編集長に対する「詐欺罪」デッチあげ裁判は、5月23日、第4回公判が開かれ、検察論告求刑、弁護団最終弁論、本人意見陳述が行われた。論告求刑で検察は、(1)テルアビブ空港事件の岡本公三氏支援のために、キャッシュカードを不正 …
【本 BOOK】母の憶い、大待宵草―よき人々との出会い古川佳子・著
箕面忠魂碑違憲訴訟を闘った人々 箕面忠魂碑違憲訴訟をご存じだろう。本書は、大阪府箕面市が学校敷地にある忠魂碑を公費で移設したのは憲法違反だとして、1975年以来市民運動を始めたグループの当初からの中心メンバー・古川佳子 …
関西学院大准教授 貴戸理恵さんインタビュー(下)
自身も不登校の経験をもち、研究者として「生きづらさ」を追究する貴戸理恵さん。インタビュー後半は「生きづらさ」を抱える人へのメッセージを含むものとなった。 「づら研」のスタート ――「づら研」スタートの経緯と意義は? 貴 …
「生きづらさから考える当事者研究会(づら研)」 社会学者 貴戸理恵さんに聞く・上
「生きづらさ」という言葉が、すっかり定着した日本社会だが、それは、様々な形態・要素・要因が重層的に絡み合う包括的で曖昧な言葉でもある。人民新聞では、10数年前から当事者インタビューなどを重ねてきたが、「生きづらさ」は、 …
【実録】公安警察取り調べ(6)
逮捕から8日目、2回目の検事調べのため、早朝、検察庁に連行された。容疑者は、手錠と腰縄で拘束され、数珠つなぎにされてマイクロバスに乗車する。検察庁に到着すると、鉄格子の待合室に収容されるのだが、ここでは各警察署からの容 …
【本 BOOK】訴因 安倍晋三
洒落もきかせて遊び心で楽しめるように 2018年初め、市民社会フォーラムという「分野を超えた学習・交流と、社会へのさまざまな問題提起をしよう」との考えに基づき幅広いジャンルの学習会(講演・シンポジウムなど)を開催してい …
【文化欄】みんな居場所を求めてる めだか古書店(西田店主)
若者が住むシェアハウスに学ぶ 「禍転じて福となす」と言ってしまっていいのか、母親の介護というある種、密接的な関係のなかで予想外のちょっとした運命的な拡がりを感じている、という。 「めだか古書店」の西田さんは、もともと …
【ぷりずむ】
米朝首脳会談がらみの報道で、認識のゆがみが典型的に出ているのが拉致問題だ。米朝首脳会談で日本人拉致問題が解決するはずがないのに、日本のメディアでは事前にも会談後にも、拉致問題が解決に向けて大きく前進するかのような楽観的 …
【言わせて聞いて】
中国に弾圧されているチベット、ウイグルなど、少数民族、ミャンマーのロヒンギャ民族など、パレスチナ人同様に不当な扱いを受けている人々をテーマにした記事を取り上げてほしい。 後藤光愛(大分刑務所) 海外情報、パレスチナ問 …
人民新聞の発展と国賠訴訟のため読者紹介と夏季カンパをお願いします
昨年11月に起こった人民新聞弾圧への広範な抗議と、発行継続へのご支援・ご協力に心から感謝します。反弾圧カンパは、300万円を突破し、おかげさまで人民新聞は、紙面改革を加速させることができ、読者も大幅に増加しています。私 …
【本 BOOK】原発被ばく労災 拡がる健康被害と労災補償
声を上げる被ばく労働者 原発は「トイレのないマンション」といういい方がある。それは使用済みの核廃棄物などのことを言っているわけだが、この「マンション」は、建築資材を調達するところからウラン採掘での原住民や労働者を被ばく …
大阪北部地震 統一行動を強制する学校
緊急時こそ 助け合いを 先日6月18日の大阪北部地震の際、子どもたちが通常どおり登校した後、一転して休校になり、保護者の迎えを要請された。私は福祉現場の責任者で、その日、職員の半数が交通麻痺のために出勤できていなかった …
【時評短評 私の直言】強制不妊手術 国家賠償請求が始まった
8年制定され96年まで続いた優生保護法の非人間性 1948年に全会一致で制定された旧優生保護法は、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」、「母性の生命健康を保護する」の二つの目的から、不妊手術と人工妊娠中絶を行 …
街頭に出よう(ぷりずむ・n)
これだけ現前の政治が腐敗しているのに、これを打破する直接の行動が広がらないのか。議会政治でも、立憲民主党などは、国政では野党だが、地方では保守政治家と連携するところが多く、地方と国政を一体に既成の政治を打破するというと …
【ぷりずむ】自然の波に逆らうと、ろくなことはない
湿度が上がってくると、身体に熱がこもって、だるい。やる気がしない。やる気がしないのは高温多湿のせいなので、私は悪くない。文句を言うなら天気に言ってほしい。だいたい、近代のシステムというのは、季節を問わず、一定のリズムで …