右翼の怒声の中天皇制廃止デモ 2016年11月21日、私たちは怒号の飛び交う吉祥寺の街に居た。「天皇制いらないデモ」だ。 天皇明仁の「おことば」による退位の表明は、憲法に定められた国事行為でも「平成」に範囲が拡大され …
経済学者 松尾匡さんインタビュー(2) 安倍政権に対抗する経済政策とは?
安倍自民党に勝てる経済政策は何か?―その要は、「しっかりした景気高揚策だ」と語る松尾匡さん。左翼の復権をめざす松尾さんらが提示する「レフト3.0」を一言で言えば、「左翼ポピュリズム」だ。80年代の左派=「レフト2.0」 …
沖縄・先島現地取材(1)辺野古ゲート前500人連続行動
沖縄では辺野古の米軍新基地建設と、先島諸島の自衛隊ミサイル基地配備が同時に強行されている。安倍自民党政権が進める戦争国家化の最前線であり、巨大な土木建設利権でもある。 辺野古ではこの流れを変えるために、ゲート前に50 …
百万遍こたつ事件
私たちの友人が、5月22・23日に道路交通法違反の容疑で京都府警交通指導課に逮捕された。 この逮捕は彼らが2月25日に、京都大学付近の百万遍交差点路上にコタツを持ちだし座り込んだ行為によるもの。 警官の注意を受け、 …
加計・森友疑惑のもみ消しを許すな!
今治市民黒川さん 腐敗した権力者・安倍&麻生を引きずり下ろすため街頭に ――安倍首相は面会を否定しました。問題の核心は? 首相は「愛媛県などの主張は伝聞の伝聞だ」と答えました。よく考えた言い逃れです、確かにそうですから …
【実録】公安警察取り調べ(7)
12月11日(逮捕から20日)、検察は、起訴を通告してきた。生田警察署は、年末年始の警備体制に入るためか、多くの被収容者が拘置所へ移動し、留置所は閑散としている。私の取調べも10日で終了。調書は、1通も作らせなかったので …
暮らしの中にある信頼感をベースにした「世界マヌケ反乱」へ
「ルールが幅をきかせてメチャクチャが許されない…そんな予定調和の反原発運動を見て、「これ、俺は向いてないなと思うようになった」と語る、高円寺「素人の乱」の松本哉氏。3・11直後、1万人超の反原発デモを呼びかけた同氏は、 …
【時評短評 私の直言】7人見せしめ処刑
映画監督・森達也は、2本の「オウム真理教」に関わるドキュメンタリー映画を作っている。「A」(1998年)と「A2」(2001年)の2本である。被写体はオウム真理教広報副部長の荒木浩で、タイトルAは荒木(Araki)のA …
異例づくしのオウム元幹部7人の死刑執行
7月6日、松本智津夫(麻原彰晃)さんをはじめオウム真理教元幹部7人が死刑執行された。テレビ各社は、大雨災害報道を臨時ニュースに切り替え、リアルタイムで執行状況を報道した。今回の死刑執行と報道の異常さについて、編集部で議 …
【実録】公安警察取り調べ(8)
12月22日に拘置所に移されて以降、読書と気功と運動という平穏な日々を過ごしたが、拘置所の正月はさらに穏やかで静かなものだった。日記には、「いい朝だ。気分もいい」と書かれている。 「拘置所で迎える正月」というと、なん …
森友問題から大阪維新の会の闇を暴く
7月7日、豊中市曽根のアクア文化ホールで「森友問題から大阪維新の会の闇を暴く」(主催:森友学園問題を考える会)が開催され、約300人が参加した。1部では、週刊金曜日の片岡伸行さん、フリージャーナリストの横田一さん、木村 …
【通常国会閉会】専制深める安倍政権 民主主義の根幹を破壊 市民の課題は何か?
「梅田解放区」に集った人々から 昨年6月25日号で、本紙は「戦後最悪の国会が閉会した」と書いた。だが、与党が森友・加計学園問題などに説明も責任も果たさず、内閣不信任案をあっさり否決してカジノ法案を通して終わった今国会は …
安倍長期政権で反動化する司法権力
大逆事件を想起させる13人オウム処刑の衝撃 上川陽子法相の命令で、7月6日と26日、オウム真理教(2000年2月消滅)の教祖・麻原彰晃氏ら13人の死刑囚が絞首刑に処された。死刑廃止を日本政府に求める国連、欧州連合(EU …
関西生コンにまたもや権力弾圧
8月9日、滋賀県警が全日建関西地区生コン支部(関生支部)の執行委員など3名を不当逮捕し、組合事務所を強制捜査する弾圧事件が起きた。本紙でも既報のとおり、大阪広域生コン協組が右翼団体と連携して関生支部への攻撃をし、各地の警 …
辺野古新基地建設阻止 広がる共感の輪 森宮純(大阪府民)
見送られた土砂投入 8月16日から18日にかけて、辺野古新基地建設阻止・ゲート前連続集中行動の第2波が行われた。 16日、ゲート前は平日にもかかわらず200人を超える人々が結集した。 この日は、元TBSアナウンサー久 …