城﨑勉さんを救援する会事務局長 山中幸男 9月21日より、城﨑勉さんの裁判が始まります。この裁判は、公安事件としては、オウム事件以外では初めての裁判員裁判となります。毎週、水・土・日・祭日を除き、連日法廷が開かれ、論告 …
ぷりずむー1591号
シールズが解散した。発起人の一人、奥田愛基の弁「やっぱ誰がやっているかってよりも、関わる一人ひとりが大事だと思うんですね」。しかし「改憲(の)国民投票…に僕が関わるかどうかはまだわかりませんけど…国会前で声をあげた人た …
「当事者の必要」を軸に社会の問題として考える
SWASH 要 友紀子 「女性の貧困問題」に関連して、セックスワークに関する報道も増加している。編集部は8月11日にスタジオ・シチズン(吹田市)で開催された講演「セックスワークの課題と現状」を取材した。 講演では、「 …
ぷりずむー1590号
伊方原発3号機が再起動された瞬間、長くこの地で闘ってきた女性たちは涙を流した。自分は涙とは無縁だろうとずっと思い込んでいた。しかし、新聞記者のインタヴビューに答えているうちに、南予の地域で出会った人たちの顔が思い出され …
ブラジル・ルーツの人の母語で社会問題を伝えたい
『アルテルナティーバ』記者 アナ・パウラ・ラモスさん リーマンショックから8年。当時、非正規労働者の解雇が相次ぐなか、自動車工場などで働いていた日系ブラジル人の多くが解雇され、帰国を余儀なくされたことを覚えているだろう …
【時評・短評】1950~60年代における「BC級戦犯」の表象についての覚書(上)
会社員・龍谷大学院生 片岡 英子 「戦争責任」論に一石投じる 1945年8月15日。日本の敗戦に伴い、アメリカをはじめとする連合国は日本の戦争犯罪を「戦犯裁判」という形で裁いた。東条英機などの政治指導者などを裁いた「極 …
安倍晋三と日本ナショナリズムについて
田畑 稔(季報『唯物論研究』編集長) <田畑稔さん>季報『唯物論研究』編集長、大阪哲学学校世話人、21世紀研究会代表世話人など。主著に『マルクスとアソシエーション』(新泉社、1994年)、『アソシエーション革命へ』(共編 …
ぷりずむー1589号
天声人語は「容疑者の発した言葉のむごさに、私たちの社会が少しずつ傷つけられている気がする」と言うが、すでに十分に傷ついている社会こそが彼を生み出し、彼の言葉を生み出しているように思う。これまでのように「誰でもよかった」 …
戦争と覚醒剤
作家 評論家 鈴木創士 甘利前経産相不正献金問題の煙幕・火消しとしてメディアを独占した清原元選手の覚醒剤逮捕。覚醒剤コンプレックスが強い日本だが、敗戦直後には、疲労回復・意欲高進剤として広く使用されていた。「人間やめます …
居場所づくり 高校中退を新たなスターラインに
一般社団法人new-look(兵庫県西宮市)・山口真史さんインタビュー 高校中退と元教員の肩書きを持つ山口さん。運営する「TOB塾」では高校中退者に対する進学・就労支援のほか、夜回りを通じて国境を越える若者との出会いを模 …
【連載】ネットセキュリティ(2)誰でもわかる暗号化
サイバーセキュリティを考える市民の会 暗号とはなんだろうか。今回は、通信の秘密を支える技術である暗号について、具体的な例を通じて一緒に考えていきたい。 日本語版Wikipediaによれば「暗号(あんごう、crypto …
ぷりずむー1588号
2016年参院選では、2012年衆院選、2013年参院選、2014年衆院選と同じようにまた自公政権が勝った。選挙直後には沖縄でヘリパット建設を強行し、今また東京都知事選では、右翼タカ派の小池候補が勝つ見込みだ。自民党の …
【参院選意見特集】この現実を見据え再出発を
ノー 突きつけた沖縄と福島 福島・シネマブロス代表 宗形修一 参院選は、「改憲阻止」を争点に、「野党共闘」の有効性が問われた。与党の争点隠しや保守メディアの世論誘導がありながらも、野党共闘は一定奏功し、全国32の1人区の …
【参院選・東京】形骸化された民主主義
遙矢当 「改憲勢力の圧勝」、改めて見るまでもない今回の参議院選挙の結果を、東京から眺めています。 今はただ冷静に結果を受け止めています。この結果は、単に低投票率や無関心によるものと、そのまま政治に責任を転嫁して良いの …
時評・短評 北大・ミスコン抗議者への暴行事件
松岡千絃(大学院生・シングルマザー) 6月2~5日、北海道大学で開催されたミスコンに反対する学生らによる抗議行動において、北大祭事務局のメンバーが抗議者へ暴行を働いた事件が話題になった(twitterより)。この件に …