人民新聞の「ぷりずむ」でもおなじみの伊田広行さんの新刊「シングル単位思考法でわかる デートDV予防学」が発売された。大学の非常勤講師を務める著者が、授業で学生が挙げた事例に対し、どこがDVにあたるか解説し、解決策を提示し …
【映画紹介】 バハールの涙
「バハールの涙」を見た。クルド人女性兵士を描いた映画で、ごく普通の母親がなぜ銃を持って女性兵士部隊に組織されたのか。そして彼女たちを「女に殺されたら天国に行けない」と、ISをはじめイスラムの兵士たちは恐れた。イスラムにと …
反戦川柳句集―「戦争したくない」 乱鬼龍
川柳作家であり、東京を拠点に原発・反戦をテーマにしたむしろ旗を高く掲げ、「川柳デモ」を行う乱鬼龍(らんきりゅう)さんが句集「反戦川柳句集」を発行した。 2010年の「がつんと一句―ワーキングプア川柳」、13年の「原発 …
【映画紹介】「華氏119」監督:マイケル・ムーア 全国で公開中
この映画は、トランプとヒラリーの支持者の言動を対比的に描くことで、アメリカ社会の歪みを明らかにしている。 映画の冒頭では、支持者たちに声援を送られているヒラリーが演説に立つ場面が映される。ある支持者の女性は「もうすぐ …
【文化欄】連載:みんな居場所を求めてる(9) 京都・京丹波町「bio sweet’s菓歩菓歩」石橋さんに聞く
安心なお菓子を伝えたい 「みんな居場所を求めてる」連載は、後半ではIターンのひとびとを中心にして書きつないできた。同じ京都であっても地域それぞれによって特質があり、多くのひとが自分に合った地域を選んでその特質を活かしな …
東京医大等差別入試 フリーライター 谷町 邦子
東京医科大学は、属性(性別、性別が推測される名前、出身校などの情報、卒業年数、経歴等)を不記載とした資料で新たに合否判定を行い、2017年度・18年度の入試で不合格となっていた学生101名を入学意向確認対象者と判定。1 …
自分を、仲間を守る「痴漢抑止バッジ」 フリーライター 谷町 邦子
2015年から続く「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」が今年も開催された。9月10日までに、学生から寄せられた約730作品ものデザインは、ボランティアの大学生によって約60作品に絞られ、10月初旬から日本各地の中学生、 …
【文化欄】連載:みんな居場所を求めてる(8) 株式会社Hibana代表 松田直子さんに聞く 聞き手:編集部・矢板
「ずばり松田さんにとって木とは?」という質問に、少し間をおいて「そうですね、多様性みたいなものじゃないかと」という答えが返ってきた。 そして逆に「何の木が好きですか?」と質問を返される。振り返ってみると、木というものの …
【映画紹介】長編ドキュメンタリー映画「心の故郷―ある湾生が歩んで来た道」
台湾で生まれた日本人がテーマ 日清戦争で勝利した日本は台湾を植民地にした。日本(多くは九州、四国、沖縄など西日本)から軍人、官吏、企業の駐在員、商人、漁民たちが移民として移り住んだ。明治から大正にかけてである。そして台 …
【祝】連載100回記念 特別企画 著者・まつだたえこさんインタビュー
本紙連載4コマ漫画『貧困さんいらっしゃい』が100回を迎えた。10年前から貧困や摂食障害に苦しむ当事者として、日本の政治・社会の問題を鋭く、おかしく描いてきた、まつだたえこさん。「ウツ」など自身の心の病を題材にした漫画 …
【文化欄】連載:みんな居場所を求めてる(7)ドイツカフェ「みとき屋」 経営する井尻さんに聞く
まさか「郷土愛」という言葉が聞けるとは思わなかった。地元の人とは少し異なった愛情かもしれない。Iターン者たちが集まる年2回のクラフト市は、17回目を迎えた。地の人も少しずつ参加するようになったという。Iターン者たちで作 …
【連載(3)韓国の新たな運動】立ち上がる韓国の女性たち 朴藝智(パク イェジ 交差性フェミニスト連帯記)
前号で紹介した、女性嫌悪殺人といえる「江南駅殺人事件」を追悼する女性たちに、よく思わない男性たちが非難をしはじめた。あげくの果てには追悼現場に現れ、「男性を嫌悪する女性たちは真の追悼をするのではなく偽物だ、彼女らはごた …
【くりりゅうの哲学ノート】病と暴力を軸に賃労働を捉え直す 在野の哲学者・文筆業 栗田 隆子
断捨離という言葉が流行って久しいが、もっぱら捨てるに徹している日々。そして私の部屋がぐんぐんきれいになっている。 同時に社会活動で出会った人間関係の一部に終止符を打ったり、距離を置いたりした結果、みるみる寛解の道を辿 …
風営法改正の全国的運動へ 文筆家 真澄蓮
踊らせた罪? 時代遅れのダンス規制 2012年、DJが流す音楽に合わせてダンスを楽しむ「クラブ」の老舗「NOON」が「風俗営業の許可なく客にダンスを踊らせた罪」で摘発された。この事件をきっかけに広がった風俗営業法(以下 …
【文化欄】「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2018」代表 松永弥生さん
一般社団法人痴漢抑止活動センターは、今年で4回目の「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2018」を実施。協賛は(有)ミノルサービス、大阪市男女共同参画のまち創生協会、大阪弁護士会の後援、Osaka Metro日本橋管区駅 …