来年の天皇代替わりで、「平成最後の年」と連呼されている。「代替わり」の大型連休時は何と10連休。日本にいる人々の歴史全てを天皇制が決めているかのようで、天皇発言に共感する言説も増え続ける。だが天皇制は身分差別と特権階級の …
【ぷりずむ】
「もうあーなったら人間やない。カネゴーンや」と言った。友人が「そんなカワイイもんやない。リストラで首切って、下請け買いたたいて黒字化やったら、私でもできるわ」とすごい立腹である。大企業の実体や安倍政治のデタラメさを …
【連載 19年入管法 改正】 深見 史
入管体制が大揺れに揺れている。一昨年法改正を行ったばかりで、改正法施行が開始されたばかりの今年、降ってわいたような感のある「新在留資格創設」「出入国管理在留庁新設」という大改正が行われた。 改正された入管法は、しかし …
京大・吉田寮自治会の抗議声明
昨年12月19日、京都大学当局は「吉田寮生の安全確保についての基本方針」を発表し、当事者である吉田寮自治会への打診や説明、合意形成などを一切行わず、一方的に吉田寮の「退舎期限」を18年9月末日と定めた。10月以降、寮の …
私たちの消費・労働のあり方 フリーライター 谷町 邦子
神戸市長田区の特定非営利活動法人アジア女性自立プロジェクト(AWEP)では、在日外国人女性への生活・法律の電話相談や生活情報発信に加え、フェアトレードによる、対等な立場で、製品の継続的な購入や販売を通して、途上国の女性の …
フランス黄色いベスト街頭運動 ギルバート・メルシェ(『オーウエル的帝国』の著者) 翻訳・脇浜義明
遠くはインド洋の仏海外県レユニオン島から、普段は美しい田園風景の大小の町々を経て、ついには凱旋門までに達する異様なものが、仏を襲っている。 バリケード、催涙ガス弾、車両の通行止めなどに見られる、数十年間鬱積してきた格 …
【記者の眼】岐阜県で豚コレラ拡大
今年9月9日に岐阜県で発生した豚コレラが拡大している。周辺で野生イノシシから感染が確認されたのに続いて、11月16日、畜産センターで二例目が発生。12月に入ってさらに感染が拡大していることが明らかになった。 豚コレラ …
【イスラエルに暮らして】ハエイ・サラ(ユダヤ人安息日)やりたい放題のユダヤ教徒 イスラエル在住 ガリコ美恵子
イスラム・モスクを分断ユダヤ教徒の礼拝場に ユダヤの父と呼ばれるアブラハム。妻サラは127歳まで生き、ヘブロンで亡くなった。アブラハムは妻の死を嘆き、洞穴のある土地を買い、埋葬した。アブラハムも死後そこに埋葬され、サラ …
【大阪高裁判決】「山田洋一さんは無罪コールと横断幕で抗議 同志社大学大学院社会学研究科 メディア学専攻博士後期課程教授 浅野健一
人民新聞・山田洋一編集長が神戸地裁の不当判決を不服とし、控訴した事件で、大阪高裁(樋口裕晃裁判長、佐藤洋幸・柴田厚司両裁判官)は12月11日午後3時15分から、高裁201号法廷で判決を言い渡した。一審判決を正当化し、控 …
【視点論点】民営化の主要目的はカネ儲け 編集部 脇浜義明
民営化すれば効率や消費者が向上し、価格も下がるという神話がある。確かに「親方日の丸」の傲慢さがあったが、民営化でそれがなくなったとは見えないし、金儲け営業が正当化されたため、余計に始末におえなくなった。 国連特別報告は …
【言わせて聞いて】
郵送の封筒のとじ方は、以前のホッチキスより、今回のノリズケのほうがよい。新聞を傷つけずにとり出せるから。(知念) 編集長山田洋一さん。最後まで諦めず、無罪判決勝ち取ってください。応援しています。(大阪拘置所 工藤浩)
【入管法「改正」強行採決】外国人労働「力」導入きあら30年 仮放免者の会・非正規滞在者支援 永井伸和
入管法の改正案が国会で議論され、連日、新聞・テレビを賑わせている。与党はまたも強行採決し、今国会成立を狙っている。深刻な人手不足のなか、政府は財界の強い要請を受けて、外国人労働者の受け入れ拡大へと法改正に乗り出した。昨 …
【ぷりずむ】
台風21号の高潮により関西新空港が水没してしばらく使えなくなった。大型台風が原因のように報道されたが、そうではない。この空港は地盤沈下問題を抱えており、今月までに建設当初の防波堤を2mも積みあげているにもかかわらず、波 …
帰還兵が語るベトナム・イラクの真実 フリーランス・ライター 谷町邦子
ベトナム戦争・イラク戦争の帰還兵が平和を求め、戦地の真実を伝える「ベテランズ・フォー・ピース」。「ベテランズ・フォー・ピース2018年ジャパンツアー」は今回4回目で、10月16日、神戸女学院大学で行われ、多くの学生や平 …
【時評短評 私の直言】2025年大阪万博「ジャンボ貧乏くじ」 大当たり 編集部 トシ
11月24日の朝刊は、万博が大阪に決まったことを報じる記事が1面トップ。決定を喜ぶ松井大阪府知事や世耕経済産業相の写真を見せられて、朝食がまずくなった。決まってしまうと祝賀ムード一色となるメディア状況も不気味だ。 テ …