「ムダを省き、経済の長期低迷を解消する」と訴え、支持を集めた維新による府政が今年で10年目。大阪府・大阪市は万博・カジノの招致に沸き、W選挙を目前に混迷の極みにある。市民連合高槻・島本連続講座 第6回、立命館大学政策科学 …
「闇に消される」3・11事故の健康被害者・避難希望者に光を 「ゴーウエスト」下澤陽子(2014年、東京→神戸へ家族避難)
私は、原発事故後に東京で娘の体調が非常に悪化し、医師に「被ばく影響が疑われる」ということで転地を勧められて、神戸へ避難しました。娘の体調は回復し、避難者活動へ参加しました。 福島だけでなく、関東・首都圏も広範囲に放射能汚 …
民主主義の根幹に関わる水道民営化、日本は逆 チーム北摂 森理江さんインタビュー
昨年7月、水道法が改正された。新自由主義を進める安倍自民政権は、「規制緩和」を推進。法改正によって、水道事業に民間企業が参入し、企業と自治体との「コンセッション契約」が促進される内容が含まれている。 必要不可欠で、人権 …
【関西生コン反弾圧集会】組合潰しのための政治的弾圧 編集部 山田洋一
3月10日、大阪市西区民センターで、右記集会が行われた。昨年7月、滋賀県警組織犯罪対策課が、県内の生コン協同組合の理事らを逮捕したのを発端に、今年3月10日までに延べ62人(再逮捕を含む)が逮捕され、38名が起訴されると …
【沖縄】県民投票 沈黙する人々が意思表示 沖縄県 豊見城市 田場典篤
辺野古新基地建設の是非を問う県民投票は、投票率52・48%、埋め立てに「反対」が43万4千票余で、投票総数の7割を超えた。県民投票実施前、沖縄市、宜野湾市、うるま市、石垣市、宮古島市では、(1)普天間基地の危険除去への意 …
【沖縄】県民投票への地道な活動 稲垣絹代(名護市民)
1月26日、辺野古ゲート前で県民投票キックオフ集会があり、3000人の参加者があった。基地を見下ろす高台まで人がぎっしりで、まさに島ぐるみ闘争である。翁長タケハルさんが「三択でも十択でも百択でもやることは同じ。反対に○を …
「皇族システム」と東京五輪 鵜飼哲さん(一橋大学教授)インタビュー
2月11日、「『戦争する国』も『神の国』もゴメンだ!」集会とデモが大阪市内で開催され、350名が参加した。建国記念日に反対し、「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワークが主催。今年は天皇代替わり …
3人を即時釈放せよ!抗議声明
反天皇制闘争への不当弾圧を跳ね返して闘いぬくぞ! 2月21日、大阪府警淀川署は反天皇制を闘う3人の仲間を「詐欺罪」「犯罪による収益の移転防止に関する法律違反(マネロン)」容疑で逮捕した。昨年10月、同容疑で全国8カ所を …
救援カンパを訴えます 労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会
連帯労組関生支部(全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部)に対し、大阪府警、滋賀県警による大弾圧で、再逮捕も含めて多数が逮捕されました。 大阪府警や滋賀県警は、連帯労組関生支部=民事介入暴力集団と規定し、正当な …
【座談会】企業倫理の劣化を進めた株主のための短期利益優先主義 松久寛さん(縮小研)/Aさん(化学メーカー元技術役員)/Bさん(製造メーカー元技術者)
「カリスマ経営者」と賞賛されたカルロス・ゴーン元CEOの逮捕は、企業幹部のたかり体質を暴露した。解雇・賃下げ・労働強化を核とするコストカットを命じながら、社員の努力と犠牲で稼ぎ出した利益を私物化し、いまだに開き直ってい …
【時評短評 私の直言】軍国主義の教訓忘れた過去最大の新防衛大綱と軍拡路線 柿山朗(元外航船長/元海員組合全国委員)
2018年12月、政府は、新たな防衛力強化の指針「中期防衛力整備計画(中期防)」を決定した。特徴的なのは、(1)護衛艦いずも型2隻の空母への改修、(2)最新鋭ステルス戦闘機(F35)の購入、うち18機はいずも型空母へ積 …
【論説委員会】移民問題は近代国家の先を考える普遍的テーマ 論説委員・津田道夫
移民をタブー視する安倍政権 1月の論説委員会のテーマは「移民」。昨年、自民党が採決を強行し、入管法の改正を実行した。産業界に蔓延する人手不足の解消に迫られて、ついに単純労働の現場にまで「技能実習」「留学」を口実に外国人 …
関生弾圧抗議声明
●滋賀県警による不当捜査・不当逮捕 2月5日、早朝5時から滋賀県警による関生支部への刑事弾圧がおこなわれました。県警は、役員・組合員13名の自宅を家宅捜査したあと、「恐喝未遂」の容疑で逮捕したのです。さらに、長期勾留さ …
JR島本駅前開発 高層マンション建設計画 マコーレ(島本町町民)
2018年3月、島本町議会予算案の採決直前に、前代未聞の出来事がおきた。突然、自民・維新・公明の議会過半数の議員が議場を一斉に無言で退席し、議事を5時間の間止め、申し合わせたように議長室の中に集まり、総務部長や町長を呼 …
#MeToo としての鈴木聖也氏「署名記事」早大大学院セクハラ問題を読み直すために 莠 きいろ (文芸同人作家、大学院生「社会運動研究」)
職務上の地位を利用し性的な関係を強要する行為=セクシャルハラスメント。社会的な地位が高い人物による加害が度々報じられており、昨年12月に発覚した、フォトジャーナリスト広河隆一氏がジャーナリスト志望の女性に性的な関係を強い …