柏崎刈羽6・7号機を新規制基準適合とする原子力規制委の審査書案に対して、10月24日、衆院選後を待っていたように世耕経産大臣がお墨付きを与えた。10月25日には、福島から山形県に自主避難した8名が裁判に訴えられた。「支 …
再稼働阻止の鍵となる若狭の原発阻止運動
「原発銀座=若狭」の復活ねらう関電 10月15日、大阪で「大飯原発動かすな! 関電包囲全国集会」と御堂筋デモが行われた。主催は「大飯原発うごかすな!実行委員会」。大雨の中500人以上が集まった。賛同団体58、個人での賛 …
予防原則が欠落 遺伝影響を「ない」ことにする引用のカラクリ
市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺 悦司 「確認できないリスク」にどう対応するか? 学術会議報告の最大の問題は、放射線防護における「予防原則」の基本精神が全く欠如していることだ。子どもを「放射線被曝から防護する …
問答無用の放射能帰還政策から 住民・避難者保護への転換を
「企業立地補助金」「グループ化補助金」「ふくしまイノベーションコースト構想」除染利権、医療利権・・・ 福島復興利権にむらがるゼネコン 今年は森友・加計学園で、国策による税金私物化が大きく問題化した。しかしそれ以上に巨額 …
【時評短評 私の直言】高レベル放射性廃棄物の地層処分反対! 原発廃絶を
大今 歩 7月28日、経済産業省は、原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物を地下深くに埋める最終処分場の選定に向け、「科学的特性マップ」を公表した。火山や活断層、地下資源の存在する地域を除外して可能性のある地 …
【各地のムーブメント】10・11「福島原発避難者訴訟」(1次2次) 結審を迎えて全国の皆さまへ
森松明希子 10月10日の「福島生業訴訟」(『生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟)の国の責任を真正面から認める「勝訴」判決は、多くの皆さまの応援、世論の後押しあっての勇気ある公正判決だったと思います。 …
【衆院選特集(2)福島】清き一票はどこに吹き寄せられるのか?
郡山市在住・原発いらない金曜日!郡山駅前フリートーク集会世話人 井上和男 福島は原子力勢力の治外法権 まず、筆者のツイートから――「隠された争点・・・#フクシマ 惨事報道管制」 「【ノーベル文学賞】村上ファンはガッカ …
福島事故による子どもの健康被害は一切「ない」と断定
市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺 悦司 9月1日、「日本の科学者の代表機関」とされる日本学術会議が、「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題―現在の科学的知見を福島で生かすために」と題する報告書を発表した。 …
「被曝被害者はいない。因果関係はない」 東電の責任放棄を許さない
エリザベス(東京都民) 8月8日、松平耕一さんは39歳の若さでがんで亡くなりました。松平さんは、福島原発事故から原発反対行動に参加し、「原発は許せない、人間や全ての生き物の命を大切にしよう、地球を壊してはいけない」とい …
各地のムーブメントMOX燃料搬入に抗議
9月21日、高浜原発にMOX燃料が、船で運び込まれた。 若狭の原発を考える会は、これに抗議するため、「MOX燃料搬入を許さない!緊急現地集会」とデモを行い、30名が結集した。 朝6時、港に集合し、海を隔て原発と対峙 …
各地のムーブメント 経産省前脱原発テント渕上さん釈放さる
9・11テント集会の過程で、代表の渕上太郎さんが丸の内警察によって不当逮捕された。彼が、経産省の西側歩道を徒歩で歩いていたその時、突然、10人ほどの私服警察官にとり囲まれ、車道まで連れ去られ逮捕された。ねらいうち不当逮捕 …
時評短評私の直言 福島から
シネマブロス代表 宗形修一 1964年制作のアメリカ・イギリス制作の長い題名の映画「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配されるのを止めて水爆を愛するようになったか」(監督 スタンリー・キュブリック)について記す。 …
福井県おおい町・全員賛成の翼賛議会へ緊急抗議 地元住民は再稼働を望まない
福井県おおい町議会は9月8日、原子力発電対策特別委員会と全員協議会を開いた。会では、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に同意することを正式決定し、中塚寛町長に伝達した。中塚町長は「議会の判断を重く受け止める」と述べ、同 …
被曝受忍政策にNO!放射能安全神話を解体するために!
矢部史郎(名古屋共産主義研究会) 人々を被曝させる「ALARA原則」のイデオロギー 8月19日、愛知県名古屋市の会場で、名古屋共産主義研究会が主催する研究集会「放射能安全神話を解体するために」が行われました。 名古屋 …
72年目の「敗戦」 戦争責任の忘却と原発事故責任の曖昧化 (1)8・6広島と原発避難者
共謀罪の強行採決など、「戦後最悪」と呼ばれた今年の国会。教育勅語を教える森友学園問題や、朝鮮への攻撃の扇動は、日本がアジアへの侵略戦争の責任を反省していないことが根底から問われた。また「本土」の「捨石」にされた沖縄では …