【バリアない街】高齢者の尊厳を蔑ろにする介護監視社会 逸矢当@Hayato_barier

 「住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで送れるように、地域内でサポートし合うシステム」―現在の高齢社会では、誰もが聞き心地が良いだろう。厚労省が掲げる「地域包括ケアシステム」を説明する際に出てくるフレーズだ。今や医療 …

【中国・労働組合結成への弾圧】製造業、溶接器具メーカーの労働者… イレーヌ・ホイ(ペンシルバニア大学労働関係・アジア研究教授)翻訳…脇浜義明

 2018年夏、製造業が盛んな都市・深圳で労働者が、法的手続きに沿って労働組合を結成しようとし、学生たちが支援したところ、企業と政府によって弾圧された。暴力や解雇、監視、身柄拘束、刑事罰などの被害を受けている。  また今 …

【視点論点】イスラエル極右国防相リーベルマン辞職の真相 編集部 脇浜義明

 イスラエルの極右仲良し倶楽部から、国防相のリーベルマンと「イスラエルわが家」党が抜けた。当然選挙となり、汚職疑惑に汚れたネタニヤフ首相にとって「みそぎ」のチャンスである。  リーベルマンは、ネタニヤフがオマーンを訪問し …

【言わせて聞いて】

 面白かった記事…京丹後「米軍基地いらんちゃフェスタ」。京都府において社民党、共産党の共闘が実現したことは、とても喜ばしいことです。全国にて野党共闘が+市民で現政権を打倒しなければならないと思いました。  取り上げて欲し …

【韓国取材(4)】学内清掃労働者の組織化に取り組んだ学生運動 金 世炫さんインタビュー

学生時代、学内清掃労働者の組織化に取り組んだ金さんは、現在、非正規労働者の組織化とともに、「非正規職保護法」など制度作りにも取り組む、35才の若手労組活動家だ。韓国では、IMF経済危機(1997年)の際、リストラが合法化 …

【ぷりずむ】

   安田純平さんが帰還したとき、ネット空間にも政府内や報道にも彼をたたく言葉があふれた。たたく者の根拠は「自己責任論」である。それに対して安田さんは、戦場ジャーナリストの誇りを持って自己責任で行ったのだという。二つの自 …

【韓国取材(3)】麗水・順天事件 追悼集会に参加して 編集部・山田

麗水地域社会研究所は、91年に発足したシンクタンクだ。麗水・順天事件に関する証言を集め、事実解明を主導してきた。50周年を記念して20年前に始まった聞き取り調査は、95年に遺族の証言集を発行。初の集会を準備したが、右派の …

【第8回論説委員会9.26】基地への怒りと日常的要求捉えた沖縄県知事選の勝利  編集部 園良太

 沖縄県知事選挙の直前の9月26日、第8回論説委員会を行った。県知事選と沖縄の新基地建設がテーマだ。翁長前知事の死去に伴い、急きょ決まった県知事選は、後継候補の玉城デニー氏と前宜野湾市長の佐喜眞淳氏の一騎打ちとなり、玉城 …

【時評短評 私の直言】女性議員を増やせば議会は変わる 高槻市議 高木りゅうた

 先日のアメリカ中間選挙では女性議員の当選が過去最高となった。  イスラム教徒の女性議員、最年少の女性議員、両性愛の女性議員など、これまでにない新たな層の女性議員の当選が目立った。これにはトランプ大統領の女性蔑視や人種差 …