2018年11月に燃料費や燃料税の引き上げに抗議を開始、その後マクロン退陣を求める運動に発展したフランスの黄色いベスト運動を、1968年の五月革命に喩える人が多いが、自由・愛・平和をテーマにした若者文化の反乱と異なり、黄 …
【沖縄現地 ヤンバル便り】辺野古土砂投入強行 県民投票に勝ち抜き阻止しよう 辺野古カヌーチーム/県民投票を成功させる名護市民の会 金 治明
沖縄・辺野古への土砂投入を阻止する陸海にわたる粘り強い行動が続いている。基地建設をめぐる県民投票は、5自治体が拒否していたが、県民の闘いの末に2月24日に全県で実施されることになった。カヌーチームの金治明さんに、現地情 …
【ぷりずむ】
月二回、隔週の土曜日、梅田解放区に参加して、大阪駅の東のところに立っている。こちらは、楽器もひけず、歌いながら語るのも苦手なので、もっぱら横断幕を持つのを手伝っている。そして、参加者が道ゆく人に語りかけるのを聴きながら …
【豊中市】闘いは終わっていない!今だから語りたい! 森友問題の真実 森友学園問題を考える会・高橋もと子
2月2日、会場のアクア文化ホールは550名の市民で満席となった。 まず、近畿財務局元職員2名と「森友学園問題を考える会」・山本いっとく(元豊中市議)の対談から始まった。元職員として実名で語ることは現職員を苦しめること …
想像力を行使することが左翼の核心 酒井隆史さん(大阪府立大学教授)インタビュー
右を向いても左を向いても「ルール」の押し付け合い、挙句の果てには「自己責任」だ。息苦しいったらありゃしない。このような状況をどのようにして整理し考え、今後の運動につなげていけばいいのだろうか。デイヴィッド・グレーバー『官 …
【第10回論説委員会】米中貿易戦争をめぐって 山口 協(地域・アソシエーション研究所)
「米中貿易戦争」の3つの層 一口に「米中貿易戦争」と言われるが、おおよそ3つの層があるようだ。 一つは、文字どおり貿易摩擦をめぐる経済ナショナリズムの層。トランプは国内の製造業を守るアピールとして、追加関税で輸入を制 …
災害で再評価されるキューバの社会主義的農業・エコロジー運動 訳・脇浜義明
2018年にプエルトリコを訪れたカナダの女性ジャーナリストナオミ・クラインは、災害資本主義がもたらした荒廃の中で苦闘する民衆の努力に一抹の希望を見た。資本主義的巨大企業が流通させる食料がないなか、有機農業が人々に食物を …
【イスラエルに暮らして】パレスチナ人のユダヤ化を計る イスラエル在住 ガリコ美恵子
2020年1月から、イスラエル占領下東エルサレムの国連運営学校が閉鎖され、エルサレム市運営になる。東エルサレムの公立学校は、市から支給される運営費用、教室、机、椅子、教師の数が児童数に見合っていないこともあり、ドロップ …
【本】イスラエルに関する十の神話 イラン・パぺ 著 脇浜 義明 訳
イラン・パぺは1954年生まれのイスラエル人、ユダヤ教徒だ。現在はイギリスエクセター大学で教授となりパレスチナ・イスラエル問題の研究に携わっている。彼は政治的党派、組織との深い関わりは持たないとしているが、その鋭いシオ …
関生弾圧抗議声明
●滋賀県警による不当捜査・不当逮捕 2月5日、早朝5時から滋賀県警による関生支部への刑事弾圧がおこなわれました。県警は、役員・組合員13名の自宅を家宅捜査したあと、「恐喝未遂」の容疑で逮捕したのです。さらに、長期勾留さ …
【国際評論ベネズエラ】 国際宣言 ベネズエラの政治紛争の拡大の停止を/帝国主義の介入反対/ベネズエラ人民からのベネズエラ人民のための民主主義的解決を
ラテンアメリカの活動家等によるベネズエラ危機を巡る「国際宣言」 ベネズエラ危機を巡るラテンアメリカの活動家等による「国際宣言」の翻訳文です。 ATTAC関西の方が翻訳したものです。なお掲載にあたり賛同人一覧については長文 …
南北和平に危機感 対立煽る安倍政権 ソウル書林 李 慈勲さん インタビュー(聞き手 編集部 村上)
慰安婦・徴用工、レーダー照射問題と、日韓関係が悪化している。特に日本の韓国敵視が目にあまる。安倍政権は、軍事拡大や国民統合のために緊張を煽り、朝鮮半島が和平に向かうことを妨害しているかのようだ。 韓国で生まれ、大阪で …
JR島本駅前開発 高層マンション建設計画 マコーレ(島本町町民)
2018年3月、島本町議会予算案の採決直前に、前代未聞の出来事がおきた。突然、自民・維新・公明の議会過半数の議員が議場を一斉に無言で退席し、議事を5時間の間止め、申し合わせたように議長室の中に集まり、総務部長や町長を呼 …
【第9回論説委員会】若者が左傾化する背景に貧困化 編集長 山田洋一
第9回論説委員会は、「左傾化する欧米の若者」をテーマとして、急激に支持を集める欧米急進左翼の経済政策の特徴なども議論した。新自由主義グローバリズムは、国境を越えて階級格差と貧困を生み出し、特にそのしわ寄せを食らっているの …
#MeToo としての鈴木聖也氏「署名記事」早大大学院セクハラ問題を読み直すために 莠 きいろ (文芸同人作家、大学院生「社会運動研究」)
職務上の地位を利用し性的な関係を強要する行為=セクシャルハラスメント。社会的な地位が高い人物による加害が度々報じられており、昨年12月に発覚した、フォトジャーナリスト広河隆一氏がジャーナリスト志望の女性に性的な関係を強い …