移民をタブー視する安倍政権 1月の論説委員会のテーマは「移民」。昨年、自民党が採決を強行し、入管法の改正を実行した。産業界に蔓延する人手不足の解消に迫られて、ついに単純労働の現場にまで「技能実習」「留学」を口実に外国人 …
連載・入管法改悪―「入管体制最後の大博打」(2) 深見 史
1990年、入管体制は大きく変わった。もしこの時に人口問題や労働環境について真摯な議論をしていれば、この国は今とはずいぶん違った国になったはずだ。 この年は、日本が「繁栄」から一転、底なしの没落へ向かう始まりの年でも …
言わせて聞いて NHK大報道「上半身裸のベトナム人逃亡」
松永了一(高槻市民) 犯罪内容すら報道せず 偶然NHKテレビ9時のトップニュースを目にした。「上半身裸のベトナム青年が職務質問され、拒むと手錠を掛けられ、怖くなって逃げ出し、警官が取り逃がした」。ただそれだけのことで …
時評・短評 私の直言 今さらながら…上野千鶴子の「反」移民論ってどうよ?!
深見 史 2月11日東京新聞に掲載された上野千鶴子のインタビュー記事に対して、外国人支援団体である移住連が公開質問状を発し上野さんがそれに回答、さらに移住連が反論する、というちょっとした「事件」があった。 上野さんは …
バリアのない街 ナショナリズムを越え、 隣人を迎えいれるために
外国人介護士と介護現場 遙矢当 〝Sorry, We can’t explain our reason to you 〟 私は電話口でそう繰り返すばかりだった。電話口で「なぜですか?!」と繰り返し問うフィ …
時評 短評 私の直言ユダヤ人家具作家の目に映る イスラエル化する日本
ダニー・ネフセタイ著『国のために死ぬのはすばらしい?』を読む 国際サーカス村協会 西田敬一 昨年暮、東中野にあるポレポレ座でタイトルの本の出版記念講演会が催された。著者のダニー・ネフセタイさんはイスラエルのユダヤ人で …
言わせて聞かせて 私の「戦争責任論」
被害者意識の日本人と戦後保守が織りなしてきた日本の戦後史 李 達富 日本の対中侵略戦争、対米戦争(太平洋戦争)に、兵士あるいは軍属として動員された朝鮮人は50万人を超える。彼ら以外に、従軍慰安婦として戦地に送られた …
ブラジル・ルーツの人の母語で社会問題を伝えたい
『アルテルナティーバ』記者 アナ・パウラ・ラモスさん リーマンショックから8年。当時、非正規労働者の解雇が相次ぐなか、自動車工場などで働いていた日系ブラジル人の多くが解雇され、帰国を余儀なくされたことを覚えているだろう …
各地のムーブメント 『大阪・花園 国賠訴訟』に勝利しよう
中国人強制連行 三菱マテリアルとの「勝利和解」に続き 6月1日、中国人強制連行問題の全面解決に向けた「両輪」の一方である「対三菱交渉」で「勝利和解」を勝ち取りました。中国人被連行者の約一割(3700人)を占める「三菱」 …
「あなたの環境は変えられる!」
ワークメイト代表 もりきかずみさんインタビュー 「移住労働者からみた日本社会」第3弾はワークメイト代表・森木和美さんのインタビュー。同氏に、(1)当事者として関わった80年代の国籍法改正運動、(2)移住労働者を対象にし …