先日、知り合いから「大学を出たばかりの若者と話をしていたら、核ミサイルを持っているのは北朝鮮だけだと思っていたのでびっくりした」と聞かされて、驚いた。が、ほどなくして、これって稀有な例じゃなくて結構一般的な認識なんだろ …
日本の軍事予算拡大と米国の先払い制有償軍事援助
安倍政権が閣議決定した2018年度政府予算案は、総額97兆7128億円と17年度当初予算を0・3%(2581億円)上回り、過去最高となった。今国会で「改憲発議」をめざす安倍政権の下、歳出の伸びで軍事費が突出し過去最大の …
地域民主主義が壊された名護市長選
新基地建設の帰趨に大きく影響し、今後の沖縄の進路に深く係わる名護市長選が2月4日、投開票された。結果は稲嶺進さんの3選はならず、自公が推薦した渡具知武豊(とぐちたけとよ56歳)候補が当選した。 ちなみに、同時に行なわ …
朝鮮木造船漂着と、船員の命の尊厳
日本の朝鮮差別・憎悪は深まる一方で、2月には朝鮮総連の本部を右翼が銃撃した。麻生副総理の「武装難民」発言などが下地だ。 これに対し、全日本海員組合の方に寄稿いただいた。外航や内航、港湾線や遠洋漁船で働く仲間たちで作 …
嘘つき佐川国税庁長官はヤメロ
確定申告開始日の2月16日、各地で佐川国税庁長官の罷免と国会への証人喚問を求める抗議行動が行われました。 佐川国税庁長官が理財局長だったとき、森友学園との交渉記録は「廃棄した」と繰り返し国会で説明。しかし、今年になっ …
辺野古新基地造らせない海の闘い非暴力で直接行動を徹底
柴田鉄也(30歳。兵庫生まれ、京都在住。現在は辺野古に滞在しながら、海のカヌーとゲート前の座り込みに参加している。) 2018年の1月末現在、辺野古崎での作業ヤードと、次なるN4、N3護岸のための伐採作業が行われた。ま …
2/16山田編集長保釈!本人挨拶と裁判・集会ドキュメント 山田洋一(人民新聞編集長)
人民新聞社へのガサイレに抗議し、何度も何度も留置所のある生田警察に抗議デモをかけ、激励行動に駆けつけてくださったみなさん、昨年末の勾留理由開示裁判・2月の初公判を傍聴し、抗議署名に賛同していただいたすべての方々に心から …
多発する米軍機事故 沖縄県民を守る意思も能力もない日本政府
稲垣絹代(名護市民・看護大学教員20年・大阪出身) 1月6日、また伊計島にヘリが不時着した。最も近い住宅は100mしか離れていない。1年前は農道。今回は浜辺だ。沖縄に在住して9年近くになるが、2~3年前から多発する米軍 …
【2018新春インタビュー】後編 天皇崇拝の再生産ではなく自治的な連帯組織を
前編よりつづく 田畑 稔(哲学者、季報『唯物論研究』編集長) 「反安倍を天皇に託す」民主主義の底の浅さ 前編でも確認したように、いま、日本も世界も政治的思想的な対抗関係の配置が大きく、かつ複雑に変容しています。対抗運動 …
【時評短評 私の直言】地方議員のススメ
宝塚市議 大島淡紅子 最近、選挙戦にからむ金銭の授受や、不倫騒動などワイドショーネタに度々登場する地方自治体の議員。 議員の務めとしては、 年4回の定例会(プラス臨時会)中、本会議や委員会に出席し、行政側もしくは議員 …
「赤軍派」の名を語った不当弾圧に憤る
人民新聞12月5日号を読んで、人民新聞社の活気、山田編集長の元気な声、そして「オリオンの会」の「11・21人民新聞社・岡本公三さん支援活動に対する不当弾圧への抗議声明」によって、私にも全体情況がよく判りました。 まず …
【2018新春インタビュー】前編 勃興するポピュリズムと安倍政権
田畑 稔さん(哲学者、季報『唯物論研究』編集長) 激動する世界の中で、人民主義の本質を問う 2017年は森友・加計学園疑獄が大きく問題化したが、安倍政権は続き、朝鮮への攻撃を煽り、共謀罪も強硬可決した。本紙も創刊50年 …
【 2018新年メッセージ】自治体議員として「アベ改憲」にどう抗うのか
社民党川西市議会議員 北上 哲仁 私は「憲法を具現化し、その理念を前進させる市民でありたい」「自治体の役割は、憲法を具体的に実践することだ」と考え、日々活動しています。 若い世代ほど、安倍政権を支持する割合は高いと言 …
比例復活した維新・足立康史が暴言繰り返す
茨木市議会議員 山下けいき 11月末に足立康史衆議院議員(日本維新の会)の言動に疑問を持つ議員29名と市民45名が、足立議員に対して公開質問状を提出しました。それは彼自身がネットで発信している以下の事実に関するものです …
編集長不当逮捕と本紙家宅捜索への抗議が高まる
生田署に連続抗議行動 多くの人々が結集 11月22日夜、本紙編集長が不当逮捕・勾留されている神戸生田警察署に対して、緊急の抗議行動を行いました。緊急にもかかわらず十数名が駆けつけてくれました。今回の弾圧には各界に怒りが …