カヌー隊からの現地報告 辺野古カヌーチーム 山崎タヲル 「どうやったら止められるだろう?」─毎日そのことを考えている。2014年10月、県知事選挙の真っ只中に初めて辺野古を訪れ、カヌーチームに参加した。それ以来、時間 …
『グリーン資本主義』で気候変動危機は解決しない
翻訳・脇浜 義明 パリ協定は自己満足的粉飾にすぎないが、それでも地球破局を避ける第一歩にはなるだろう。大幅な後退よりは小さな前進の方がよい。トランプは大幅な後退を選択した。彼のパリ協定脱退は彼の無知や科学音痴や現実無視 …
ひきこもり名人 勝山実のポンチ
ひきこもりと自立支援 ひきこもり名人 勝山 実 私のほかに誰もこの本を知らないだろう。『〈自立支援〉の社会保障を問う』桜井啓太著(法律文化社)。定価、五四〇〇円+税です。高いぞ。 「ねちねち就労支援の悪口を言い続け …
世界は今(1)米国 トランプ政権と対抗運動
移民を受け入れる「サンクチュアリ・シティ」 モンタナ州立大学教員 山口 智美 日本の政治状況は最悪だが、米トランプ政権なども酷い。だが米国の対抗運動は大きく高揚している。モンタナ州在住の山口さんに報告をお願いした。ま …
ぷりずむー1620号
いつものように大阪城公園の夜回りに行くと、ちょうどJO-TERRACE OSAKAの開業初日だった。公園の商業化という何とも憂鬱な事態である▼市民の森から大阪城公園駅前の広場にぬけると、フェンスが取り払われ、きらびやか …
世界は今(2)フランス エリート主義的「ヨーロッパ」ではなく下からのコスモポリタニズムを
パリ第八大学博士課程在学 須納瀬 淳 いま、欧米諸国の政治にはポピュリズムの波が押し寄せていると言われる。この現象(その特徴の本質は大衆迎合というより、「我々と彼ら」という対立軸の形式そのものによって民衆の支持を獲得す …
時評 短評 私の直言
福島から、(1)健康問題、(2)除染問題、(3)避難問題の課題を、報告する。これらの問題はすべて連関するものだが、論点を明確にするため、分けて報告する。 (1)甲状腺がん多発 まずは子どもの「甲状腺がん」です。201 …
「朝鮮危機」をあおり権力の私物化進める安倍政治
6月25日、『「戦争の危機の時代」を問う』と題して、立教大学特任教授で、安保法制反対運動などで発言してきた西谷修氏の講演会が行われた。大阪市立中央会館には約210名が結集した。以下に講演を要約・紹介する。(編集部) 政府 …
世界は今(3)英国 総選挙結果から学ぶべきこと
クレア・サンドバーグ『リアル・ニュース・ネットワーク』(6月14日)翻訳・脇浜義明 右傾化が顕著な世界で、メイ英国首相は、議会解散・総選挙という博打に出た。労働党・コービン党首は、内部からも「過激派」「テロ支援者」と石つ …
イスラエル集団懲罰
シャーロット・シルヴァー(電子インティファーダー、6月13日)翻訳・脇浜義明 封鎖で傷めつけているガザに対し、イスラエルは6月12日、PA(自治政府)の要請だと言って、さらに40%の送電カットを決定。ガザの200万人は、 …
小林麻央さんの死と放射能汚染
市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺 悦史 フリーアナウンサーで、歌舞伎役者・市川海老蔵さんの妻である小林麻央さんが乳がんのため34歳の若さで亡くなりました。この悲劇は、がんと原発事故による東京圏の放射能汚染との …