利益追求を第一義とする民間企業に漁場を開放 参院選が告示された7月4日から1週間、東北地方を取材した。前回参院選では、秋田を除く5県で野党統一候補が勝利。安倍=自民党の農林水産政策への厳しい批判が政治を動かした。今回も、 …
【ぷりずむ】
老後のために2千万円いるらしい。国家は「国民」生活の面倒を見ない。「国民」に養われると想定された低賃金の女性非正規労働者や、外国人は言うまでもない。仮に貯めるなら正規職の必要があるが、非正規率は上昇している。問題は老後 …
家族農業を破壊する安倍農政 山形「おきたま興農舎」代表 小林亮さんに聞く
借金負った大規模農業が破綻の危機に おきたま興農舎は、水俣病などの環境汚染や食の安全にへの危機感を背景に、農薬・化学肥料の大量投与や資本の収奪に対峙する農民グループとして1989年に発足。「土を大切にした農法でたくまし …
【大阪入管、収容者を9本一度に抜歯】差別待遇に裁判を起こす
本人同意もなく、麻酔も不十分な危険行為 宋ビンシュクさん(36)は、日本への帰化を望む在日韓国人。韓国籍の両親のもと大阪で育ったが、在留資格がはく奪され、収容された大阪入管で表記の待遇を受けたため、国家とK歯科医院を相 …
【大阪空港にオスプレイ】近畿10市協が防衛局へ抗議 木村 真さん(豊中市議)インタビュー
異常発生で大阪空港に緊急着陸 4月1日、米軍機オスプレイが「警告灯が点灯した」として大阪国際空港(伊丹空港)に緊急着陸した。これに対し、大阪国際空港周辺都市対策協議会(大阪国際空港近隣の10の自治体で構成、通称「10市 …
支援者による暴言・無理難題も フリーライター 谷町 邦子
多様性を尊重する政治を阻む 選挙運動・政治活動中のハラスメント 被害を経験する 女性や少数派 女性と人権全国ネットワークによる「選挙運動・政治活動ハラスメント」実態アンケートの調査結果の概要が発表された。調査より、選挙 …
【バリアのない街】現場無視の「処遇改善」 翻弄される介護業界
「この秋から給料が10万円増えるのって、私なのかしら」―6月を迎えると介護職員は浮足立つ。他の業界と同様、ボーナスシーズンを迎えるからだ。ところが、今年は少し様子が違う。10月から開始予定の新しい介護報酬システム「特定処 …
【論説委員会】ベネズエラ情勢をめぐって 山口 協(地域・アソシエーション研究所)
内政不干渉にとどまらず 民衆の側からの連帯的介入を 5月の論説員会では、混乱の続く南米ベネズエラ情勢をめぐって論議を行った。ベネズエラでは、ここ数年にわたってマドゥロ政権と反政府勢力との対立が続く一方、経済危機による物資 …
持続可能な市民の公共銀行 ロバート R.レイモンド 出典:Truthout 2019/7/5 翻訳 脇浜義明
米国ウォール街の金融機関に対抗 2016年のギャロップ調査では、銀行を「大いに信頼している」とした米国人はわずか27%で、1979年の半分以下。しかも銀行にうんざりしているのはリベラルや左派だけでなく、平均してそうなの …
【食を通じて 社会を考える】完食指導で 「食べられなくされる」子どもたち 山口 健太さん(一般社団法人 日本会食恐怖症克服支援協会 代表理事)インタビュー
食べること。それは栄養やカロリーの摂取であり、癒しや楽しみでもある。また、他の人と食事をすることは、人間関係を深化させていく場や経験の共有、コミュニケーションの機会でもある。重要で多義的な「食」について、人民新聞では食を …
【参院選】山本太郎新党は吉と出るか凶と出るか!?豊中市議会議員 木村真
参院選が始まった。社会そのものを壊そうとしているアベ政治を終わらせるための大切な選挙だが、どうも盛り上がらない。「ボトムアップ」なんて言葉の意味すら分かっていない野党第一党の党首が、「令和デモクラシー」などとタワゴトを …
深刻化する放射能被害 除染土放置した横浜の保育園で園児2名が白血病に Go West, Come West! 3.11東北・関東 放射能汚染からの避難者と仲間たち 園良太
「福島・関東 放射能の健康被害と私たちの未来」開催 横浜市の徹底した隠ぺいと安全論 声を上げる保護者に協力を 7月6日、東京の「フリーター全般労働組合・生存部会」が、被ばく被害や避難を考える集会を開催。40人が集まった …
無知なる権力者安倍の心なき謝罪
ハンセン病差別百年の責任は誰がとる 政府は12日、国にハンセン病元患者の家族への賠償を命じた熊本地裁判決の控訴断念を閣議決定した。 訴訟は、元患者の家族561人が、隔離政策により家族も深刻な差別を受けたとして、国に …
【贈呈本紹介】ぼそぼそ声のフェミニズム 評者 編集部 谷町 邦子
「女はバカだ」ではなく「女は人間」で、「人間は優秀であろうが、バカであろうが権利を持って生き ている」という風でなければおかしい――栗田隆子 著者は人民新聞で連載を続ける栗田隆子さん。自身を、母でもなく、妻でもなく、 …
【追悼】前田 裕晤さん元全労協副議長、労働情報代表 尼崎共生と自治の21 広畑 貞昭
9年 共産同大阪中電(秘密)細胞結成 61年 労働者協会(『烽火』)設立 62年 日本共産党中電細胞解散ー中電労研 (第1次労働運動研究会『電通労研』)結成 62年 (関西)共産同結成 64年 関西労働者学園設立 6 …