ避難しました。娘の体調は回復し、避難者活動へ参加しました。 福島だけでなく、関東・首都圏も広範囲に放射能汚 …

ハノイ朝米会談は決裂ではなく朝鮮戦争終焉への出発点 浅野健一(ジャーナリスト、元同志社大学教授)

ベトナムの首都ハノイで2月末に行われた金正恩朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)国務委員長とトランプ米合衆国大統領の第2回首脳会談は合意なしに閉幕したため、日本では、「北がミサイル発射場を復旧」、「南北にクーデターの危機」など …

民主主義の根幹に関わる水道民営化、日本は逆 チーム北摂 森理江さんインタビュー

昨年7月、水道法が改正された。新自由主義を進める安倍自民政権は、「規制緩和」を推進。法改正によって、水道事業に民間企業が参入し、企業と自治体との「コンセッション契約」が促進される内容が含まれている。  必要不可欠で、人権 …

【イスラエルに暮らして】今も入植者に奪われるパレスチナ人の家 イスラエル在住 ガリコ美恵子

逆らえば容赦なく連行  エルサレム旧市街イスラム教徒地区にあるパレスチナ人の家が入植団体に奪われた。  2月17日朝、「アブ・アサブ家に警察が入った」と連絡がきた。行くと、数百人の国境警察、警察、治安警察が動員され、玄関 …

【関西生コン反弾圧集会】組合潰しのための政治的弾圧 編集部 山田洋一

3月10日、大阪市西区民センターで、右記集会が行われた。昨年7月、滋賀県警組織犯罪対策課が、県内の生コン協同組合の理事らを逮捕したのを発端に、今年3月10日までに延べ62人(再逮捕を含む)が逮捕され、38名が起訴されると …

【言わせて聞いて】

週刊金曜日を批判する 「週刊金曜日」(宇都宮健児氏)は述べた。「どのような形で大嘗祭を行うべきかについては全国民的議論が行われるべきだと考える」(2018年12月21日54ページ風速計)ということは、「週刊金曜日」は大嘗 …

【8年目の3・11】止めなくした被ばく線量下限 渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく研究会)インタビュー

前号に続き福島原発事故問題を取り上げる。「市民と科学者の内部被ばく研究会」の渡辺悦司さんは先日、「放射線被曝のもたらす健康影響の全体像の把握に向けて」を書き上げた。そこでは、(1)放射線によるがんや心臓病に加え、脳や神経 …

【ぷりずむ】

今年は三一運動百周年だ。日本の植民地支配に根本的否定を突きつけた朝鮮民衆のデモは、3月1日の動きに留まらず4月、5月と朝鮮各地に拡大し、また中国東北地方、ソ連沿海州、日本でも動きのあった東アジア的なものであった。独立宣言 …