「ISDEFJapan」初日。会場となった川崎市とどろきアリーナ前には、開催強行に抗議する人々、約200人が押し寄せた。「とどろきアリーナを軍事見本市に貸さないで!」「東京五輪を口実にした軍事見本市はいらない!」等メッセ …
【ぷりずむ】
日本の政治状況は、アベ政治に反対する側がバラバラ、この一言である。共産党と組むのかどうか、これが一つの分岐点になっている▼思い起こすのは毛沢東の『矛盾論』である。毛沢東は1937年8月、延安でこれを講演 …
【記者の目】障がい者雇用を水増し(3460人・42年間)
国土交通省や総務省などの中央省庁が、義務付けられた障がい者の雇用割合を42年間にわたり水増しし、定められた目標を大幅に下回る実態を隠していた。障がいの程度が比較的軽く手帳を交付されていない職員などを合算する方法で誤魔化 …
【連載】 パチンコからカジノ法案に至る官製ギャンブルの正体(3) 元パチンコ店経営 李 達冨
今年の2月に、「マックスタイプ」パチンコの新規設置を認めない新たな規制ができた。この動きを「日本駆け込み寺」代表の玄秀盛氏は朝日紙上で「勝ちにくいよう出玉の上限が引き下げられた」としているが、間違いだ。 「マックスタ …
【第5回論説委員会】再浮上する民族解放闘争 アメリカの衰退と中東情勢の変化 論説委員 津田道夫
民族解放闘争の中心にあったパレスチナ解放運動 昨年11月、人民新聞編集長が突然逮捕された。 容疑は「サギ罪」。銀行がキャッシュカードを不当に追加発行させられたことが、唯一の被害の実体であるとする、珍妙な一審判決が下さ …
【沖縄統一選報告】知事選を前に 名護市民 稲垣絹代
前稲嶺市長派の14人全員当選を目指して、3か月前から選挙戦が戦われた9月9日の名護市会議員選挙がとにかく終わった。 残念なことに、1人、大城松健さんだけが70票差で届かず、野党議員が1人減になった。一段落する暇もなく …
【文化欄】「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2018」代表 松永弥生さん
一般社団法人痴漢抑止活動センターは、今年で4回目の「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2018」を実施。協賛は(有)ミノルサービス、大阪市男女共同参画のまち創生協会、大阪弁護士会の後援、Osaka Metro日本橋管区駅 …
【連載 韓国の新たな運動(2)】立ち上がる韓国の女性たち 朴藝智(ぱく いぇじ 交差性フェミニスト連帯記)
前号でお伝えした女性嫌悪に対抗するために、ネットのサイト「メガリア」が誕生した。MERS(中東呼吸器症候群)ウイルスと「イガリア」の合成語だ。イガリアは作家・ガード・ブランテンバーグの「イガリアの娘」というSF小説作品 …
ミャンマー・ロヒンギャや少数民族への迫害
地中海、マルタ島のタックスヘイブンを調査していた調査報道ジャーナリスト、ダフネ・カルアナガリチアさんが昨年爆殺された。7月、プーチン大統領の私兵とも言われる雇い兵「陰の軍隊・ワグネル」が暗躍する紛争地での調査活動をして …
科学者と市民が反対を決議(264人・25団体) 渡辺悦司(市民と科学者の内部被曝問題研究会会員)
政府は8月30、31日に公聴会を開催し、必要な行政手順を踏んだとして、福島事故原発に溜まり続けるトリチウム含有汚染水およそ100万トンの海洋投棄を強行しようとしている。東京五輪の前に、何としても投棄を完了し、福島原発事故 …
【バリアのない街】日本は介護職にとって最悪だ
医療・介護の世界は、相も変らぬ人手不足に悩まされています。加えて、これからは人としての「最期」を、誰もが寂しく過ごすことを強いる社会が始まろうとしています。2018年4月からは、診療報酬と介護報酬の同時改定が行われます …
離島を戦禍に巻きこみ、最前線基地に 抵抗の歩みは止まらない
陸自ミサイル部隊新基地建設工事を止める! 宮古島が戦場になることも、戦争の最前線基地にされることも、私たちは拒否する! まず、人民新聞にかけられている弾圧―山田編集長の不当逮捕・勾留に、怒りを持って強く抗議します! …
全国に広がる原発事故7年 被害は本格化 放射能汚染と死 抗う避難者と住民が被害報告
3.11福島原発事故から7年を迎える。本紙が昨年から掲載してきた「関東からの避難者たち」の集会報告や、東京の松平耕一さんの末期大腸がん死。福島、東日本を中心に晩発性の健康被害が本格化している。 だが国は、健康調査縮小な …
【提言連載開始】最悪の時代は、最良のチャンスだ
Zコミュニケーション・デイリー・コメンタリー マイケル・アルバート(米国人文筆家、活動家) 国会初日に首相が「改憲を実現する時」と宣言。政権の力は強く、戦争法や共謀罪同様、今のままでは押し切られる危険性も高い。だが戦争と …
【イスラエルに暮らして】軍法裁判にかけられる パレスチナのガンジー
パレスチナのガンジーと呼ばれるイッサ・アムロの5回目の裁判が、12月26日オフェル軍刑務所で行われた。イッサは18件のケースでイスラエル軍から起訴されているが、この日は2件の罪状に関し、警察官や兵士による証言が行われた …