トランプはイスラエル建国70周年に合わせ、5月14日にエルサレムに米大使館を移転すると発表。世界中に抗議デモが拡がっている。発言直後から多くのデモが行われているが、比較的新しく本紙でも扱ったアヘド・タミミさん逮捕日より掲 …
【視点論点】自国民衆の反乱を恐れて親米国もイスラエルに反対
12月21日、国連総会では、トルコとイエメンが提出したトランプの「エルサレムはイスラエルの首都」とする声明を非難する決議を、賛成128(日本も含む)、反対9、棄権35(カナダやメキシコ)を可決したが、法的拘束力はない。 …
【イスラエルに暮らして】秘密警察の失敗
撮影仲間ムスタファ・アル・ハルーフ(30歳)が11月16日シャバク(*注)に自宅から連れ去られた。ムスタファはトルコのアナドル通信の専属カメラマン。生後3ヶ月の女児の父である。 同日、午前10時ムスタファが妻・娘と暮 …
【イスラエルに暮らして】イスラエル兵を平手打ちした少女が世界の話題に
イスラエル在住 ガリコ美恵子 イスラエル兵2人が、ナビ・サーレ村にあるタミミ家の庭に侵入し、1時間立っていた。長女アヘッド(16)と従姉妹ヌール(21)は庭に行き、兵士に抗議した。「うちの庭で何してるの。出て行って!」 …
【イスラエルに暮らして】汚職問題に揺れるナタニヤフ政権沈静化を狙うも失敗
イスラエル在住 ガリコ美恵子 12月6日、米大統領トランプによる発言「エルサレムをイスラエルの首都として認める」発表に対し、パレスチナ各地で抗議デモが始まった。ダマスカス門(エルサレム旧市街)では民衆が階段に座り、「ト …
【視点論点】米・トランプ大統領の大使館エルサレム移転宣言
またもやトランプの「爆弾発言」(どうやら米国政府は二重構造を使っているようだ。トランプが「爆弾発言」し、それに対する反応を見計らって共和党主流部が正式政策を出すという構造)。エルサレムをイスラエルの首都として認め、米大 …
【いま中東では】サウジアラビア、レバノンへの「ヒズボラ追放」の圧力の誤算
アスル・サアド教授(レバノン大学)インタビュー要約 11月11日「リアル・ニュース」 翻訳・脇浜義明 11月4日、レバノンのハリリ首相が、サウジアラビア訪問中に「暗殺の危険がある」と辞任を表明、サウジが「ハリリをヒズボ …
【いま欧州では】オーストリアでネオナチ台頭 イスラエルと結びつく
10月16日「電子インティファーダ」 アリ・アブニーマ 翻訳・脇浜義明 ヨーロッパ右翼とイスラエル右翼が反ムスリムで手を結ぶ オーストリアのイスラエル大使は、イスラエル国会のアラブ人政党の追放に何の違和感も感じていない …
【イスラエルに暮らして】ショーファット難民キャンプに温水プールが パレスチナ青年たちの献身的活動
イスラエル在住 ガリコ美恵子 「エルサレムのスラム街」として名の通るショーファット難民キャンプに、温水プールが半年前にオープンした。 プールは清潔感溢れるタイル張りで、広さ25×10m。飛び込み練習ができるように片側 …
【イスラエルに暮らして】ハーン・アル・アフマル集落 ベドウィンの誇り
イスラエル在住 ガリコ美恵子 言いなりにはならない 「3回目の強制退去は受け入れない、殺されても、もう彼らの言いなりにならない。これが私の決意だ」―こう語るのは、誇り高きベドウィン・ハーン・アル・アフマル集落の代表者ア …
【視点論点】第三世界(アラブ・アフリカ)イスラエル人 による変革の可能性
編集部 脇浜 義明 パレスチナ問題の解決は、イスラエルの変革なくしては解決できないゆえんであり、パレスチナ問題とは、イスラエル問題であり、さらに言えば、シオニズムを生んだヨーロッパの問題である。 イスラエルの民主化闘 …
拡大する非暴力・不服従の抵抗 一線を越えたパレスチナ自治政府の変質
イスラエル在住 ガリコ恵美子 「快適な生活ではなく民主主義を求める」 “パレスチナのガンジー”と呼ばれる男が、ヨルダン川西岸地区へブロンにいる。入植に抵抗する若者たち「youth against …
ロヒンギャ虐殺問題とは何か 世界中から阻止の声を
9月15日『パレスチナ・クロニクル』 ラムゼイ・バルード 翻訳:脇浜義明 数百万人の殺害25万人が国外脱出 100%とまでは言わないが、アウン・サン・スー・チーは「偽りの民主主義伝道者」である。 米国中心の西側が中国 …
【視点論点】イスラエルの民主化闘争とパレスチナ解放闘争は共闘すべきだ
編集部 脇浜 義明 パレスチナは人間解放の闘い 今年(2017年)クネセト(イスラエルの国会)は、イスラエルはそこに住む国民の国というより世界のユダヤ人の民族国家で、ヘブライ語だけが公用語であるという趣旨の法律を通過さ …
イスラエル版「Jアラート」子どもに恐怖と憎悪をすり込み
ジョナサン・クック 「Mondoweiss.net」(2006年に立ち上げられたイスラエル内パレスチナ人問題に関する独立ウエブサイト)より 翻訳・脇浜 義明 Jアラートは、朝鮮に対する恐怖と憎悪を煽る国民教育である。 …